ハッスル通信

自称“ちょいワルGM”のRGMが懇親会を開催(後編)
「僕がさんまさん的な役割を担い“役者は揃った”感じ」

2006年4月20日

 4月14日(金)都内某所でRGMがDSEの社員を引き連れて懇親会を行った。好物のとんかつをたいらげ、RGMもかなりご満悦の様子。引き続き、『ハッスル16』の見所や、カイヤ参戦について語った。そして、マーク・コールマンを復活させることを示唆した。


――DSEの社員もいい感じで仕事がはかどっている中、『ハッスル16』大阪大会が迫ってきました。見所をお願いします。

見所は何と言っても、試合後のマイクだろうね。

――え〜! いきなり試合後ですか?

試合は凄いメンバーでやるわけですから。2人ぐらいXで僕の知らない選手が出るわけですけど。試合に関して、僕は安心していますよ。どっちが勝ってもいい。僕は総括的にハッスルを見ているからね。盛り上がればいい。その後、笑いの本場の大阪で、誰が一番ウケるのか、これですよ。今は正直言って、総統とモンスターKがウケすぎている。笑いのテクが上がっている。そこに、下ネタを使いすぎてちょっと不発に終わっているHGがどう絡んでいくか? 違う一面を見せていくか? そこですね。

――そのトークバトルにRGMはどう絡んでいくのですか?

僕はオープニングで客席との一体感をあおった後は、もう総合プロデューサー的なものとして、一番誰がウケているかというのを後ろの方で見ているだけです。

――高みの見物ですね!

注目はもう一人。HGの代わりに最近ウケてきたTAJIRI選手。新しいタイプのお笑いを運んできましたよね。おぎやはぎさん的な。引いた笑いを提供出来る貴重な人材なんでね。ハッスルはレスラーも多様化しているし、お笑いも多様化。もはやハッスルは笑いのるつぼ的なところがあるよね。芸能界の縮図的なところがある。どうですか? このハッスルの充実ぶり。で僕がオープニングで、明石家さんまさん的な役割を担う。もう“役者は揃った”っていう感じですよね。

――今の成功を誰に伝えたいですか?

大阪で僕も10年間ぐらい芸能活動をやらせてもらったけど、正直何も残していない。凱旋といってもピンとこない。みんな僕のことを知っているかどうかも分からないけれども、そんな僕でも、僕のことを見守ってくれた先輩方、スタッフ、社員のみなさん、バイトをしていたエロビデオ視聴室の社長さん、みんな見に来ると思うので「僕、成功しましたよ」っていうのを見せたいですね。

――大阪大会で出場するという、モンスター軍・Xの正体はどういうのを予想されますか? DSEの社員の方は掴んでいるみたいなのですが。

(DSE社員に向かって小声で)誰? 某雑誌ではXだから元X JAPANのYOSHIKIだとか、TOSHIじゃないの?といってシーンってなったけども……(突然思いついたように)あっ! WWFに出ていたX-Pacじゃない?

――はい?

X-Pacだ、絶対! X-Pacが昔使っていたリングネームの「1-2-3キッド」で来るんだよ。これこれ! これが絶対にくる!

――興奮気味のRGMとは正反対に、DSE社員のみなさんが恐ろしいほどドン引きですが……空気を変える為に、別の話題にしましょう。カイヤさんの参戦も決まりましたが、どう思われますか?

あれ、違うの? カイヤは好戦的な人だと思うので、飢えた野獣のようにリングに放つと凄く動き回る感じで面白いですよね。あと、正直ハッスルがセクシー路線で手薄になっている。インリン様が離れているので、そこを埋めて欲しい。爆乳を活かさない手はない。衣装も露出の激しいものにして、パイオツでビンタするとか。パイオツで窒息死させる技だとかね。パイオツで挟んでのフランケンシュタイナーとかね。色々使えるよね。

――「とにかく強い男とやらせろ」っていうアピールをしていましたが、相手はRGMしかいないと思うんですよね?

僕ですか? 僕と試合すると、張り手百連発とかにならないですか?

――カイヤさんの一方的な(笑)

そういう展開になりそうな(苦笑)。そうなるとただのSMプレイみたいになってしまうので、がっちりしたデカイ人を相手に選びます。

――誰と当たったら面白いですかね?

(しばしの沈黙)……例えば、藤井軍鶏侍選手とかね。

――よりによって軍鶏侍選手!

あれ? ダメ!? 他にも浩子前GMとの“パンティーブラマッチ”なんてどうですか? 見たいんじゃないですか? 世の殿方は。

――RGMはゲイなのに興味があるのですか?

僕はリアルゲイなので興味ないです。でも、マーク・コールマンは是非復活させたいですね。

――コールマンには何をやらせますか?

コールマンには試合前に無茶苦茶ウォーミングアップしてもらいます。そして、アップしているところを映像にとります。でも、試合がないっていう。(笑)延々としてもらいます、毎大会。

――それは凄い試みですね!

PRIDEで「あの人試合ないのに、何しているの?」っていうVTRがあったんですけれども、あれで僕は本当に腹がよじれるほど笑いました。ただ残念ながら、PRIDEはコールマンの面白さを活かせていませんでした。彼はハッスルに向いていると思います。フィル・バローニも、ケビン・ランデルマンにも来てもらって、毎大会しっかりアップしてもらうのです。でも、試合は毎回ありません。それを名物にして『ハッスル・エイド2006』でもやります。そして、会場内に桑田ロードみたいにコールマンロードを作るのです。コールマンが走っているところを見学できるのです。それを一人300円ぐらい取ったら儲かるでしょう?

――安いですね(笑)最後に『ハッスル・エイド2006』に向けてのメッセージをお願いします!

RGMがさいたまスーパーアリーナにおじゃま〜、おじゃま〜……『おジャーマン』と思っているでしょ?

――はい(笑)、またですか?

違う違う! おじゃま〜、おじゃま〜、おジャパニーズ・レッグロール・クラッチホールド〜! 『ハッスル・エイド2006』をお楽しみに〜!

――店内が気まずい空気なので、さっさと撤収しましょう! おつかれさまでした〜。