ハッスル通信

高田総統がビッグカメラ有楽町店を占拠
商品をすべて売り払ってM軍の資金獲得!?

2005年10月16日

2005年10月16日(日)東京・有楽町にあるビッグカメラ有楽町店で、高田モンスター軍がトークショーを行った。トークショーにはインリン様だけでなく、高田総統自らも登場。当初は「この店の商品をすべて売り払い、モンスター軍の資金にする」と宣言した高田総統だったが、ビッグカメラ有楽町店の責任者による必死の説得により、一日店長に就任することとなった。

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 ビッグカメラ有楽町店に設置された特設ステージには、休日にショッピングを楽しむ人々が足を止めて集まった。なんと今日は高田モンスター軍がトークショーを行うというのだ。しかもアン・ジョー司令長官&島田二等兵だけでなく、インリン様、さらには高田総統までご降臨されるとの事。
 高田総統の登場を今か今かと待ちわびるファンの前にまず現れたのはアン・ジョー司令長官&島田二等兵の二人。「お前ら、高田総統が見たいか?」「インリン様が見たいか?」とギャラリーを煽ると、始めは小さかった歓声が徐々に大きくなっていく。そんな状況にアン・ジョー司令長官&島田二等兵は思わずニヤリ。そしてインリン様コールが巻き起こると、まずはインリン様のご降臨だ。
 サイドが大きく開いたいつも以上にセクシーなドレスに男性ギャラリーは大興奮。インリン様に「下々の諸君、私のことをインリン様とお呼び」と声をかけると、マゾ心をくすぐられ、より一層大きな声援をインリン様に送った。しかしここでアン・ジョー司令長官&島田二等兵が漫才を繰り広げると、一気に会場がしらけムードに…この行為にインリン様は激怒、「何なの? そのB級漫才は!」とムチで激しく叩かれる始末。

 しかし気を取り直して、総統コールを受けて高田総統がステージに姿を現した。「ちょっと前まで秋雨だったが私のビターンで雨が止んだ」と高田総統。「秋と言えばこの日本では、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋」と話しはじめ、「郵政民営化本決まりの秋、せっかく一年間ペナントレースで頑張って1位になったのによく分からないプレーオフで苦しんでいる福岡ソフトバンクホークスの秋、そしてTBSの秋、楽天の秋」と、日本社会に詳しいところを垣間見せる。しかし最後は「和泉元彌の秋」ともちろんハッスル時事ネタで締めくくった。
「総統、今日はいいお知らせがありますわ」とインリン様。何と店を乗っ取り、店内の電化製品をすべて売り飛ばそうというのだ。それを聞いた高田総統は「それはいい考えだ。その金をわがモンスター軍の軍資金としよう」と不敵な笑みを浮かべる。「では早く商品をすべて売り飛ばしてしまいましょう」とインリン様が持ちかけると…
「ちょっと困りますよ! そんなことされたら私がリストラされてしますよ」と、ビックカメラ有楽町店の責任者である猿山氏が慌ててステージに上がり、モンスター軍の暴挙を止めようと勇気ある行動に出たのだ。すると「お前がリストラされようが関係ねえんだよ。なんならモンスター軍に入って、俺の下で働くか?」と島田二等兵がいつもの口調で猿山氏をコケにする。
 すると「リストラがかかっているのか。では、私も鬼じゃない。方針を変更してやろう」と、やさしさを見せる高田総統。何と自ら一日店長に就任する事をぶちあけた。そして猿山氏から『一日店長』と書かれたタスキを手渡された高田総統は、そのまま店内を練り歩き始めた!

 人ごみをかき分けて、商品に目を通していく高田総統。テレビの前に立ち止まると、早速「何だ、これは? 高いじゃないか? 私の顔を潰すというのか?」と店長としてのご意見。さすがの猿山氏も店長の命令を無視するわけにはいかない。猿山氏は何とその場でテレビとスカパー!チューナーの2点に対して、最大10%の値下げを決定したのであった。
 一通り店内を歩き終わると、再びステージへ戻ってきた高田一日店長ご一行。『ハッスル』の大一番、11・3『ハッスル・マニア2005』に向けての意気込みを語った。特に気合が入っていたのはインリン様。「あの生意気な腰振りHGは、私のムチでしばき倒しますわ」と、宿敵レイザーラモンHGに対して改めてライバル心を燃やすと、「あの腰使いが出来なくなるように徹底的に痛めつけろ」と高田総統もインリン様を激励した。
「『ファティング・オペラ ハッスル』は従来のプロレスとは違うエンターテインメントだ。いわば魅力に満ち溢れた未来系のプロレスなんだよ」と、ハッスルを知らないギャラリーにも分かりやすく説明した高田総統。最後はきっちり、多くのギャラリーを『ハッスル・マニア2005』を見らずにはいられなくするように、ビターンで洗脳した。

関連人物:アン・ジョー司令長官インリン様島田工作員高田総統