ハッスル通信

川田がカラオケボックスで歌の公開練習!
4・19後楽園では大物歌手とデュエットか!?

2007年4月12日

4月12日(木)、東京・新宿のカラオケの鉄人 新宿コマ劇場前店にて、“モンスターK”川田利明が公開練習を行った。これは4月19日(木)後楽園ホールで開催される『KYORAKU presents ハッスル・ハウス vol.23』を控えてのものだが、川田の指定した場所はカラオケボックス!? そこで行われた練習とは一体・・・!?

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「総統の支配下になってオレも動きやすくなった。芸の幅も広くなり居心地がよくなったよ」と、公開練習を前に“モンスターK”川田利明は語る。
 川田はこれまでに川田19:55と名乗り江頭2:50と対決するなど、ハッスルで大暴走。そして、『ハッスル・ハウスvol.22』(2007.3.15後楽園ホール)では、「ファイティング・オペラと謳っておきながら、歌がないんだよ」とマイクを握り、コブクロの大ヒットバラード「桜」を熱唱している。
 そして本日、一週間後の後楽園大会を目前に控えた川田が公開練習として指定した場所は何と、カラオケ店「カラオケの鉄人」だ!
 あと一週間と迫っている4月シリーズを前に、まずは囲み取材を行った川田。大阪大会では“モンスター大将”天龍源一郎と組んで、HG&RGと闘う。
「今までにやつらを芸人だと思ってそれなりの闘い方をしてやったけど、次からはそうはいかない」とやる気に満ちたコメント。レスラーとしての怖さを思う存分に叩き込むのかと思いきや、「だけど、そこまで真剣になる必要はないな」と全く二人に興味のない様子である。続けて「昔、素人や新人いじりが好きだった大将に任せる」とした。
 しかし、先日の会見でRGの「川田は高卒、天龍にいたっては小卒」という学歴を馬鹿にした発言には、頭にきている。
「オレだって真剣に勉強すれば京大ぐらいは軽くうかっていた。大将だって、関取衆が通っていた蔵前大学を出ているからバカにしてはいけない。あいつら(HG&RG)だって、勉強がやりたいのではなく、学生プロレスをやりたいがために大学に入ったんだろ?」
 そして、3月シリーズでハッスル軍から高田モンスター軍に寝返った小川の話題へ。「セレブ(小川)は最初から金が目的だった。ハッスル軍で似合わない姿でいるよりも、今の姿の方が似合っている」と、小川をけん制する発言だ。しかし、「目的が金だから浮いた存在になっているかもしれないな。引き抜いた高田総統は何かの考えがあるのだろうが、この後セレブがリングでどう闘うのかわからない。今は距離を置いたほうがいいと思っている」と慎重な構えを見せた。元はと言えば、川田はハッスル軍所属。自分も裏切った男であるはずなのだが……。
 続けて、TAJIRIについては「前から気持ち悪いと思っていたが、一層気持ち悪くなった」と毒舌を吐く。インリン様からイン乳を飲んでいるTAJIRIの姿を見て嫉妬心を抱いた川田は「オレは哺乳瓶ではなく、直接飲みたいね。もし飲んだら、新しいモンスターKが生まれるかもな。」と、不気味なコメントを残した。

 記者陣との質疑応答を終えた川田は「今日は公開練習をするって言っても、動かないぞ」とニヤリ。その言葉通り、マイクを握った川田はプロレス界史上初であろう歌の公開練習へ。選曲したのは、山本譲二の「みちのくひとり旅」だ。これは「歌は演歌」という“モンスター大将”天龍の持論に倣ったもの。
「たとえどんなに〜恨んでいても〜たとえどんなに〜灯りがほしくても〜お前が俺には 最後の女〜」
 気持ち良さそうに熱唱する川田の様子は、新宿コマ劇場の隣のビルの大型ビジョンにも映し出されており、歌舞伎町の街を歩く人は足を止めて聴きいるのだった。
 完全燃焼ならぬ完全熱唱した川田は気を良くし、「いつか大将とリングの上で演歌の勝負をしたい。あの人が人前で歌う勇気があるのかわからないが」と挑発的なコメントを残す。
 今度の後楽園大会でもオープニングを務める予定の川田。どうやら現在大物歌手と交渉中であり、もし成立すれば、リング上でのデュエットが実現するかもしれない。それは一体誰になるのか、川田の口から一切名前を明かされることはなかったが、オープニングで“あっ!”と驚く展開になることは間違いなさそうだ。乞うご期待!