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HKB島根県支部長代行。モンスターK'こと佐藤耕平を熱く激しくねちっこく愛し、ハッスルファンにもゼロワンの面白さを布教するべく、勝手に「ハッスルブロガーZERO1-MAX普及委員会会長」に就任し活動中。会場内で「耕平〜！」と叫ぶ声には定評がある。実はクッシーの隠れファン。
佐藤耕平非公式ファンサイト
http://viva.bufsiz.jp/
崔領二非公式ファンサイト
http://saiborg001.nobody.jp/ |
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| スターゲイザー。 |
2007.03.29 15:02 |
多分、他の人から見れば、貴方は天上で数多（あまた）輝く、単なる星のひとつでしかないのだと思います。何故なら私達が見上げる夜空には、貴方よりも美しく輝く星も、遙かに大きく光って見える星も、たくさん存在するのです。ですが、私にとって貴方という星は、たったひとつの道しるべ、ずっと変わらずに北の夜空で瞬く星、ポールスターなのです。
けれども、時々、もしかして自分はとんでもない勘違いをしているのかも知れないと、疑心暗鬼に陥ってしまう事があります。私はあまりにも長く、一人でずっと深い暗闇の奥底に居すぎた所為で、眩いほどに輝きを放つ貴方を見た瞬間、卵から孵（かえ）ったヒナが一番始めに見たものを親だと思うように、勝手に貴方のことを自分の希望の星だと決めつけたのかも知れません。
それでも、私は貴方を唯一無二のポールスター、北極星であると信じ、貴方の元へ辿り着くべく、一人で小さな手漕ぎボートに乗り込み、荒れた海の中へと旅立ったのです。
でも、この頃は、曇りの日が続いて星が見えず、自分が一体、今どこにいるのかすら分かりません。たった一つ、貴方という星を頼りにして此処まで来たのに、私はその星を見失い、広大な海の中で迷い子になってしまったのです。
今日の海は、とても荒れています。もうボートは転覆寸前、厚い雲に覆われた夜空には、星はおろか月の明かりさえ見えません。
それでも私は、ボートにへばり付いてでも、この荒波を乗り越えなくてはなりません。もしかして自分は、間違った場所に辿り着こうとしているのかも知れない。むしろ、初めから貴方はポールスターなどではなく、単なる星のひとつに過ぎなかったという残酷な真実が待っていても、私はそこに辿り着かなければならないのです。
何故なら、貴方は私を救ってくれた、唯一の人なのです。貴方に会う前、私は孤独で、死ぬことしか考えていませんでした。死のう、死のう、明日死のう。明日が無理なら明後日、何があっても絶対に死のうと、ずっとずっと思い続けてずるずるとここまで生きてきたのです。生きている自分が厭で厭で仕方がなかった。自分は誰にも必要とされていないと思っていた。自分の存在意義すら見出せず、どうやったら楽に死ねるのか、そんな事ばかり考えている日々を過ごしていたのです。
そんな自分を何とかしようと、病院に行ったり精神安定剤を貰って飲んでみましたが、大した効き目はありませんでした。鬱病は長くかかるかもしれないけれど、必ず治る病気ですよ――お医者様のそんな言葉は、私の耳を虚しく通り過ぎるだけ。私が本当に欲しかったのは安定剤でも抗鬱剤でもなく、ベラドンナやストリキニーネという劇薬だったのです。
でも貴方は、その眩い輝きで、死に取り憑かれていた私を救ってくれた。お医者様にも両親にも、友人にも出来なかった事を、貴方は世界でただ一人、それをやってのけたのです。
覚えていますか。私は貴方の誕生日の数日前、滑稽なほど震え、どもりながら拙い言葉で、貴方の闘う姿に生きる力を貰ったと伝えたことを。貴方はその言葉にとても喜んでくれて、私の右手を両手で掴み、ぎゅっと握ってくれましたね。そんな他愛のないやりとりなんて、きっと貴方は覚えていないかも知れません。でも、あの時の貴方の笑顔は、きっと偽りじゃない。そして、私は、あの時の手の温もりをずっと心の支えにして、ここまで生きていられたのです。
今日は曇り。相変わらず目を凝らせども、北の天上にある筈の貴方の姿は見えません。そんな時、私は何もかも虚しくなって、ずっと漕いでいたオールを投げ出し、自ら荒れた海の中へ飛び込んでしまいたくなります。
貴方はポールスターじゃないかも知れない。
ボートを漕いで辿り着いた場所は、約束の地などではないのかも知れない。
それでも私は、夜空を見上げて貴方を探すのです。
それでも私は、オールを漕いで果てしなく遠い彼の地を目指すのです。
貴方という星を追うのにいつか力尽き、果てる日が来るまで、私は宛てのない航海を続けます。
貴方がポールスターでなくともいい。
貴方は、私に希望を与えてくれた。
それだけは、紛う事なき、真実なのですから。
佐藤耕平選手へ、愛を込めて。 |
| ゲスト イッポン７！！ さん 2007.03.29 16:29 |
僕は前、小さな虐めを経験しました。
でもそんな時ちょうどＴＡＪＩＲＩさんが日本に帰って来たときにソラワタルさんと同じ感情が芽生えてきました。その後ＷＷＥ時代のＴＡＪＩＲＩさんを見たときにその感情の芽は花を咲かせました。
大きな外国人に立ち向かっていく一人の日本人。
でもひけをとらない。どんな相手にもバズソー一発を
叩き込み３カウント。でも決して’’魅せる’’プロレスを忘れない。そんな姿を見てるうちにそいつらと戦おうという決心が生まれました。次の日、学校でふざけて殴られたとき僕は言葉で対抗しました。言葉の力を信じて。するとそれを見ていた一人の奴がやめろ！！と助けてくれました。そいつとは今でも。これからも親友です。こんな出会い、そして僕の心に一輪の花を咲かせてくれたＴＡＪＩＲＩさん。
僕はボートなんていう立派なものではなく浮き輪でしょう。それでも僕はあなたにたどり着こうとしています。ソラワタルさんにはどこかの海で出会うかもしれません。その時はぜひ助け合って乗り切りたいと思っております。長文失礼いたしました。 |
| ゲスト ソラワタル さん 2007.03.29 17:39 |
TAJIRIさんも凄い選手ですよね。巧い上に面白い試合をしてくれる、真のエンターテイナーだと思います。
ちなみに現在、耕平選手はまたしても左足を負傷して欠場中なんですよ。試合が見れなくてとても辛くて、思わずこんな思いを文章にしたためたのですが、思わぬ共感が得られてとても嬉しいです。
選手の闘う姿って、本当に美しいですし、力を貰えますよね。ずっと生きることを諦めていた自分に、その闘う姿で生きる力をくれたプロレスラーの皆様には、感謝してもしきれないぐらいです。
イッポン７！！さんも、良い選手に巡り会えて良かったですね。TAJIRIさんが生んだ友情、是非とも大切にして下さい。そしてどこかの海でもし会うことがあったら、その時はお互い、心の底から笑い合う事が出来ると思います。コメントどうも有り難う御座いました！！ |
| GATA 2007.03.29 22:21 |
忘れないで欲しい。
オールは君の大切な友達。君が漕いでいるボートは君を支えてくれる沢山の仲間の暖かい手。
君は決して一人ではない。もし「ひとりぼっち」だと思ってしまうのなら、そうした仲間の存在に気がついていないだけ。
なぁーんちって、自分でもケツが痒くなるような文章を書いてしまいました。わははははは。 |
| ゲスト ソラワタル さん 2007.03.29 22:32 |
ううっ……とーちゃのバカッッ！！！
コメント読んでて思わず泣いちゃったじゃないかよう…；
そうですよね。たまにしか逢えないけれど、私にはかけがえのない、大事な仲間がいるんですよね。もちろん、忘れてなんかないですよ。GATAとーちゃを初めとするHBKの皆様、そして耕平選手が縁で知り合った皆様には、常に感謝しております。ありがとう。
……みんなと出逢えて、本当に、本当に嬉しいです！！ |
| ゲスト イッポン７！！ さん 2007.03.30 00:29 |
たびたびすいません。
僕はまだ皆さんにあった事がないけど皆様にささえられ、ささえる存在になりたいとおもっております。
海を旅している時に大陸を見つけて、ひとりぼっちかと思っていたらみんなを発見。なーんでいたんだ。と笑顔ではなす。その大陸の空には満点の星空があることを願っております。 |
| ゲスト イッポン７！！ さん 2007.03.30 00:30 |
修正します。
なーんで、ではなく、なーんだです。
すいませんでした。 |
| ゲスト ソラワタル さん 2007.03.30 17:33 |
| 本当ですね。いつか満天の星空の下で、皆で楽しく騒ぎたいものです。イッポン７！！さんはかなり遠い所に住んでますし、学生さんなのでなかなかその日が実現するのは難しいかも知れませんが、いつかハッスルの会場でお会いできる日を楽しみにしております！その時までハッスルが続いていると良いですね…。 |
| ゲスト 山形からの手紙 さん 2007.03.30 21:35 |
おひさです。
人間は自分の身におこることからは逃げ出したいのに人が困ってると背中おしたくなる変な生き物だとおもいます。
背中押されたことが苦痛になることもあるし、助けになることもある。ようは一人ひとりのとらえかたなんだよね。
ソラさんには耕平が道標なんかもねー。
信じた道、お互い歩もうね?テ |
| ゲスト ソラワタル さん 2007.03.30 21:59 |
どうも、お久しぶりでございます！
今から一年前は、ゼロワンも知らなかったし、佐藤耕平という選手がいる事も知らなかったぐらいなのに、気付けば彼の事がとても大きな心の支えになっていました。たった一年前の事なのに、今では遠い昔のような気がします。
背中を押したり押されたり、人生も人間も色々ありますが、きっかけも色々なんですよね。私にとってはそれがプロレスであり耕平選手であったんですが、人生を変えるきっかけなんて、その辺にゴロゴロしてると思います。ただ、それに気付くか気付かないか、なんでしょうね。
こうしてブログで知り合ったのも、何かの縁だと思います。山形からの手紙さん、これからも宜しくお願い致しますね！！ |
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