ハッスル通信

3月シリーズを目前に控え、ハッスル軍が決起集会!
訴状を持ったPTA軍団が乱入「HGの追放を要求します」

2006年3月2日

 3月2日(木)東京・渋谷のスカイパーフェクTV!で、3月シリーズを目前に控えたハッスル軍の決起集会が行われた。決起集会には“キャプテン・ハッスル”小川直也、HG、“ハッスルあちち”大谷晋二郎、TAJIRIが出席。意気込みを語っていたその時! HGのゲイ風に不満を持つ集団を引き連れて、高田モンスター軍のアン・ジョー司令長官と島田二等兵が襲撃! その集団とは……。

再生する


『KYORAKU presents ハッスル14』を3日後に控えて、ハッスル軍の4人が集結した。まずは“キャプテン・ハッスル”小川直也が先陣を切って「いよいよ横浜が近づいて参りました。このメンバーを見ればわかるように、2006年のハッスル軍は最強の布陣になりました。ちなみにオレは3月復帰には間に合わなかったけれど、このメンツが揃えばモンスター軍だろうが、あの馬鹿夫婦だろうが、負けるわけがありません」と挨拶。HG、“ハッスルあちち”大谷晋二郎、TAJIRIのトリオを、ハッスル軍の代表として初戦の横浜に全力投球させる構えを見せた。
 小川の勢いに3人も続く。「自分の役目はキャプテンがいない間、ハッスル軍をまとめて引っ張っていくことです。HGの加入でハッスル軍に勢いがあります。この勢いを止めないよう、次は全部勝ち取っていきます」(大谷)。「WWEを退団しまして、辿り着いた先はこの一番勢いのあるハッスルであったと。横浜で久しぶりの試合になりますけど、副キャプテンのあちち、HGさんをうまくサポート出来るように頑張りますのでよろしくお願いします」(TAJIRI)。
 最後に勢いよく前に出たHG。「じゃあ、一発いきましょうか〜。スカパー、フーッ! 横浜の本番に向けて、WWE帰りのTAJIRI選手に、夜な夜なゲイの本場・ニューヨーク仕込みのテクニックでシゴいていただいております〜。もちろん二つの意味がございます〜」と、まずは下ネタでご挨拶。
「我々の相手として、私の腰を狩りに“PTA”とかいう輩が来るらしいですけどね。まぁ、私の新必殺技『横浜ゲイブリッジ・メロメロスペシャル』でグデングデンにしてやるつもりでございます〜」とHGは必勝宣言を行った。

 すると突然、会見場に『コンコン』とドアをノックする音が鳴り響いた。
「誰に断ってこんなところで会見やってるんだ!」現れたのは高田モンスター軍のアン・ジョー司令長官と島田二等兵だ! そして「モンスターモンスター、ヤッホーヤッホー」としっかり決め台詞を披露。ハッスル軍は必死に追い返そうとするも、島田二等兵とアン・ジョー司令長官は食ってかかり、HGに矛先が向けられる。「その下品な芸風が、いつまでも世間で許されると思ってるんデスカ〜!」(アン・ジョー司令長官)。
 すかさずHGも反論だ。「聞きましたよ。あなたたちも、キャバクラで一日店長したそうじゃないですか?」
 そう、高田モンスター軍は数日前に、キャバクラを貸しきって決起集会を行っていたのだ。アン・ジョー司令長官、島田二等兵、加入したばかりの長尾浩志は、店中のキャバ嬢を自らのテーブルに呼び寄せ、ロマネコンティなどの高級酒を次々とラッパ飲みで空にしたのだ。
 HGの思わぬ反撃に臆することなく、アン・ジョー司令長官は「ハッスル軍はバラバラ。キャプテンは足折っちゃって復帰出来ず、あれじゃあただのウドの大木デ〜ス」と批判し、TAJIRI、HG、大谷との一戦を控え、抹殺宣言をしたのだった。
 そして島田二等兵は、「オレが新しいGMになってやる。モンスター軍よりのマッチメークで、今までとは見違えるほどのマッチメークでムーブメントを起こす!」と息巻き、ハッスルの再生プランを語ったのだった。

 そして島田二等兵は「HGがビビるようなメンバーを連れてきた」と紹介。すると突然、会場に姿を現したのは「フーはやめろ!」「腰フリ反対!」「下品な行為禁止!」のプラカードを掲げたPTA軍団。数十名はいるだろうか。いかにも教育者らしい眼鏡をかけたおばちゃんたちが、デモ行進しながら入場だ。
「腰フリはやめろ〜! 子供に悪影響だと分からないのか〜! ハッスル軍はHGに試合をさせるな〜!」と大声を放ちながら、ハッスル軍と対峙する。
 HGの腰フリとフーを真似するちびっ子たちに頭を悩ましている日本中の母親たちを代表して、PTA軍団のリーダーが以下の訴状を読み上げた。

 そして島田二等兵は「HGがビビるようなメンバーを連れてきた」と紹介。すると突然、会場に姿を現したのは「フーはやめろ!」「腰フリ反対!」「下品な行為禁止!」のプラカードを掲げたPTA軍団。数十名はいるだろうか。いかにも教育者らしい眼鏡をかけたおばちゃんたちが、デモ行進しながら入場だ。
「腰フリはやめろ〜! 子供に悪影響だと分からないのか〜! ハッスル軍はHGに試合をさせるな〜!」と大声を放ちながら、ハッスル軍と対峙する。
 HGの腰フリとフーを真似するちびっ子たちに頭を悩ましている日本中の母親たちを代表して、PTA軍団のリーダーが以下の訴状を読み上げた。

訴状 ハッスル軍団キャプテン 小川直也殿
我々、PTA軍団は、HG選手の即時、ハッスル追放を要求します。
HG選手の、下品な腰フリを始めとする、下ネタに走りがちな芸風は、
子供たちの健全なる発育に著しい悪影響を及ぼし、
ひいては日本の行く末に暗い影を落とすことになると危惧しております。
我々は断固としてHG選手の、即時ハッスル追放を要求します。
もし、この要求が受け入れられない場合、我々は
来る3月5日の横浜・ハッスル14において、実力行使をもって排除いたします。
                          平成18年3月2日 PTA軍団

 読み上げたPTA軍団のリーダーは小川に訴状を手渡す。
 開き直ったHGは「ちょっと〜、この腰フリのどこがいけないんですか〜」と腰フリ全開で挑発だ。そして、「しかも初対面なのにズコバコと……セイセイセイ、ズケズケと何をいってるんですか〜。しかも、あなたみたいに充血した海綿体のようなカチカチの硬い頭が、子供に逆に悪影響を及ぼしてるんですよ〜」と口撃は衰えず。ましてや「ハードゲイが下ネタを言って何がおかしいんですか?」と、ごもっともな理論まで並べるHG。
「こんなやつらの言うことなんて聞かなくっていいからな、HG」そう言った小川は「HGは子供に悪影響を与えているどころか、夢を与えてるんだよ!」と助け舟を出す。そして訴状を引きちぎって、会議場の床にポイ捨て。その一部始終を見ていたTAJIRIは「腰フリ反対の前にゴミを拾う。それが真の教育でしょう!」と言いながら、ゴミを拾うというオイシイとこ取り。しかし「おまえのキャプテンが捨てたんだよ!」とすかさず島田二等兵もツッコミ。
 訴状まで破かれて怒りが沸点に達したPTA軍団。「ユーたちは本当にとんでもないことをしてしまいましたネ。ユーたちは本気でPTA軍団の皆様を怒らしたんデース! もう取り返しはつきませんヨ。横浜で腰フリを、二度とテレビに出られないように抹殺してやりマ〜ス!」とアン・ジョー司令長官は宣言。そして、最後に島田二等兵らは「ハッスル軍のバ〜カ」と、子供じみた捨て台詞を言い放ちながら、横浜で更なるデモ行進を続けるため会場を出て行ったのだった。

 何とも言えない雰囲気を払拭するべく、HGは最後の締めを小川から任された。最強の布陣の4人が揃ったときにする、新ハッスルポーズを考えてきたというHG。「3、2、1、ハッスル、ハッスル! ハッスル、フー!」と言いながら一本足で立ち、足を4の字にクロスさせる新ポーズで決起集会を締めたのだった。
 PTA軍団の実力行使で、HGの腰フリは本当に見られなくなるのか? ハッスル軍は果たしてどうなる!? 『KYORAKU presents ハッスル14』は、もう間近に迫っている。