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プロ意識2(元彌) |
2005.11.20 01:39 |
今回のハッスルマニアの成功のキーワード「プロ意識」に焦点を当てて検証する本ブログ 第二回目は、和泉元彌を特集したいと思います。
和泉元彌がハッスルに参戦することを聞いたとき、正直言って不安でした。 マスコミでこっぴどくバッシングされた「あの」モトヤです。 何をするにも母親の顔色を伺い、脆弱で軟弱なイメージ、 そう豊臣秀頼のようなイメージがありました。 「あの」モトヤがハッスルのリングに立つという姿が全く想像できませんでした。
試合前の舌戦もいわゆる既定路線をそのまま歩んでいる印象が強く、 試合に対しても全く期待しておりませんでした。 しかし試合当日は「ダブルブッキング」「ヘリコプター」「マザコン」などの本人にとっては マイナスイメージを逆に利用した戦略をとり、いい意味で期待を裏切ってくれました。 さらに試合が始まってみると、彼が事前にきちんと練習していた様子が伺えるシーンが 次から次へと展開されました。
もちろんケンゾーの支えもあってのことですが、 最終的にモトヤコールを受けるまでになったのは、彼のひたむきさが節々に感じられたことも 大きいのではないかと思うのです。
そういった彼の真剣さは、試合後の会見でも伺うことが出来ました。 試合に勝ったことに対する喜びではなく、無事に役目を果たすことが出来た充実感 ホームグラウンドではないリングという全く異なる世界に 傷をつけずに終わることが出来た安堵感 ハッスルファンという普段の客筋と全く異なる層に存在をアピールできた満足感 こういったものがにじみ出ていました。爽やかな青年の姿がそこにありました。 モトヤは、自分が素人であることを十分に認識し、ハッスルというものに対して きちんと敬意を払い、必死になって自らを鍛え、大舞台に怖じけることなく 自らをきちんと表現できたと思います。
良く使う言葉ですが、「トコトンまでやる」という表現があります。 役者は、舞台の開幕直前には様々な不安に襲われます。 「ああ、あそこの場面は巧く出来るだろうか?」 「台詞回しは完璧だろうか?」 「立ち位置は大丈夫だろうか?」 こういったプレッシャーに潰されそうになりながら、必死に幕が開くのを待ちます。 でも、これまでの十分な稽古を、何十回何百回と積み重ねた練習を 心の中に体の中に刻み込んだ成果を想い、 「出来る。自分なら出来るんだ。やれることは全てやった。後は出し切るだけだ」と 最後に、「ゆか(床)をトン」と蹴って舞台に向かうのです。 「ゆか(床)をトン」が出来れば、あとは舞台に立つだけです。 そこまでやって「床トンまでやる」というのです。
今回、モトヤは「床トンまでやった」のではないでしょうか? |
ゲスト DEBU さん 2005.11.20 03:27 |
はじめましてぼうぼうさん&ベイベー わたしもそんなベイベーほしい・・・
元彌様のご活躍は「床トンまでやった」どころではないですよ! 「床トンしたら床が勢いよく裏返ってしまった」くらいのご活躍だと思っています |
ゲスト 大五郎 さん 2005.11.20 15:09 |
なるほど、「とことんまでやる」の由来はそういった意味でしたか。 非常に勉強になります。 これからも「ぼうぼうのひとくちメモ」の掲載、是非お願いします。 |
the9th 2005.11.20 23:15 |
ここまで学術的、論理的な内容に感動すら覚えます。 昔は私も論理に基づいたハッスルブログを書いていたような気がしますが、ここんとこかなりヤラれてきてましてうまくいきません。
まぁ、いいか。 |
ひとりモンスター 2005.11.21 00:15 |
すいません、大五郎さんのコメントでようやく意味を理解しました・・・・ |
ひとりモンスター 2005.11.21 00:16 |
↑よく見たら本文でも明記されてましたね・・・・すいません・・・・酔ってるのかもしれぬ・・・・ |
2005.11.21 12:20 |
↑ アカデミックな内容に対する、常連さん達のあわってぷりが素敵です。 |
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