ハッスル通信

11・15『ハッスル・ハウスvol.21』でRGが3Dと激突
NOSAWA&MAZADAが坂田に対戦アピール!

2006年11月7日

 11月7日(火)東京・表参道のDSE事務所にて、11月15日(水)後楽園ホールで開催される『KYORAKU presents ハッスル・ハウスvol.21』と、11月23日(祝・木)横浜アリーナで開催される『KYORAKU presents ハッスル・マニア2006』の記者会見が行われた。会見には坂田GMWが出席し、次の後楽園大会で補佐官のRGとチーム3Dを対決させることを発表。するとそこに『ハッスル・マニア2006』で坂田GMWとの対戦をアピールする東京愚連隊が乱入! 東京愚連隊とは一体何者!?

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いよいよ来週に迫った『KYORAKU presents ハッスル・ハウスvol.21』。そして『KYORAKU presents ハッスル・マニア2006』も開催までのカウントダウンが始まった。
 そこで坂田GMWから2つの大会に関して発表が!
「いよいよハッスル・マニアが迫ってきた。これまで、あえて情報をおさえてきたが、これからどんどん情報を出していくからな。マスコミの諸君には是非、協力願いたい。今日はまずはこの告知からだ!」
 11月12日(日)、都内某所にて『ハッスル・マニア感謝祭 06’超豪華!クイズ決定版』が開催される。あなたのハッスルに対する“知力・体力・時の運”を試してみませんか? 優勝者には、チーム3Dと一緒にサムライTV「Sアリーナ」への出演権が与えられる。なお、当日はゲストとしてTAJIRI、KUSHIDA、\(^0^)/チエも登場する。ハッスルファンはぜひ、奮ってご参加を。※詳しくは、オフィシャルサイトをご確認下さい。
「何度も言うが、俺様の方針はハッスルをファン参加型のイベントに
進化させることだ。近々、発表するが『ハッスル・マニア2006』では、ファンと一緒になって楽しめる企画をたくさん考えているのでそっちも期待してくれ」(坂田GMW)。
 続いて、同じく坂田GMWが『ハッスル・ハウスvol.21』での自分自身のカードを発表することに。
 前回の名古屋の『ハッスル20』では、坂田亘凱旋記念としてハードコアマッチが行われた。そこで坂田GMWは補佐官のRGをパートーナーに迎えている。これが意外や意外。RGの頑張りが光った試合で、この試合が今年のベストバウトにという声が上がるくらい巷では大絶賛されているのだ。

「ま、それも俺様のフォローあっての話だがな」と坂田GMWは得意満面。ここで坂田GMWは調子に乗って、次の後楽園大会でRGと3Dを対決させることを発表した。RGのプロレス選手生命はおろか、芸能活動も終わる可能性は大。RGの運命やいかに……。

▼11・15『ハッスル・ハウスvol.21』決定対戦カード
坂田亘 & 崔リョウジ with RG
VS
“チーム3D”ババ・レイ&ディーボン

「当然、あいつにはまだ一言も言ってねえ。この一試合で、腹一杯になること確実の美味しい試合だ。いいか? 絶対に見逃すなよ」と坂田GMWは、してやったりの表情でうすら笑いを浮かべた。

 また、下のカードも「ハッスル軍の中村カントクが俺のところに100回くらいしつこく頼んできたから、しょうがなく組んだ。まあ、どうでもいいが、何か理由があるんだろう」(坂田GMW)という理由で決定した。

▼11・15『ハッスル・ハウスvol.21』決定対戦カード
ハッスル仮面 レッド&ブルー
VS
ハッスル仮面イエロー&モンスター仮面ブラック

 するとそこに、会見場に怒鳴り声を散らしながらマスコミ陣とは違う、いかつい体格の男が二人乱入してくるではないか。
「おい! アホの坂田ちゅーのはお前か! なんじゃ、その趣味の悪いジャケットは!」いきなり坂田GMWのどぎついジャケットにいちゃもんをつける正体不明の男A。
「おい。頭のイタイファンが入ってきたぞ! 追い出せ!」坂田GMWは付き合ってはいられないとばかりに追い出そうとする。
 するとAは「ファンじゃねーよ、バカヤロウ! 俺たちはな、天下の東京愚連隊だ、知らねーのか? あん?」と食って掛かるではないか。

 ようやく二人の正体がわかったところで、説明しよう。東京愚連隊とは、NOSAWA論外とMAZADAが結成するタッグチーム。何事もなかったかのように仲間割れ、合体、解散、仲直り……を繰り返し、現在は全日本プロレスのリングで大暴れしている。今年3月には、同リングで開催されたJrタッグリーグ戦で見事優勝を飾っている。
「東京愚連隊? 知らねえ。ここは表参道だ。お前らみたいな田舎の暴走族が来るとこじゃねえ」と坂田GMWは軽く一蹴だ。
 すると、今まで一言も口を開いてなかった男Bではなく、NOSAWA論外は「いやいやいや、お言葉を返させていただきますが、GMの彼女より僕らの方が有名ですよ。僕たち東京愚連隊はアメリカ、メキシコ、イタリア、南極、世界中のいたるところのプロレス団体からオファーが殺到してるんですよ」と、見た目とは全く違う腰の低さで言い返す。
 東京愚連隊の風貌を見るに、どこをどう見てもワールドワイドに活躍しているようには見えない。納得するわけがない坂田GMWは「うそつけ! こっちは今、忙しいんだ。後でサインしてやるからとっとと帰れ!」
 一向に帰ろうとしないNOSAWA論外は「今日はお話があってここに来たんです」と話の要点を語り始めた。
「ハッスル・マニアで対戦相手募集してたじゃないですか? 僕たちでどうですか? GMが言われんじゃないですか? “俺とハッスル・マニアで闘いたい奴は名乗りをあげろ”って? だから、僕ら来たんですけど?」とNOSAWA論外は坂田GMWに対して対戦を要求。
「確かに言ったが、お前らじゃダメだ。帰れ!」全く相手にしようとしない坂田GMWが会見場を後にしようとすると、先ほどの威勢のいい男A、いやいや、MAZADAは「てめえ、ビビッてんじゃねえぞコラ!」とぶち切れモード全開だ。
 こう言われちゃ坂田GMWも黙っているわけがない。「ビビるわけねえだろ! ハッスル・マニアはな、ホテルに例えれば帝国ホテルだ。てめえらみたいな、粗悪品をお客様にお出しできるわけねえだろ! 身の程を知れ!」
 MAZADAも熱くなり、「何コラ! 粗悪品かどうか、今ここで試してみるか?」と臨戦体勢十分だ。
「今日は、ほんのあいさつに来ただけなんで。来週の後楽園に面接に来ます。結局、『ハッスル・マニア』で東京愚連隊と坂田GMがやることになりますから」と物腰低いNOSAWA論外は、怒るMAZADAを引き連れて会場を後にしたのだった。
 何が何だかわからないまま、会見を邪魔されてしまった坂田GMWは腑に落ちない表情。「おい、お前ら。今日、ここで起きたことは記事にしなくていい。どうせ実現しねえ話を書いたってしょうがねえだろ。それよりも、俺様のハッスル・マニアでの対戦相手が誰になるか? 予想する特集でも組んでおけ」坂田GMWはそう言いながらそそくさと退場した。
 思わぬところから、坂田GMWに対戦をアピールするものが登場。『ハッスル・マニア』での坂田GMWの対戦相手は一体誰になるのか? 果たして東京愚連隊の実力の程とは?