12・30『ハッスル・マニア2008』開催正式決定!
もちろん、今年もテレビ東京でゴールデンタイム放送だ!!
2008年11月14日11月14日(金)、都内・テレビ東京本社・第1スタジオで、株式会社テレビ東京とハッスルエンターテインメント株式会社が記者会見を開き、年末の12月30日に『KYORAKU presents ハッスル・マニア2008』と銘打った2008年最大にして最高のビッグイベントを有明コロシアムで開催することと、それに併せて同イベントをテレビ東京系列にて、翌31日の大晦日にゴールデンタイムで放送することを発表した。
この日の会見には、テレビ東京の近藤正人スポーツ局長、山口日昇ハッスルエンターテインメント代表取締役、そしてハッスル軍からTAJIRI、RG、KUSHIDA、\(^o^)/チエ、さらになんとハッスル親善大使の眞鍋かをりチャン、ハッスルバックアッパーズの折原みかチャン、浜田翔子チャンが出席。まずは、山口代表が「みなさん! ハッスルしてますかーっ!!」と威勢良く挨拶したところで、「直近になってしまいましたが、きたる12月30日に、東京・有明コロシアムにおいて、ハッスルの1年の集大成である『ハッスル・マニア2008』を開催することが正式に決定いたしました。また、昨年に引き続き、大晦日、つまりイベントの翌日に、午後9時30分から11時30分までのゴールデンタイム2時間、テレビ東京系列の全国6局ネットで、このイベントの模様を全国に向けて放送することが決定いたしました」と、ハッスル史上最大にして最高のビッグイベント『ハッスル・マニア2008』の年末開催ならびに、昨年に引き続いての大晦日ゴールデンタイム放送を大々的に発表した。
さらに、山口代表は「昨年はプロレスで初めての大晦日ゴールデンタイム放映ということで、多少……というかかなり浮かれたまま『ハッスル祭り』というイベントを開催しました。ですが、2度目となる今回は、単なるお祭りというだけではなく、大晦日にオンエアされても数ある強力な番組とキチンと勝負できるよう、“ハッスルとは何か?”、そして明確なテーマを打ち出したイベントを作り上げたいと思っています。ウワサによると、他局では、山崎(邦正)vsモリマンというリングを使ったバラエティであったり、あるいは『Dynamite!!』であったりとリングものが多いと聞いています。そういったリングものを木っ端みじんに打ち砕くようなイベントに仕上げたいと思っています」と、大晦日の定番となりつつある他局のライバル番組に宣戦布告! そして、気になる『ハッスル・マニア2008』のイベントテーマについては、「今回の『ハッスル・マニア2008』のテーマは、“どんな逆境でも、人はハッスルできる!”、これをイベントの尾てい骨に据えて、エネルギーがあって、熱のあるライヴを作り出したいと思います」と、いまの時代を反映させたテーマで大勝負に挑むことを宣言してみせた。
長引く経済不況、そして次から次へと発生し国民を不安にさせる社会問題など、日本という国そのものがまさに“逆境”に追い込まれている……。今回の『ハッスル・マニア2008』では、「そんな逆境のなかにおいても、人はハッスルできるんだということを、作品、そして映像を通して伝えたい。ハッスルすれば、必ず未来への希望を見出せるというメッセージを会場のみなさん、そして全国のお茶の間のみなさんに届けたい」(山口代表)と、ハッスルが掲げている“日本ハッスル化計画”の集大成を日本全国に広く発信していくことを力強く誓った。
そして『ハッスル・マニア』と言えば、最も気になるのが大物スペシャルゲストの参戦である。これまで、2005年に狂言師の和泉元彌、そして当時人気絶頂だったお笑い芸人のHG、2006年はタレントのカイヤ、そして昨年は坂田亘の妻でありタレントの小池栄子そっくりの妖精さんなど、誰もがビビって、たじろぐ大物がハッスルに参戦しているが、この件について山口代表は、「今回のテーマを体現できるような人材をハッスルという舞台に上げるべく、私を含め、スタッフが日々奔走しております。今日、この会見が終わって、明日がその人材がリングに上がっていただけるかの正念場になっています。そういった部分も含めながら、われわれも本番当日まで何が起こるかまったく分かりません。テレビ東京さんでさえも、ビックリするようなサプライズを必ずお約束します」と、いまだかつてない大物スペシャルゲストの招聘に自信を見せた。ちなみに、この会見のあとに行われた囲み会見で、山口代表は、現段階で候補者は4人に絞られていることを明言。現在交渉中のため詳細についてのコメントは避けたものの、主軸となる大物を男女各1人ずつ投入することを示唆した。また、プロレス界での大物ということで、ボノちゃんの父親であるグレート・ムタからハッスルエンターテインメント宛てに何やらメッセージが届いているとのことだが、これははたして……!?
続いてマイクを取ったテレビ東京の近藤スポーツ局長は、「先ほど山口代表から“逆境”という言葉をいただきましたけど、われわれテレビ界、そして日本の経済界も大変な逆境にいると思っています。そんななか、大晦日に家族揃って家にいるというお茶の間に向けて、“一番ふさわしいエンターテインメントは何か?”ということで、私どもテレビ東京では、自信を持ってこの『ハッスル・マニア2008』を大晦日に強力な裏番組のライバルとしてぶつけてまいります。去年はフジテレビに勝ったんですけど、今年はもう2つ3つ、やっつけたいなというふうに考えております。特に6(チャンネル)の格闘技に関しては、元柔道の石井(彗)選手、宣言どおり出ないでいただきたい。これを強く私からはお願いしたい」と、山口代表に同調する形で、ライバルを牽制しながら大晦日視聴率戦争に打って出ることを宣言! さらに、『ハッスル・マニア2008』の翌日にオンエアされることに関しては、「われわれも知らないサプライズがあるということで、危険だと判断しましたら、一晩かけて放送にふさわしい形で完璧に編集し、クオリティの高いファイティング・オペラとしてお茶の間にお届けしたい」と、万全のバックアップ体制で番組作りに励むことを誓った。
また、昨年に引き続き、当日は実況席でゲスト解説を務めることが決定した“ハッスル親善大使”の眞鍋かをりチャンは、「『ハッスル・マニア』は毎年楽しみにしておりまして、去年はイベントのなかで坂田さんと奥様の感動ストーリーがあったりして、私は本気で感動して号泣したことがあったんですけど、今年はそれをさらに超えるような感動があるのではないかと思って期待しています」と、昨年を超える感動ストーリーに大きな期待を寄せた。はたして、今年もかをりチャンを号泣させることができるのか!?
そして、当日の主役を務めるハッスル軍のメンバーなのだが、先日お伝えした通り、エースの坂田は依然として失踪中、さらにはHG、天龍源一郎が体調不良のために揃って欠場と、まさに“逆境”というか崖っぷち状態にあるなか、TAJIRIは、「まさしくわれわれハッスル軍は、創設以来、最大の危機に陥っていると言っても過言ではありません。どうです、見てください。このみすぼらしい若者が二人(KUSHIDA&チエ)、それからみすぼらしく、薄汚い中年がひとり(RG)、これがハッスル軍の現状なんです。逆境です。しかし、どんな逆境でも、人はハッスルできるんです! ハッスルできるんです! 分かります? その言葉がウソでないことをわれわれハッスル軍が、このしょぼいメンツで実現させたいと、それがわれわれにとっての『ハッスル・マニア2008』です。みなさん、応援よろしくお願いします!」と、自虐的ながらも、逆境のなかでもハッスルしていくことを力強く宣言!
さらに、RGからもコメント……の予定が、時間が押しているためマスコミとの質疑応答へ。
長引く経済不況、そして次から次へと発生し国民を不安にさせる社会問題など、日本という国そのものがまさに“逆境”に追い込まれている……。今回の『ハッスル・マニア2008』では、「そんな逆境のなかにおいても、人はハッスルできるんだということを、作品、そして映像を通して伝えたい。ハッスルすれば、必ず未来への希望を見出せるというメッセージを会場のみなさん、そして全国のお茶の間のみなさんに届けたい」(山口代表)と、ハッスルが掲げている“日本ハッスル化計画”の集大成を日本全国に広く発信していくことを力強く誓った。
そして『ハッスル・マニア』と言えば、最も気になるのが大物スペシャルゲストの参戦である。これまで、2005年に狂言師の和泉元彌、そして当時人気絶頂だったお笑い芸人のHG、2006年はタレントのカイヤ、そして昨年は坂田亘の妻でありタレントの小池栄子そっくりの妖精さんなど、誰もがビビって、たじろぐ大物がハッスルに参戦しているが、この件について山口代表は、「今回のテーマを体現できるような人材をハッスルという舞台に上げるべく、私を含め、スタッフが日々奔走しております。今日、この会見が終わって、明日がその人材がリングに上がっていただけるかの正念場になっています。そういった部分も含めながら、われわれも本番当日まで何が起こるかまったく分かりません。テレビ東京さんでさえも、ビックリするようなサプライズを必ずお約束します」と、いまだかつてない大物スペシャルゲストの招聘に自信を見せた。ちなみに、この会見のあとに行われた囲み会見で、山口代表は、現段階で候補者は4人に絞られていることを明言。現在交渉中のため詳細についてのコメントは避けたものの、主軸となる大物を男女各1人ずつ投入することを示唆した。また、プロレス界での大物ということで、ボノちゃんの父親であるグレート・ムタからハッスルエンターテインメント宛てに何やらメッセージが届いているとのことだが、これははたして……!?
続いてマイクを取ったテレビ東京の近藤スポーツ局長は、「先ほど山口代表から“逆境”という言葉をいただきましたけど、われわれテレビ界、そして日本の経済界も大変な逆境にいると思っています。そんななか、大晦日に家族揃って家にいるというお茶の間に向けて、“一番ふさわしいエンターテインメントは何か?”ということで、私どもテレビ東京では、自信を持ってこの『ハッスル・マニア2008』を大晦日に強力な裏番組のライバルとしてぶつけてまいります。去年はフジテレビに勝ったんですけど、今年はもう2つ3つ、やっつけたいなというふうに考えております。特に6(チャンネル)の格闘技に関しては、元柔道の石井(彗)選手、宣言どおり出ないでいただきたい。これを強く私からはお願いしたい」と、山口代表に同調する形で、ライバルを牽制しながら大晦日視聴率戦争に打って出ることを宣言! さらに、『ハッスル・マニア2008』の翌日にオンエアされることに関しては、「われわれも知らないサプライズがあるということで、危険だと判断しましたら、一晩かけて放送にふさわしい形で完璧に編集し、クオリティの高いファイティング・オペラとしてお茶の間にお届けしたい」と、万全のバックアップ体制で番組作りに励むことを誓った。
また、昨年に引き続き、当日は実況席でゲスト解説を務めることが決定した“ハッスル親善大使”の眞鍋かをりチャンは、「『ハッスル・マニア』は毎年楽しみにしておりまして、去年はイベントのなかで坂田さんと奥様の感動ストーリーがあったりして、私は本気で感動して号泣したことがあったんですけど、今年はそれをさらに超えるような感動があるのではないかと思って期待しています」と、昨年を超える感動ストーリーに大きな期待を寄せた。はたして、今年もかをりチャンを号泣させることができるのか!?
そして、当日の主役を務めるハッスル軍のメンバーなのだが、先日お伝えした通り、エースの坂田は依然として失踪中、さらにはHG、天龍源一郎が体調不良のために揃って欠場と、まさに“逆境”というか崖っぷち状態にあるなか、TAJIRIは、「まさしくわれわれハッスル軍は、創設以来、最大の危機に陥っていると言っても過言ではありません。どうです、見てください。このみすぼらしい若者が二人(KUSHIDA&チエ)、それからみすぼらしく、薄汚い中年がひとり(RG)、これがハッスル軍の現状なんです。逆境です。しかし、どんな逆境でも、人はハッスルできるんです! ハッスルできるんです! 分かります? その言葉がウソでないことをわれわれハッスル軍が、このしょぼいメンツで実現させたいと、それがわれわれにとっての『ハッスル・マニア2008』です。みなさん、応援よろしくお願いします!」と、自虐的ながらも、逆境のなかでもハッスルしていくことを力強く宣言!
さらに、RGからもコメント……の予定が、時間が押しているためマスコミとの質疑応答へ。
──裏番組を打倒するために、ハッスルはどうするべきか? どういった部分がハッスルにとってのアピールポイントになるのでしょうか?
山口代表「おっしゃる通り、山崎vsモリマンのほうが、われわれにとっては脅威になると思っています。桜庭vs田村はどうでもいいです。素手でのバーリトゥードは観たいと思いますけど、そういうものでもなさそうなので。逆に、格闘技やバラエティと違ったリングものというのをどこまで打ち出せるか。かつ、われわれが5年近くやってきたものをもう一度改めて打ち出す。それが今回最大の売りだと思っています。そして、ちょっとホントに出かかってるんですけど、みなさんがビックリするような人材も舞台に上がってきますので、そちらも期待していただければと思っています」
近藤局長「(山口代表のコメントを受けて)と言うことで、ひじょうに言いたいんですけど、隠し球を用意していますので、ご期待ください」
TAJIRI「僕らハッスル軍は逆境のなかにいますんで、とにかくただハッスルするだけなんで、他のことは関係ない!」
RG「(山崎vsモリマンに関して)正直、偉大なる先輩おふたりなんで、時間をずらして僕の試合をやっていただければと思います。僕の試合が終わったあとに、そっちの試合を入れてもらうみたいな感じで。ちょっと、吉本であり、ハッスルでもあるという板挟みの男でありまして……僕は“吉ッスル”なんで(会場から失笑)」
──眞鍋さんにお聞きします。いままでのハッスルに対する印象をお聞かせください。
眞鍋「真面目に実況しなきゃと思って、かなり気合いを入れていたんですけど、最初の印象が“あっ、こんな感じで大丈夫なんだ”っていうことだったんですね(笑)。だから、半分は真剣、半分は楽しみながらっていうことで、私もいままで楽しませてもらってきたんですけど、これまで本当にいろんなドラマがありまして、そのなかでもまた楽しめたり、本気になって涙を流したりということがあって、いろんな感情が盛りだくさんというか、そんな感じでみなさんにも泣いたり、笑ったりしていただければなと思っています」
──“第2のインリン様オーディション”が進行されていますけど、『ハッスル・マニア2008』でのお披露目という可能性はあるのでしょうか?
山口代表「30日に有明で発表しようと進捗していますけど、トレーニングを見ながら、そこまでに間に合うのかどうか、見極めていきたいと思っています」
そして質疑応答も終了し、フォトセッションへ進行……しようとしていたその時、「おい! 主役を忘れんじゃないよ!」という高田総統の声が会見場に響き渡ると、おなじみの『威風堂々』のテーマが流れ、高田総統以下、“モンスターK”川田利明、アン・ジョー司令長官、ザ・モンスター℃、小路二等兵の高田モンスター軍の面々が登場! 即座に、ステージ上にいたハッスル軍は臨戦態勢の構えを取るピリピリとしたムードに!
そんななか高田総統は、「おい! あの人気番組『チャンピオンズ』の収録を見学してたら、会見が始まっちゃったよ! こんのぉ野郎〜!」と、大親友である高田延彦氏が司会を務めるテレビ東京の人気番組をさりげなく宣伝したところで「我こそが高田モンスター軍総統、そしてハッスルの偉大なる支配者、高田だ!」と、まずは挨拶。続けて「本来であれば、『ハッスル・マニア』は11月、そして『ハッスル祭り』を大晦日に開催する予定だった。しかしだ! 紅白、『Dynamite!!』を蹴散らすには、去年以上のスケール感が必要になる。分かるだろ? そこで、“マニア”と“祭り”を統合して、一発勝負に出ることにした。つまりだ! 私自身も、逆境の真ん中に立つということだ。分かるだろ?」と、高田総統自らも満を持して今回の『ハッスル・マニア2008』に望むことを誓った。
さらに、高田総統は近藤局長に向かって「おい! “他局と同じことをするな!”が社訓のテレビ東京・近藤スポーツ局長! 今年は、去年以上に大晦日の番宣をしっかり頼んだぞ!!」と念を押すと、近藤局長は「はい、かしこまりました。高田総統!」と即答。と言うことで、みんなも『ハッスル・マニア2008』の番宣がきちんと放送されているか要チェックだ!
そして、高田総統に続き、今度は川田が近藤局長に向かって「おい! 近藤局長! 視聴率戦争に勝ちたかったら、この俺を『年忘れにっぽんの歌』に出せよ! 30日がマニアだから、スケジュールは空いてるぞ。俺が、新宿コマ劇場のラストを飾ってやるよ!」と、ここぞとばかりに逆オファーだ! この仰天オファーに対して、「前向きに検討させてもらいます」と、これまた即答した近藤局長。すかさず、高田総統から「おい! たぬきオヤジ! そもそも貴様に、そんな権限はないじゃんかよ! すぐにバレるようなウソをついてるんじゃないよ!!」という厳しいツッコミが入ったものの、はたして、川田はテレビ東京が誇る大晦日もうひとつの看板番組に出演し、今年いっぱいで閉鎖する新宿コマのラストを飾ることができるのか!?
最後に高田総統は「今年の『ハッスル・マニア2008』は、スポーツエンターテインメントとして最高のステージを作り上げる。われわれハッスル、そしてテレビ東京、あるいは多くのファンが一丸となって、他に類を見ない素晴らしいイベントを最終的にお見せしよう。そうすれば、2009年もめでたく安泰というわけだ(ニヤリ)」と力強く宣言し、会見を締めてみせたのだった。
どんな逆境でも、人はハッスルできる! 相次ぐ主力の不在で解散の危機に陥ったハッスル軍、『ハッスルGP2008』で敗れ“パパ(グレート・ムタ)との再会”という夢をはたすことができなかったボノちゃんなど、まさに逆境に立たされたハッスラーたちが、12月30日は有明コロシアムで、そして大晦日はお茶の間で、ドゥ・ザ・ハッスル!! そして、暗い世相に沈む日本をハッスルで元気づけるぞ!
山口代表「おっしゃる通り、山崎vsモリマンのほうが、われわれにとっては脅威になると思っています。桜庭vs田村はどうでもいいです。素手でのバーリトゥードは観たいと思いますけど、そういうものでもなさそうなので。逆に、格闘技やバラエティと違ったリングものというのをどこまで打ち出せるか。かつ、われわれが5年近くやってきたものをもう一度改めて打ち出す。それが今回最大の売りだと思っています。そして、ちょっとホントに出かかってるんですけど、みなさんがビックリするような人材も舞台に上がってきますので、そちらも期待していただければと思っています」
近藤局長「(山口代表のコメントを受けて)と言うことで、ひじょうに言いたいんですけど、隠し球を用意していますので、ご期待ください」
TAJIRI「僕らハッスル軍は逆境のなかにいますんで、とにかくただハッスルするだけなんで、他のことは関係ない!」
RG「(山崎vsモリマンに関して)正直、偉大なる先輩おふたりなんで、時間をずらして僕の試合をやっていただければと思います。僕の試合が終わったあとに、そっちの試合を入れてもらうみたいな感じで。ちょっと、吉本であり、ハッスルでもあるという板挟みの男でありまして……僕は“吉ッスル”なんで(会場から失笑)」
──眞鍋さんにお聞きします。いままでのハッスルに対する印象をお聞かせください。
眞鍋「真面目に実況しなきゃと思って、かなり気合いを入れていたんですけど、最初の印象が“あっ、こんな感じで大丈夫なんだ”っていうことだったんですね(笑)。だから、半分は真剣、半分は楽しみながらっていうことで、私もいままで楽しませてもらってきたんですけど、これまで本当にいろんなドラマがありまして、そのなかでもまた楽しめたり、本気になって涙を流したりということがあって、いろんな感情が盛りだくさんというか、そんな感じでみなさんにも泣いたり、笑ったりしていただければなと思っています」
──“第2のインリン様オーディション”が進行されていますけど、『ハッスル・マニア2008』でのお披露目という可能性はあるのでしょうか?
山口代表「30日に有明で発表しようと進捗していますけど、トレーニングを見ながら、そこまでに間に合うのかどうか、見極めていきたいと思っています」
そして質疑応答も終了し、フォトセッションへ進行……しようとしていたその時、「おい! 主役を忘れんじゃないよ!」という高田総統の声が会見場に響き渡ると、おなじみの『威風堂々』のテーマが流れ、高田総統以下、“モンスターK”川田利明、アン・ジョー司令長官、ザ・モンスター℃、小路二等兵の高田モンスター軍の面々が登場! 即座に、ステージ上にいたハッスル軍は臨戦態勢の構えを取るピリピリとしたムードに!
そんななか高田総統は、「おい! あの人気番組『チャンピオンズ』の収録を見学してたら、会見が始まっちゃったよ! こんのぉ野郎〜!」と、大親友である高田延彦氏が司会を務めるテレビ東京の人気番組をさりげなく宣伝したところで「我こそが高田モンスター軍総統、そしてハッスルの偉大なる支配者、高田だ!」と、まずは挨拶。続けて「本来であれば、『ハッスル・マニア』は11月、そして『ハッスル祭り』を大晦日に開催する予定だった。しかしだ! 紅白、『Dynamite!!』を蹴散らすには、去年以上のスケール感が必要になる。分かるだろ? そこで、“マニア”と“祭り”を統合して、一発勝負に出ることにした。つまりだ! 私自身も、逆境の真ん中に立つということだ。分かるだろ?」と、高田総統自らも満を持して今回の『ハッスル・マニア2008』に望むことを誓った。
さらに、高田総統は近藤局長に向かって「おい! “他局と同じことをするな!”が社訓のテレビ東京・近藤スポーツ局長! 今年は、去年以上に大晦日の番宣をしっかり頼んだぞ!!」と念を押すと、近藤局長は「はい、かしこまりました。高田総統!」と即答。と言うことで、みんなも『ハッスル・マニア2008』の番宣がきちんと放送されているか要チェックだ!
そして、高田総統に続き、今度は川田が近藤局長に向かって「おい! 近藤局長! 視聴率戦争に勝ちたかったら、この俺を『年忘れにっぽんの歌』に出せよ! 30日がマニアだから、スケジュールは空いてるぞ。俺が、新宿コマ劇場のラストを飾ってやるよ!」と、ここぞとばかりに逆オファーだ! この仰天オファーに対して、「前向きに検討させてもらいます」と、これまた即答した近藤局長。すかさず、高田総統から「おい! たぬきオヤジ! そもそも貴様に、そんな権限はないじゃんかよ! すぐにバレるようなウソをついてるんじゃないよ!!」という厳しいツッコミが入ったものの、はたして、川田はテレビ東京が誇る大晦日もうひとつの看板番組に出演し、今年いっぱいで閉鎖する新宿コマのラストを飾ることができるのか!?
最後に高田総統は「今年の『ハッスル・マニア2008』は、スポーツエンターテインメントとして最高のステージを作り上げる。われわれハッスル、そしてテレビ東京、あるいは多くのファンが一丸となって、他に類を見ない素晴らしいイベントを最終的にお見せしよう。そうすれば、2009年もめでたく安泰というわけだ(ニヤリ)」と力強く宣言し、会見を締めてみせたのだった。
どんな逆境でも、人はハッスルできる! 相次ぐ主力の不在で解散の危機に陥ったハッスル軍、『ハッスルGP2008』で敗れ“パパ(グレート・ムタ)との再会”という夢をはたすことができなかったボノちゃんなど、まさに逆境に立たされたハッスラーたちが、12月30日は有明コロシアムで、そして大晦日はお茶の間で、ドゥ・ザ・ハッスル!! そして、暗い世相に沈む日本をハッスルで元気づけるぞ!
関連大会:ハッスル・マニア 2008
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