
笹原初代GM、総選挙に向けて怪気炎!(後編)
「浩子もRGMも一貫した主義主張が全くない」
2006年5月3日笹原初代GMのインタビューもいよいよ佳境に。GM職復帰を願う笹原のGM論とは? 『ハッスル・エイド2006』で実現したいカードとは? 笹原初代GMの魂の叫びを聞け!
――話は変わりますが、後楽園ホールに姿を現さなかったRGMについてお聞きします。どういう感想をお持ちですか?
GMとしての仕事をしてないでしょうね。責任感が全くない。当日誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰るというのがGMの仕事ですから。会場に来ないっていうのは論外ですね! ありえないです。
――RGM政権で悪い点ありますか? 芸人を多用したり、大阪(ハッスル16)での吉本興業マッチを勝手に承諾したりする動きもありましたが
何かをやることに関しては、別にいいのです。例えば吉本芸人を出しますとか、こういうマッチメークを組みますとか、一貫した主義主張というのがあって、それで組まれているのだったらいいのですよ。しかし、この前の大阪や後楽園大会ではRGMの「こういう物をハッスルで見せたい」って思いが全く伝わって来ません。それがダメですね。
――もっと詳しく教えていただけますか?
例えば、和泉元彌さんを『ハッスル・マニア2005』(2005.11.3 横浜アリーナ)のリングに上げたり、HGとインリン様が闘いました。これというのは、一貫してやってきたものの集大成をハッスル・マニアで見せたいという主張があったと思うのです。ただ浩子もRGも、そういった主張が見えない。最高責任者として一貫した主義主張や責任を持ってやっているという部分が見えないので、それがダメだと思いますね!
――逆に良かった点はありますか?
全くないですね!(きっぱり) やっぱりGMって最高責任者じゃないですか。みんなに愛された方が良いと思いますよね。
――RGM本人はブーイングに満足していますが
あのブーイングはガチンコのブーイングですからね(笑)。例えば高田総統に向けたブーイングみたいにある種の愛情表現というか、どこかに親しみを感じるようなブーイングであったり、「この人が登場したらブーイングしましょう」みたいな感じでみんなで楽しんでいるブーイングとは違うと思います。もしかしたら、『あの人がいるからハッスルを見たくない』という人もいるかもしれないですから、GMとしては喜ぶべきものではないでしょう。
――GM総選挙が行われた場合に、浩子さんが復活する可能性もあります。浩子さんへの思いは何かありますか?
浩子さんにはちゃんとしたマニュフェストがあって、そこは評価して然るべきだと思うのですよ。もし浩子さんがGMに復帰して身を挺してハッスルを良くしていこうという気があるのなら、私を解任したことはなんとも思わないですね。そういう気構えがあるのであれば、誰がGMになってもいいと思います。
――笹原さんがGMに復帰した場合、なにか展望はありますか?
ハッスルはもっと責任感が大きくなると思います。地盤沈下しているプロレス界を盛り上げていくためには、当然ハッスルにかかる期待感が大きくなってくるでしょうし、業界全体を盛り上げるための責任が大きくなってくると思いますね。もともとハッスルはプロレスに対して真摯に向き合ってきました。今まで以上にプロレスのコアなファンを含めてプロレスに触れたことのない人たちにも、面白さを伝えていかないといけない。そう言った意味でも、将来設計を立てて「5年後どうしましょう」とか長いスパンで考えていかないといけないと思います。
――GMに再就任したら6・17『ハッスル・エイド2006』はどういう大会にしようと思いますか?
「ハッスルで地球を救え!」という大きなタイトルがあるワケですから、それを見た人がただ単純に「楽しかったな」で終わるのではなくて、さらに一歩進めて、ハッピーになった気持ちをさらに自分以外の誰かに伝えられるような大会になればいいな、と思います。
――組みたいマッチメークはありますか?
『ハッスル8』(2005.3.18両国国技館)で行われた島田二等兵と中村カントクの再戦ですね。今までやってきたハッスルの試合の中で一番可能性が秘められた試合だったと思います。あれをもう一回見たいですね。間違いなく自分の中で、5本の指に入る試合です。次やった時にどんな試合になるのか、全く想像がつかない。
――同じルールですか?
そうですね。あれは凄いですよ。試合が始まったと思ったら外での試合になって、別の試合の最中に2人の試合中継が入るという。しかもあの試合では、めちゃくちゃ金をかけて会場内に作られた、デッカイ滑り台も使われましたからね。
――24時間テレビのマラソン中継みたいでしたよね(笑)
あれはまさしくリング上の闘いとリング外の映像がシンクロしているワケですよ。今までやった試合の中では、一番お客さんの反応がよかったですしね。それも素人二人ですよ(笑)。コストパフォーマンス的にも最高ですよね。
――最後にGM復帰を願うファンにメッセージをお願いします。
皆様の期待に応えられるように頑張ります!
GMとしての仕事をしてないでしょうね。責任感が全くない。当日誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰るというのがGMの仕事ですから。会場に来ないっていうのは論外ですね! ありえないです。
――RGM政権で悪い点ありますか? 芸人を多用したり、大阪(ハッスル16)での吉本興業マッチを勝手に承諾したりする動きもありましたが
何かをやることに関しては、別にいいのです。例えば吉本芸人を出しますとか、こういうマッチメークを組みますとか、一貫した主義主張というのがあって、それで組まれているのだったらいいのですよ。しかし、この前の大阪や後楽園大会ではRGMの「こういう物をハッスルで見せたい」って思いが全く伝わって来ません。それがダメですね。
――もっと詳しく教えていただけますか?
例えば、和泉元彌さんを『ハッスル・マニア2005』(2005.11.3 横浜アリーナ)のリングに上げたり、HGとインリン様が闘いました。これというのは、一貫してやってきたものの集大成をハッスル・マニアで見せたいという主張があったと思うのです。ただ浩子もRGも、そういった主張が見えない。最高責任者として一貫した主義主張や責任を持ってやっているという部分が見えないので、それがダメだと思いますね!
――逆に良かった点はありますか?
全くないですね!(きっぱり) やっぱりGMって最高責任者じゃないですか。みんなに愛された方が良いと思いますよね。
――RGM本人はブーイングに満足していますが
あのブーイングはガチンコのブーイングですからね(笑)。例えば高田総統に向けたブーイングみたいにある種の愛情表現というか、どこかに親しみを感じるようなブーイングであったり、「この人が登場したらブーイングしましょう」みたいな感じでみんなで楽しんでいるブーイングとは違うと思います。もしかしたら、『あの人がいるからハッスルを見たくない』という人もいるかもしれないですから、GMとしては喜ぶべきものではないでしょう。
――GM総選挙が行われた場合に、浩子さんが復活する可能性もあります。浩子さんへの思いは何かありますか?
浩子さんにはちゃんとしたマニュフェストがあって、そこは評価して然るべきだと思うのですよ。もし浩子さんがGMに復帰して身を挺してハッスルを良くしていこうという気があるのなら、私を解任したことはなんとも思わないですね。そういう気構えがあるのであれば、誰がGMになってもいいと思います。
――笹原さんがGMに復帰した場合、なにか展望はありますか?
ハッスルはもっと責任感が大きくなると思います。地盤沈下しているプロレス界を盛り上げていくためには、当然ハッスルにかかる期待感が大きくなってくるでしょうし、業界全体を盛り上げるための責任が大きくなってくると思いますね。もともとハッスルはプロレスに対して真摯に向き合ってきました。今まで以上にプロレスのコアなファンを含めてプロレスに触れたことのない人たちにも、面白さを伝えていかないといけない。そう言った意味でも、将来設計を立てて「5年後どうしましょう」とか長いスパンで考えていかないといけないと思います。
――GMに再就任したら6・17『ハッスル・エイド2006』はどういう大会にしようと思いますか?
「ハッスルで地球を救え!」という大きなタイトルがあるワケですから、それを見た人がただ単純に「楽しかったな」で終わるのではなくて、さらに一歩進めて、ハッピーになった気持ちをさらに自分以外の誰かに伝えられるような大会になればいいな、と思います。
――組みたいマッチメークはありますか?
『ハッスル8』(2005.3.18両国国技館)で行われた島田二等兵と中村カントクの再戦ですね。今までやってきたハッスルの試合の中で一番可能性が秘められた試合だったと思います。あれをもう一回見たいですね。間違いなく自分の中で、5本の指に入る試合です。次やった時にどんな試合になるのか、全く想像がつかない。
――同じルールですか?
そうですね。あれは凄いですよ。試合が始まったと思ったら外での試合になって、別の試合の最中に2人の試合中継が入るという。しかもあの試合では、めちゃくちゃ金をかけて会場内に作られた、デッカイ滑り台も使われましたからね。
――24時間テレビのマラソン中継みたいでしたよね(笑)
あれはまさしくリング上の闘いとリング外の映像がシンクロしているワケですよ。今までやった試合の中では、一番お客さんの反応がよかったですしね。それも素人二人ですよ(笑)。コストパフォーマンス的にも最高ですよね。
――最後にGM復帰を願うファンにメッセージをお願いします。
皆様の期待に応えられるように頑張ります!