ハッスル通信

「彼はプロレス界の太陽。ハッスル軍に絶対欲しい!」
TAJIRI、新日本プロレス・棚橋弘至に仰天ラブコール!!

2009年6月28日

6月28日(日)、ハッスル軍のTAJIRIが緊急会見を開き、新日本プロレスのエースで現IWGPヘビー級王者の棚橋弘至に対して、「ハッスル軍にどうしても欲しい!」と獲得表明を行なった。


6月28日(日)、東京・JR渋谷駅ハチ公口広場『渋谷時代祭』特設ステージにて開催された7・26『KYORAKU presents ハッスル・エイド2009』(両国国技館)のプロモーションイベント『ハッスル・ランド〜6.28 in 渋谷時代祭〜』の中で、「ハッスルに地殻変動を起こすかもしれない、ある重大発表があります」と予告したハッスル軍のTAJIRI。

このTAJIRIの発言によって、イベント終了後に急遽開かれた会見で、TAJIRIは「最近ちょっと研究のために、後楽園ホールに行っていろんな団体の試合を観てるんですが、ある団体で物凄くいい選手を見つけちゃったんですよ」と話を切り出すと、「その選手が誰かと言うと、新日本プロレスの棚橋弘至選手です!」と、なんとTAJIRIの口から飛び出した名前は、“新日本のエース”で現IWGPヘビー級王者の棚橋だ!

続けて、TAJIRIは「聞いた話では、彼は“100年に一人の天才”と呼ばれてるみたいじゃないですか。カッコイイし、ビジュアルもいいし、プロレスのセンスもいいし、まさにプロレス界の太陽ですよ!」と、“太陽の天才児”と呼ばれる棚橋を大絶賛! すると、次の瞬間、誰もが耳を疑うような仰天発言がTAJIRIの口から飛び出したのだ!

「ぜひ彼を、我がハッスル軍にどうしても欲しい!」

集まったマスコミが一様にして驚きの表情を見せた、TAJIRIの棚橋獲得表明。まだ棚橋本人にはこの意向を伝えていないと言うTAJIRIは、「このラブコールを聞いて、彼がどう思うか」と、今回の緊急発表によるマスコミ報道でもって、まずは棚橋の反応を確かめたいという旨を明かすと、「ぜひハッスルの太陽になってもらいたい!」と、ダメ押しのラブコールを炸裂させる!

ハッスルにとって、棚橋と言えば、2004年11月に、当時所属していた小川直也が“ハッスルK”川田利明とタッグを組み、新日本・大阪ドーム大会に参戦したときの対戦相手が棚橋である(棚橋のパートナーは天山広吉)。しかも、この試合後、ハッスルポーズを決めようとした小川が、新日本のレスラーたちによってこれを阻止されて以降、新日本にとって“ハッスル”はまさにタブーと言ってもいい存在となっていたのだ。

その一方で、棚橋獲得に向けて、ハッスル軍にとってはプラス材料になることもある。実は、ハッスル軍のRGと棚橋は、名門・立命館大学出身で、さらに学生プロレスの先輩と後輩の関係にあったのだ。それだけではない、なんとハッスル軍に復帰したばかりのHGは、学生プロレス時代に棚橋と対戦経験があり、しかもこの試合は伝説の名勝負として、今もなお語り継がれているというのだ。

このように、ハッスルとは何かと縁がある棚橋だが、TAJIRIは「いやらしい策略じゃなく、本当に惚れました。世界中どこを探しても、あれ以上の逸材はいないんじゃないかな」とベタ褒めすると、「本人が闘いたいと言えば、それは本人の人生なんだから」と、団体同士の因縁等は一切関係なく、あくまでも棚橋本人の判断に任せることを強調した。

もし、棚橋獲得が実現すれば、ハッスルの勢力図に大きな地殻変動が起こるであろう、TAJIRIによる仰天ラブコール。はたして、棚橋から返事は帰って来るのか!?