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ケンドーヤシン
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ちっちゃい頃から(?)筋金入りの変態ハッスル信者。自称・ハッスルの煽りブロガー。火のない所に煙を立ててブワンブワン煽りつつ、根っからのツッコミ気質でハッスルの重箱の隅をつんつん突いていきます。

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プロレスラーが本当に強い、八百
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ハッスルのサイコロジー 2008.01.15 13:47
現在発売中の雑誌『kamipro Special 2008 SPRING』に「ハッスル発バック・トゥ・レスリング」としてTAJIRI選手、アン・ジョー司令長官、島田二等兵のインタビューが掲載されています。
そのお三方が口を揃えて唱えているのが「サイコロジー(心理学)」というキーワードです。つまり、レスラーはリングの上から観客の心理をコントロールすることにより試合および興行を成立させている、というのです。
そもそものプロレスはサイコロジーにより構築されているものだったのです。
そういう意味で、サイコロジーを実践しているハッスルこそプロレスである、と言えるのです。

ここからは私の個人的な解釈です。

落語家の故桂枝雀師匠は「笑いは『緊張の緩和』により発生する」との理論を完成させたことで有名です。
私はこの「笑い」を「満足感」に置き換えることで、あらゆるエンタテインメントにも当てはめる事が出来ると思っています。ここでいうエンタテインメントというのは「興行としてのプロスポーツ」も該当します。
すなわち、プロレスにおける満足感も「緊張の緩和」から得られる、と言う事です。

では、プロレスではどのように「緊張」と「緩和」を得ているのでしょうか。

現代日本型プロレスでは「技」と「受け」により「緊張」と「緩和」を同時に得ていると言えるでしょう。
次の技、次の技と少しずつ「派手さ」や「危険度」を増していくことにより大きな「緊張」を得ます。
最終的にフィニッシュホールドで最大となった「緊張」を「緩和」することで試合が完結します。
しかしこの手法には1つ大きな問題があります。それは「派手さ」「危険度」がインフレを起こし、観客が多少のことでは「緊張」を得難くなってきているという事です。

一方、先述の「サイコロジー」によるプロレスはどうかと言いますと、
選手のしぐさや存在感、表情、声、間合い、試合展開によって徐々に観客の「緊張」を煽ります。
そして何らかの決着(「技」によるものとは限らない)により、それを「緩和」させるのです。
イベントが進行すると共に観客の期待感が増してゆくことでより大きな「緊張」を得ます。
最終的に増大した「緊張」はイベントの終結で「緩和」されるのです。

2つの手法とも「緊張」と「緩和」を繰り返しながら、徐々にさらに大きな「緊張」を得ていますが、
大きな違いは、前者がひとつの試合で完結しているのに対して、後者はイベント全体に渡っています。
もっというと、ハッスルでは「緊張」をイベント→シリーズ→エピソードと繋げているのです。

2007年、東京スポーツプロレス大賞ではハッスルからの受賞者はありませんでした。
確かに、一発の技やベストバウトと呼ばれるような派手な試合はハッスルにはあまり見られません。しかしそれは、ハッスルがスポットではなくイベント全体やストーリー全体を俯瞰しているからではないでしょうか。
多くのマスコミやファンの間ではどうも断面図的にしか評価されていないような気がします。
一部だけを見るのではなく、もっと全体を見渡して評価して頂きたいなと思います。


ゲスト kei さん 2008.01.15 15:43
僕もkamiproの2人の話を読んで感銘を受けました。(もともとハッスルは大好きでしたが)
またこのブログで既存のプロレスマスコミから評価を受けにくいんだろうなーというのが何となく理解できました・・・。
でも逆にプロレス的な感覚を持っていないであろう読売新聞から評価されているのを見ると、ハッスルってプロレス というジャンルじゃ収まらない、ジャンルレスなイベントなんだなぁと思いますね。


the9th 2008.01.17 02:13
特に、「強さ」のインフレはよくない。
より強い敵があらわれ、より強いものを求めていくなんてそれは宇宙のハテを想像していくのと同じこと(ある人のうけうりですが)。不可能なんです。必ず行き詰ります。

ハッスルでは「強さ」を求めていない。
勝ち負けではなく、より“ハッスル”できるかに最も重点が置かれています。
それは工夫次第で無限の可能性があります。

だから、楽しいんですよね。


ケンドーヤシン 2008.01.17 02:21
keiさん、私は少し逆説的に考えていまして、
元々プロレスはジャンルレスなものだったんじゃないかと思うのです。
それがいつの間にか「プロレスはこういうものだ」という風な定義されてしまったと。
ハッスルはその定義を外して原点回帰しようとしているんじゃないでしょうか。


ケンドーヤシン 2008.01.17 02:32
キュースさん、本来のプロレスラーの力量って説得力なんじゃないかと思うんですよね。
2005年ハッスル・マニアでインリン様に腕を極められた小川直也に「小川」コールが起こりましたが、
何の疑問もなく自然とそうさせる説得力がハッスラーにはありますよね。


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