ハッスル通信

『KYORAKU presents ハッスル・ハウス クリスマススペシャル』
川田×石狩の一騎打ち決定!?

2005年11月16日

 大興奮の『KYORAKU presents ハッスル・マニア2005』から約3週間。来月の24日&25日に控えた『KYORAKU presents ハッスル・ハウス クリスマススペシャル』の記者会見が行われた。

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 会見に出席した自称“敏腕”の草間GMは「ハッスル・マニア2005はおかげさまで大盛況に終わりました。その影響でハッスルの世間の注目度が非常に高まっています」と挨拶。「ハッスル・マニア以上のエンターテインメントをお見せ出来ると自負しています。期待してもらって構いません」と自信満々の草間GMが発表した今回のクリスマススペシャルのサブタイトルは以下の二つ。


12月24日
KYORAKU presents ハッスル・ハウス クリスマススペシャルpart.1 『HARD GAY'S NIGHT フォーー!!』

12月25日
KYORAKU presents ハッスル・ハウス クリスマススペシャルpart.2 『涙のラストM字ビターン』

 24日はハッスル・マニアでのHGの功績を称えての大会となり、HGの来場も決定。現段階ではHGの試合が組まれるかどうかは未定とのことだ。
 25日は見ての通り、インリン様がメインの大会だ。HGの活躍の裏で最も被害をこうむったのがインリン様。プロレスデビュー戦のHGに白星を献上し、非常にショックを受けているというインリン様は、何と今後の試合のオファーをすべて断っているという。しかしインリン様はハッスルにとってはなくてはならない存在。草間GMは必死の説得により、何とかインリン様に2005年の最終イベントに来場してもらう承諾を得た。今大会ではインリン様からファンに向けて何らかのメッセージが用意される予定だという。
 まさに今年一年のハッスルを締めくくるような大会となったのだが…「ちょっと待った」と、ここで石狩太一が乱入。どうやらこの大会に自分がラインナップされてないことに怒っている様子だ。「この前の青森大会と後楽園が盛り上がったのはぶっちゃけ、僕のおかげ」と偉そうな口を聞く石狩。「だから僕を主役にしてよ」と無理難題を草間GMに押し付けたのだ。

 確かに石狩の言う事も一理はある、と草間GM。しかし大会の主役を任せるというのはまた別の話と、石狩参戦を渋る草間GMだったが、石狩は「だったらなんでハッスル・マニアに出してくんないの? おかしいでしょ?」と全く聞く耳を持たない。それどころか「俺はダルマの川田と1勝1敗で決着が着いてないから、あのダルマと試合を組んでよ」と、何と川田とのシングルマッチをぶちあけたのだ。
「ねえ、草間っちゃん」と輝く草間GMの頭を撫で撫でする石狩。このうざったさにはさすがの草間GMも根負け。「分かりましたよ! だったら石狩くんと川田さんのシングルマッチをどちらかの日にやりましょう」と、石狩の要求を呑んだのだった。
「みんな聞いたよな」と記者たちの草間GMの言葉を確認した石狩は「おい、川田。もう“さん”付けなんかで呼ばねえぞ。俺が勝ったら今度はお前が俺の付き人になれ。俺がお前の捻じ曲がった根性を矯正してやる」と、わけの分からない自信をみなぎらせた。さらに岸本2代目PRを「ドラム缶」呼ばわりし、川田の写真を持ってこさせると、「コノヤロー!」とその写真をビリビリと破り踏みにじった石狩。しかしカメラマンのことを全く考えず、写真を手にするなりいきなり破る捨てたため、せっかくの勇気ある行動が写真に収まった可能性はかなり低いのだが…とにかく川田への怒りをぶつけた。
 さらに今から山篭りに入るから、と「取材とテレビ出演は断ってくれ」と的外れな言葉を言い残し石狩は去っていった。そんな石狩の後ろを姿を見て「あれじゃ川田さんも大変だよ。これじゃハッスルもどっかの子会社になっちゃうよ」と、かつて在籍した某老舗団体を憂う草間GMだった。
 とにもかくにも川田×石狩の一戦がGM裁定によって決定した事は事実。大会のサブタイトルにもなっているHGやインリン様の動向はもちろんのこと、遂に実現する禁断(?)の師弟対決も面白くなりそうだ。

関連人物:石狩太一“モンスターK”川田利明
関連リンク:ハッスル・ハウス 〜クリスマス・スペシャル〜チケット情報はこちら!