ハッスル通信

6・17『ハッスル・エイド2006』メイン決定!
HG&TAJIRI VS ニューリン様&ソドム&ゴモラ

2006年5月27日

 5月27日(土)東京・新宿ステーションスクエアにて、6月17日(土)さいたまスーパーアリーナで開催される『KYORAKU presents ハッスル・エイド2006 ~ハッスルで地球を救え!~』を直前に控え、開催記念の新宿ジャックイベント『I LOVE HUSTLE in 新宿』が行われた。そのイベント中に行われた公開記者会見では、ハッスル軍のHGとTAJIRI、そしてRGMが出席。HGとTAJIRIは『ハッスル・エイド2006』でのメインカードをRGMに提案。するとRGMは、提案を受け入れる交換条件として二人に“土下座トゥギャザー”を要求! ファンから悲鳴と怒声が飛び交う中、HGとTAJIRIは……

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 外は朝からずっとしとしと雨……。この天候は間違いなく疫病神である男のせいであろう。さっそく、その男の登場となった。RGMだ。すると会場からはいきなりの「帰れコール」。リアル・ヒールに対する接し方が、新宿の道行く人にもよく浸透しているようだ。
「オッケ~イ! 新宿、フォフォフォフォ~ッ! 誰ですか~帰れとか言ったのは~。どうも~大人気お笑い芸人、そしてハッスルの最高責任者RGMで~す。6月は『ハッスル・エイド2006』! サッカーのワールドカップとかありますけど、そっちじゃないですよ~、ハッスルを観に来てくれ~」とブーイングの嵐にも関わらず、RGダンスを披露するRGM。
 すると司会がドント・RGM。「すみません、RGM。時間もないので早く『ハッスル・エイド2006』のメインカードの発表をお願いします」と催促した。
「メインカードね。全国中継されるのでRGMのダンスと歌とギャク百連発で楽しんでいただきましょうかね」と、誰も望んでいないワンマンステージを提案するRGM。しかも、早速その場でRGMは「一生、一緒に、いてくれや~」と歌いだし、ブーイングがさらに悪化してしまった。もう誰にも止められない……。
 すると、そこに救世主が! 「おい! 寄生虫! いい加減にしろ!」姿を現したのは相方のHGとTAJIRIだった!
「あいにくの雨、フー! どうも~HGです! セ~イ。後半ぐだぐだすぎるだろ? お前しっかりしゃべれ!」とHGがダメだし。対するRGMは「何で三木道山歌ってる時に出てくるんですか!」と訳のわからない反論だ。
「お前みたいな脳堕落な奴がよくGMになれたな、ムカつくな~。おい、いいか? 『ハッスル・エイド2006』はハッスル初の全国放送だ。お前は放送禁止だ。自粛しろ」とHGはダメだし口撃。すると「ヨーヨーヨー、僕が出れば視聴率ガーンとアップですよ」とRGは反論する。するとガチンコでキレたHGは、RGアイテムのグラサンと帽子を無理やりひっぺがし、お客さんの方にポイッ。
 すると、RGにとってラッキーなことに笑いの神が舞い降りた! 帽子が水溜りの中に浸かってしまったのだ。「あ"~! 水溜り……。もう一着しかないのに…」RGは一気にテンションガタ落ちだ。
 HGとRGの収拾のつかないバトルをやっと止めたのがTAJIRIであった。「そんなことより、あなた! 早く『ハッスル・エイド2006』のカードを決めてくださいよ」とRGにカード決定を迫る。HGは「TAJIRIさん。こんなやつ、あてにしなくていいですから。何の権力もないやつですから」とRGMをゴミ扱い。
「わかってるんですけどね、でもこんなやつでも一応ハッスルの最高責任者ですから。前から僕とここにいるHGは『ニューリンと闘いたい』って、あなたにお願いしてますよね? ただ、この前の渋谷の109のイベントでニューリン様が『この私がTAJIRIと闘うのはいいけど、HGとは一度勝っているからもうやる意味がない』と。『どうしてもやりたいなら、番犬ソドム、ゴモラに勝ってからにしなさい』と。でも、そういうのはかったるいから僕らは嫌なんですよ」とマシンガントークで一気にしゃべる。
 そこで考えに考えたTAJIRIは、『ハッスル・エイド2006』のメインカードを提示した!

<ハッスル軍>
HG
TAJIRI
VS
<高田モンスター軍>
ニューリン様
ソドム&ゴモラ

「これで決定してくださいよ」(TAJIRI)。「これだと仕事が早い。いいですよ。こっちは2人、向こうは3人のハンディキャップマッチの“5P”で勝負しましょうよ」とHGもTAJIRI案に呼応する。
「全国ネットだし、最高のカードじゃないか」とカード決定を迫るHGだが、迫られているRGは不満な様子だ。
「RGMとしては初の全国放送ということで、視聴率が気になりますけどね。これで視聴率とれるかな~」とRGMはやたらと上から目線だ。「どうしても実現させたいなら、ここで私に2人で土下座、いわゆる“土下座トゥギャザー”してもらいましょうかね~」。
 すかさずHGは「ルー大柴さんのギャグじゃないか!」と突っ込んだ。
 しかし、ここでハプニング! 会見の終了時間が迫っており、スタッフから巻きが入ってしまったのだ。仕方なくTAJIRIとHGは一瞬の土下座トゥギャザー。
「OK! わかりました。それでは『ハッスル・エイド2006』のメインはHG&TAJIRI組×ニューリン&ソドム&ゴモラ組でやりましょう!」とRGMは権限を行使。ようやくハッスル最高権力者としての力を発揮した瞬間でもあった。最後にHG、TAJIRI、RGMはHGバージョンのハッスルフー!ポーズで会見を締めた。
 ニューリン様のリベンジマッチが決定したHGは果たして勝てるのか? 『ハッスル・エイド2006』でハッスル軍対高田モンスター軍の最高の対決が繰り広げられる!

(以下は記者との質疑応答)

――カードが決まりましたが、感想をお願いします。

HG 正直、今までは全国ネットでないことをいいことに下ネタを言ってきましたが、セイ(規制)しようかなと。世界のスーパースターであるTAJIRIさんがタッグを組んでくれるんで、エンターテインメント性をアップしてお届けしたいなと思います。

TAJIRI RGMは初めてGMらしい仕事をしてくれたなと。

HG そうですね、カード決定は今まで一回もしたことなかったですからね。過去に一度、TAJIRIさんと組ませてもらってダブルのタランチュラをやりましたが、時間があるので対『ハッスル・エイド2006』用に練習したいと思います。

TAJIRI 2人同時に相手3人を固める奇想天外な技が出来たらいいんじゃないかなと。前回は靴を舐めされられそうになったので、今回はぶっ倒してニューリンを舐めたいですね。

HG 大阪大会でニューリン様に痛い目に合わされていますからね。イン卵様から何が生まれるのか、わからないような状態だったので度肝をぬかれた部分があるんですけど、今回は対戦相手がわかってるので、じっくりとニューリン様用の技を考えて万全で臨みたいです。

――対ニューリン様用の技は練習されてるんですか?

HG 私の技自体が対男子用の技なので、69ドライバー、PWは(相手が男であれば)精神的なダメージを与えられると思うんですけど。(ニューリン様が相手では)私のテンションが上がらなく相反するものなので、その辺は考えてないというか……。乳首を真っ黒にしてやろうということを逆算して考えたいですね。

TAJIRI 人間特有の羞恥心を埋め込むような、そんな技を仕掛けたいと思います。

RG (ニューリン様を)恥ずかしがらせたい? オッケ~、楽しみですね~。

――高田総統への思いは?

HG ニューリン様を倒せばもうすぐですからね。前回で勝って今回、総統を引っ張り出したかったんですけどね、そうはいかなかったので。年内にはやりたいですね。

――今タマアゴはどうなってるんですか?

TAJIRI 順調に大きくなっていますよ。

――RGMは『ハッスル・エイド2006』では何をするんですか?

RGM まだ決まっておりません。

HG 最悪、出ないっていう方向もありますので(笑)

RGM 出ないっていうことはない! いつものようにオープニングで待ってるみんなの前でマイクアピールします。亀田がフォルティシモ(ハウンド・ドッグ)なら、僕は三木道山を歌いたいと思います。