ハッスル通信

青木裕子が「ハッスルオーディション2006」にエントリー
3・5『ハッスル14』でHG対モンスターPTAが決定

2006年1月25日

 1月25日(水)東京・青山のDSE事務所で2・10『KYORAKU presents ハッスル・ハウスvol.11』の記者会見が行われた。応募者が殺到している「ハッスルオーディション2006」の告知がされる中、ハッスルの番組解説を“解雇”されたばかりの青木裕子が登場。オーディションにエントリーする決意表明をしたのだが、モンスター軍がダメ出し。それに飽き足らずモンスター軍はHGに矛先を向け、2・10『KYORAKU presents ハッスル・ハウスvol.11』での対戦を要求したのだが……。

再生する


 鈴木浩子GMがニューヨーク出張のため、本日の会見は欠席。よって岸本PRのあいさつから本日の会見はスタートした。浩子GMのハッスルの抜本的構造改革が功を奏したのか、2・10の『KYORAKU presents ハッスル・ハウスvol.11』のチケットの売り上げは絶好調で、ほぼ完売に近い状態。そこでチケットの追加発売が急遽決定し、1月24日(火)10:00〜26日(木)12:00の期間に、ハッスルオフィシャルサイト会員限定で立見券3,000円を発売するに至った。
 また、「ハッスルオーディション2006」が大会当日に開催されることも併せて発表された。加藤(A)GM代行によれば、プロ・アマ(プロレスラー、タレント、素人)問わず、年齢も4歳の子供〜60歳のおじいちゃんまで、400通以上の多数の応募が殺到しているとか。しかしハッスル・パフォーマー希望者が大幅に枠を超えているにもかかわらず、「ハッスル・レスラー希望に関しては若干まだ枠が空いています。明後日の27日が締め切りになりますので、みなさん奮って応募して下さい」とレスラーに向けて加藤(A)GM代行が応募を呼びかけた。
「実は今日、オーディションにエントリーを希望している人物が来ております。その人物は本人の強い意思で皆様の前で、ぜひ決意表明をしたいとのことですので、よろしくお願いいたします」と加藤(A)GM代行に紹介される形で登場したのは、浩子GMのマニフェストによってリストラされたばかりの“元ハッスルマドンナ”こと青木裕子だった!
「先日、浩子GMから正式にハッスルの番組解説解雇の通達をいただきました。その件に関しましては私としても力不足を感じておりますので、異論はありません。ただ、このような形でハッスルから離れるということは、ハッスルを愛する者として納得がいきません。ですので、来月10日「ハッスルオーディション2006」へ正式にエントリーさせていただくことを決意しました。みなさんに認めていただけるよう、そして、本当の意味でハッスルの仲間として認めていただけるように、頑張りますのでよろしくお願いいたします」と青木は決意を語り、エントリーシートを加藤(A)GM代行に手渡した。

 とそこに、青木裕子のしんみり決意表明会見の空気をぶち破るように島田二等兵とアン・ジョー司令長官が登場!「モンスターモンスター、ヤッホーヤッホー」と二人の決め台詞を披露したが、マスコミ陣はよりいっそう静まり返り、微妙な空気となってしまった。「やりづらいですネ〜?」とアン・ジョー司令長官が不満を言えば、島田二等兵も「盛り上がらないな。俺らの会見なのに」とブーたれる。
 すると、島田二等兵が横にいた青木裕子を発見。「なんだ、このグラビア崩れ! 何しに来てんだよ? 相変わらずしょっぱい服着やがって」と島田二等兵は青木裕子にダメ出しの口撃だ。「おまえなんか、脱いでナンボなんだよ。脱いで胸見せろよ! 胸見せろ!」昼間のオフィス内にいるにも関わらず、島田二等兵は更にセクハラ口撃で追い討ちをかける。「ユーはこのハードルの高いステージで、一体何を見せようというんデスカ?」とアン・ジョー司令長官は青木裕子のエントリーに疑問符を投げかけた。それに呼応するように「一体何がやりたいんだ? このアイドル崩れ!」と島田二等兵も青木裕子に大きく詰め寄る。
 それに対し、青木は「私は歌で人を幸せにしたいです」と、ふて腐れた表情で語る。
「ホワッツ? “シインギング ア ソング”デスカ? ちょっと待って下さいヨ! この会社はもう、小川直也のハッスル音頭でソングは懲りてるんデース」(アン・ジョー司令長官)「そうだよ! 大失敗してるんだよ」(島田二等兵)この二人の口撃は青木裕子に飽き足らず、DSEにまで飛び火してしまった……。もはや誰にも止められない!
「おまえに歌うチャンスはねぇんだよ!」という島田二等兵の言葉にカチンときたのか、「じゃあ、いま歌います」と青木は反抗。だが、「いま歌わなくっていいんだよ! カラオケで歌ってろ!」と島田二等兵は軽く青木をあしらった。
 勢いの止まらないモンスター軍の二人はなおも続ける。「次の後楽園ホールに腰振り野郎は来るんだろうな?」と島田二等兵は加藤(A)GM代行に詰め寄った。「トゥデイはですね、あの腰振りが凍りつくようなビッグニュースを持ってきました」とアン・ジョー司令長官が続くも、加藤(A)GM代行が言葉を遮るようにHGからビデオレターを預かってきたことを告げる。「はぁ? あんなハードゲイのビデオレターなんて誰も見たくないんだよ!」と島田二等兵はぼやいたが、「とりあえずルックです」とアン・ジョー司令長官は興味を示した。
 加藤(A)GM代行がビデオをセットすると、画面にはいきなりHGが登場。「ラブレタ〜フロ〜ム、ハードゲイ。オッケ〜イ、どうも〜ハードゲイで〜す! そこにいるのはエセ漫才コンビのお二人ではありませんか〜? どうですか、少しは面白くなりそうな漫才がチン○……セイセイセイ、進歩しましたか〜? 相変わらずの直球フーー!!」とHGはしょっぱなから下ネタ爆発のご様子。「私に2連敗してるにも関わらず、素直にまだ負けを認めてないようですね〜。実は私、2月10日の『ハッスル・ハウス』なんですが、当日新宿2丁目でハード・コンドームの試着会があるので、出場することが出来ません。しかしその分、思いっきり闘わせてもらいますよ〜。3月5日の横浜では、どんな相手でも深い関係でございます〜。屈強で、そばにいるだけで鼻につーんと汗臭さが臭ってくるようなゴリゴリの男子、バッチコーイ!」とHGは手を股間に当てるポーズで挑発すると、島田二等兵は「何がバッチコーイだ!」と不満顔。
「新しい浩子GMさんが、勝手に私と健想選手の試合を決めてしまいましたが、そうやって感情で物事を決める女は私、大嫌いでございますぅ〜。しかし! 『ハッスル・マニア』で健想選手の生ヒップを見た時、私の股間は冬の日本海のように荒れ狂ったのを思い出しますぅ〜。オッケ〜」とHGは鈴木健想と試合することに関してまんざらでもない様子だ。
 HG節はまだ続く。「ニューヨークといえば、ゲイの本場。健想選手! 3月12日の『ハッスル15』はあなたのニューヨーク仕込みのテクニックで!」そう言ったHG、地面に片手をつき、もう一方の手を股間に当て「ワ、ワ、ワ、ワッショ〜イ!」と新ネタを披露! あまりのHGのハメを外した感の強い新ネタに、マスコミ一同は口アングリ。
「それから、今年のハッスル軍は去年までとは一味違いますよ〜。みなさんが“あっ!”と驚く戦力も加入します〜。秘密兵器フーー!!」と意味深な発言をしたHGは、新曲のプロモーションのため次へと移動し、ビデオレターは終了したのだった。

 我慢の抑えきれないモンスター軍。「歌合戦じゃあねぇえんだよ〜! ハッスルはよぉ〜」(島田二等兵)「ミュージカルにするつもりですか? ハッスルを!」(アン・ジョー司令長官)と怒り心頭だ。
「ハッスル軍はどうなってんだよ? チキンは骨折してるわ、腰振りは欠場するわ、次の後楽園、まともにモンスター軍と闘う準備は出来てるのかよ?」と、島田二等兵が加藤(A)GM代行に詰め寄る。「まあまあ、2月10日は休養してもらいましょうよ、いいでショウ?」とアン・ジョー司令長官は珍しく大人の対応を見せた。
「でも3月は逃げられませんヨ。あの大舞台、3月5日『ハッスル14』で(HGと)闘う相手をミーたちで用意しましタ。彼が最も恐れるモンスター、その名も! 『モンスターPTA』デース!」とアン・ジョー司令長官は『PTA』の名前が書かれたボードを掲げる。すかさず、島田二等兵はPTAコール。「ピー、ティー、エー! ピー、ティー、エー!」マスコミ陣に対してまでコールを呼びかけるも、静まりかえったまま。「しょぼいやつらだな〜、おまえら〜」と島田二等兵は呆れ顔だ。
「あの腰振りとフーを真似する、ちびっ子たちに頭を悩ましている日本中の母親たちとPTAのお偉方の怨念を、高田総統が注入したニューモンスターなんデース」と、アン・ジョー司令長官は自信を持ってPTAを推薦した。このPTAには『Piston Take Away』。つまり、ピストン運動を奪い去る、あの腰を二度と振らせないという意味が込められているのだとか。HGに強敵現る!?
 加藤(A)GM代行がPTAの挑戦を了承し、3・5『ハッスル14』と3・12『ハッスル15』の対戦カードに関しては浩子GMが帰国次第、決定となる。なお、3月シリーズに関しては1月29日(日)10:00よりチケット一斉発売開始だ。また、1月29日(日)に、モンゴリアン・チョップXaaH円山町店で『高田総統洗脳の宴〜洗脳モンスター握手会&サイン会〜』が開催されることも併せて、島田二等兵が告知した。
 一通り話を終えた島田二等兵の矛先が、またもや青木の方に向いた。「アイドル崩れ、おまえモンスター軍の下働きだったら、雇ってやってもいいぞ? ハッスルで輝きたいんだろう? 歌いたいんだろう? 俺らと一緒にモンスターモンスターヤッホーやってみろ!」と島田二等兵は、嫌がる青木に詰め寄る。「それが、とりあえずワン・ステップです!」とアン・ジョー司令長官は呼応する。「恥ずかして出来ません!」と青木はもっともな理由で拒否するも、モンスター軍は引く様子なし。「恥ずかしくねぇんだよ。楽しいから。もし、お前がやったなら、俺がモンスター軍推薦枠としてオーディション受かるようにしてやるぞ〜」と、島田二等兵はいやらしい交換条件を青木に突きつけた。
「いいか、こうやってやるんだ」と島田二等兵の無理やりな実技指導に、青木は顔を引きつらせながら仕方なくポーズ。「スマイルだよ。グラビア時代を思い出せ! アイドル時代を思い出せ! スマイルだ!」と島田二等兵は青木に笑顔をも強要させる。
「それでは、2月、3月のシリーズも頑張るぞ〜! ハイ! モンスターモンスター、ヤッホーヤッホー」中央に青木が立ち、サイドをモンスター軍がしっかりと固め、ポーズはしっかり決まった。「ありがとう、ございます……」そう言い残した青木は恥ずかしさ一杯で、一目散に逃げるようにして会見から姿を消したのだった。これにて会見は終了。
 心機一転で「ハッスルオーディション2006」に臨む青木裕子は、果たしてどうなるのか? モンスター軍の用意したモンスターPTAでHGはどうなる? これからのハッスルシリーズから、ますます目が離せない!

関連人物:青木裕子アン・ジョー司令長官HG島田工作員
関連リンク:立見席追加発売中!ハッスル・ハウス vol.11 チケット情報