祝・寿引退! 4・29ラストマッチまでもうすぐ!
\(^o^)/チエ独占ロングインタビュー!!
2009年4月16日3・25『KYORAKU presents ハッスル・ツアー2009〜03.25 in KORAKUEN〜』(東京・後楽園ホール)で引退を表明し、4・29『ハッスル・ツアー2009〜4.29 in NAGOYA〜』(名古屋国際会議場 イベントホール)でラストマッチを迎える\(^o^)/チエを、ハッスルオフィシャル取材班が独占直撃!!
3・25『ハッスル・ツアー2009〜3.25 in KORAKUEN〜』(後楽園ホール)において、ファンの誰もがビビって、たじろぐほどの衝撃を与えた\(^o^)/チエ突然の引退発表&結婚宣言。そして、いよいよ、きたる4・29『ハッスル・ツアー2009〜4.29 in NAGOYA〜』(名古屋国際会議場 イベントホール)で、\(^o^)/チエは約2年半のハッスラー人生に終止符を打つこととなる。
そんななか、われわれハッスルオフィシャル取材班は、ラストマッチを控えた\(^o^)/チエの独占ロングインタビューを敢行! ラストマッチを控えた現在の心境、約2年半にわたるハッスルでの思い出、もちろん結婚についての話など、これまであまり語られることのなかった新事実が次々と明らかに! また、WEBサイトのムービーのほうでは、ファンの方々から寄せられた質問の中から、選りすぐりの10問をチエに直接ぶつけてみたので、こちらも要チェックだ!
それでは、\(^o^)/チエのラストメッセージをどうぞ!
■「TAJIRIさんは、仲がいい“親戚のお兄ちゃん”かな(笑)」
──4・29『ハッスル・ツアー2009〜4.29 in NAGOYA〜』(名古屋国際会議場 イベントホール)でTAJIRI選手との引退試合が決定しました。現在の心境はいかがでしょう?
チエ 今までTAJIRI選手に教えてもらってきたことを、引退試合で全部出し切りたいですね。
──たくさんあると思うんですが、TAJIRI選手に教えてもらったことで一番印象に残っているのは?
チエ 細かい部分なんですけど、お客さんを意識した動きだったり、顔の表情ですね。試合は対戦相手との勝負だけど、お客さんとの勝負でもあるっていう。
──いわゆる、プロ意識?
チエ そうです。指先まで意識してリングに上がるんだよっていうことをTAJIRIさんからは教わりました。
──試合後に、TAJIRI選手かアドバイスを受けることは?
チエ 試合後は、ホントちょこっとですね。試合の翌日に練習があるときとかは、新しい技を教えてもらったりしてましたよ。
──では、チエ選手にとって、TAJIRI選手とはどういう存在でしょう?
チエ 師匠……なのかなあ。例えば、同じコーチの安生(洋二)さんの場合は“お父さん”なんだけど、TAJIRIさんの場合は、お父さんでもないし、お兄ちゃんでもないし……チエ的には仲がいい“親戚のお兄ちゃん”かな(笑)。
──親戚のお兄ちゃん(笑)。それで、ちょっと話が戻るんですけど、3・25後楽園大会での突然の引退発表に誰もが驚かされたじゃないですか。そこで思ったのは、発表後に、お友達や親戚から電話やメールが殺到したんじゃないかと?
チエ いとこからも来ましたし、中京女子大学のアマレス部の先輩からもひさびさにメールが来ましたね。
──それっていうのは、「引退するの?」っていうメールですか?
チエ それが、「結婚おめでとう!」って来たんですよ(笑)。
──まあ、そうですよね(笑)。では、祝福メールのほうが多かったと?
チエ 仲がいい伊調馨(アテネ&北京五輪女子アマレス金メダリスト)からは、「結婚するの!?」みたいな感じでメールが来ましたし、やっぱり「おめでとう!」っていうメールのほうが多かったですね。あっ、だけど、監督(中京女子大レスリング部・栄和人監督)は怒ってましたね。
──怒ってた!?
チエ 「結婚するなんて、俺は聞いてないぞ!」って(笑)。この前、ジャパンクイーンズカップがあったんですけど、別の用事があって行けなかったんですね。それで先輩から後で聞いた話だと、監督が「あいつ、俺に言わないで、なんで結婚するんだよ。挨拶がねえぞ」って怒ってたって(笑)。
──引退するときに報告はしなかったんですか?
チエ 「引退します」っていう報告はしたんですけど、結婚の話はしなかったんですよ(笑)。
──それは怒りますよ(笑)。
チエ でも、そのときに「彼氏でもいるのか?」って監督から聞かれたので、「彼氏、できましたよ」とは答えたんですけどね。
──でも、肝心な報告がされてないじゃないですか(笑)。
チエ その前に、監督に「お前、田舎に帰らないのか?」って聞かれたんですよ。それは、監督と私のお父さんとの中で、私がハッスルでデビューして2年経ったら、引退して田舎に帰しますという約束をしていたみたいなんですけどね。
──あっ、そういう約束が裏でされてたんですね(笑)。
チエ それで、私は監督に「もうちょっと東京で頑張ろうと思ってるんですけど」って答えたら、「彼氏でもいるのか?」って聞かれたんですよ(笑)。
──だったら、なおさら結婚の話をしなければいけないじゃないですか(笑)。
チエ そしたら、監督が「田舎に帰って、長野で彼氏を見つけるのが、一番の親孝行になるんだぞ!」って言ってたんですけど(笑)。
──説教されたんだ(笑)。
チエ そんなこと言われたら、結婚の話なんてできないじゃないですか(笑)。
そんななか、われわれハッスルオフィシャル取材班は、ラストマッチを控えた\(^o^)/チエの独占ロングインタビューを敢行! ラストマッチを控えた現在の心境、約2年半にわたるハッスルでの思い出、もちろん結婚についての話など、これまであまり語られることのなかった新事実が次々と明らかに! また、WEBサイトのムービーのほうでは、ファンの方々から寄せられた質問の中から、選りすぐりの10問をチエに直接ぶつけてみたので、こちらも要チェックだ!
それでは、\(^o^)/チエのラストメッセージをどうぞ!
■「TAJIRIさんは、仲がいい“親戚のお兄ちゃん”かな(笑)」
──4・29『ハッスル・ツアー2009〜4.29 in NAGOYA〜』(名古屋国際会議場 イベントホール)でTAJIRI選手との引退試合が決定しました。現在の心境はいかがでしょう?
チエ 今までTAJIRI選手に教えてもらってきたことを、引退試合で全部出し切りたいですね。
──たくさんあると思うんですが、TAJIRI選手に教えてもらったことで一番印象に残っているのは?
チエ 細かい部分なんですけど、お客さんを意識した動きだったり、顔の表情ですね。試合は対戦相手との勝負だけど、お客さんとの勝負でもあるっていう。
──いわゆる、プロ意識?
チエ そうです。指先まで意識してリングに上がるんだよっていうことをTAJIRIさんからは教わりました。
──試合後に、TAJIRI選手かアドバイスを受けることは?
チエ 試合後は、ホントちょこっとですね。試合の翌日に練習があるときとかは、新しい技を教えてもらったりしてましたよ。
──では、チエ選手にとって、TAJIRI選手とはどういう存在でしょう?
チエ 師匠……なのかなあ。例えば、同じコーチの安生(洋二)さんの場合は“お父さん”なんだけど、TAJIRIさんの場合は、お父さんでもないし、お兄ちゃんでもないし……チエ的には仲がいい“親戚のお兄ちゃん”かな(笑)。
──親戚のお兄ちゃん(笑)。それで、ちょっと話が戻るんですけど、3・25後楽園大会での突然の引退発表に誰もが驚かされたじゃないですか。そこで思ったのは、発表後に、お友達や親戚から電話やメールが殺到したんじゃないかと?
チエ いとこからも来ましたし、中京女子大学のアマレス部の先輩からもひさびさにメールが来ましたね。
──それっていうのは、「引退するの?」っていうメールですか?
チエ それが、「結婚おめでとう!」って来たんですよ(笑)。
──まあ、そうですよね(笑)。では、祝福メールのほうが多かったと?
チエ 仲がいい伊調馨(アテネ&北京五輪女子アマレス金メダリスト)からは、「結婚するの!?」みたいな感じでメールが来ましたし、やっぱり「おめでとう!」っていうメールのほうが多かったですね。あっ、だけど、監督(中京女子大レスリング部・栄和人監督)は怒ってましたね。
──怒ってた!?
チエ 「結婚するなんて、俺は聞いてないぞ!」って(笑)。この前、ジャパンクイーンズカップがあったんですけど、別の用事があって行けなかったんですね。それで先輩から後で聞いた話だと、監督が「あいつ、俺に言わないで、なんで結婚するんだよ。挨拶がねえぞ」って怒ってたって(笑)。
──引退するときに報告はしなかったんですか?
チエ 「引退します」っていう報告はしたんですけど、結婚の話はしなかったんですよ(笑)。
──それは怒りますよ(笑)。
チエ でも、そのときに「彼氏でもいるのか?」って監督から聞かれたので、「彼氏、できましたよ」とは答えたんですけどね。
──でも、肝心な報告がされてないじゃないですか(笑)。
チエ その前に、監督に「お前、田舎に帰らないのか?」って聞かれたんですよ。それは、監督と私のお父さんとの中で、私がハッスルでデビューして2年経ったら、引退して田舎に帰しますという約束をしていたみたいなんですけどね。
──あっ、そういう約束が裏でされてたんですね(笑)。
チエ それで、私は監督に「もうちょっと東京で頑張ろうと思ってるんですけど」って答えたら、「彼氏でもいるのか?」って聞かれたんですよ(笑)。
──だったら、なおさら結婚の話をしなければいけないじゃないですか(笑)。
チエ そしたら、監督が「田舎に帰って、長野で彼氏を見つけるのが、一番の親孝行になるんだぞ!」って言ってたんですけど(笑)。
──説教されたんだ(笑)。
チエ そんなこと言われたら、結婚の話なんてできないじゃないですか(笑)。
■「えっと〜、山崎邦正に似てるんですよ!」
──ということで、ファンも気になるであろう、その“結婚”に関する質問なんですが、現在、彼氏となる男性はいるんですよね?
チエ はい、います!
──先日のトークショーでも話されてましたけど、その男性は一般の方ということで?
チエ はい、そうです! えっと〜、山崎邦正に似てるんですよ。特に口元のあたりが(笑)。
──お〜、これは新情報ですね。ちなみに、性格も山ちゃん似ですか?
チエ 性格は……口下手ですね。
──自分で思っていることがあっても、あまり口に出さないタイプ?
チエ そうですね。でも、あまり思ってもいないかも(笑)。
──じゃあ、チエ選手のほうが、どちらかと言うとリードしていく感じですか?
チエ それは、どっちもどっちですね。
──ちなみに、その方の年齢は?
チエ 1コ上です。
──チエ選手のほうがメロメロ?
チエ 相思相愛です!(笑)。
──愚問でしたね(笑)。そして、現在は花嫁修業中とのことで?
チエ そうです、はい。
──お付き合いがスタートしたのは、いつ頃からなんですか?
チエ 去年の夏からです。
──じゃあ、もう半年以上になるんですね。では、チエ選手の理想の結婚とは?
チエ 基本は専業主婦が理想なんですけど、子供がちょっと大きくなってきたら、パートで働きたいっていう希望もあるんですよ(笑)。
──やけにリアルですね(笑)。ちなみに、パートの職種は?
チエ スーパーのレジ打ち。
──みゆきちゃんだ(笑)。
チエ それで、子供にも、旦那にも、尽くしてあげられるお母さんになりたいですね。
──ちなみに、子供は何人ぐらい欲しいですか?
チエ 2、3人ですね。
──男ひとり、女ひとりは確実に?
チエ そうですね。
──なるほど。そして、旦那さんはしっかり外で稼いでくると?
チエ あっ、でも、夫婦で一緒にお店をやるのにも憧れますね。小汚い居酒屋とか。
──小汚い居酒屋(笑)。
チエ べつに、居酒屋じゃなくて、ラーメン屋でもいいんですけど。
──でも、基本は小汚いと(笑)。だけど、お店の女将さんっていうのは、とても似合いそうな気がしますね。
チエ 本当にハッスル以外での社会経験がないんですよ。アルバイトもほとんどしたことがないので。だから、結婚して、基本は専業主婦なんだけど、そうやって働いてみたいっていう希望もありますね。
──例えば、柔道の谷亮子選手みたいに、結婚して子供を産んでも、現役を続けられている方もいるじゃないですか。チエ選手は、そういうタイプとはちょっと違う?
チエ そうですね。なんか「総合格闘技をやったら」って言われたこともあるんですけど、自分の中でそういうのはまったくないですね。まあ、趣味程度でレスリングをやることはあるかもしれませんけど。
■「KUSHIDAクンは信用できない!」
──では、ちょっと質問を変えて、チエ選手から“印象に残った試合”をいくつか挙げてもらっているので、それについて伺いたいと思います。ひとつめは、『ハッスル・マニア2006』(2006.11.23/横浜アリーナ)のジャイアント・バボ戦(パートナーは、KUSHIDA&海川ひとみ)ですね。
チエ これはですね、初めて試合中に頭を打って記憶が飛んじゃったんですよ。
──あっ、そういう意味で印象に残っていると(笑)。ちなみに、どの場面で記憶が飛んだとか、わかりますか?
チエ 言われているのが、\(^o^)/セントーンっていう技をこの試合で初めて出したんですけど、そのときに距離を間違えて相手を飛び越しちゃったんですよ(笑)。
──わからない人のために説明しますと、セントーンという技は、相手の身体の上に、背中から落ちて自分の全体重を浴びせるボディプレスのことなんですけど、飛び越えたというのは、つまり自爆しちゃったわけですね(笑)。
チエ もうテンションが上がりすぎちゃって、飛び過ぎちゃったんですよね。バボに当たったのは、私の指先だけでしたもん(笑)。で、そのときに頭をガーンと打ったみたいで、ある人が言うには、その時点で目の焦点が合ってなかったみたいなんですよ。
──もうその時点で記憶が飛んじゃってたと。で、記憶が戻ったのはいつなんですか?
チエ 実は、試合中も記憶がないまま闘っていて、試合後に控室に戻るときも「ここはどこ? 私は誰?」っていう状態だったんですよ。で、KUSHIDAクンに「試合はどうだったの?」って聞いたら、「大丈夫、ちゃんと試合はできたから!」って言われたんですけど、もう信じられなくて(笑)。
──そこの信頼関係はないんですね(笑)。つまりパニック状態だったと?
チエ 初めての経験だったので、本当に怖くてそのときに泣いちゃったんですけど、ちょうどそこで控室のモニターにダイジェスト映像が流れてたんですよ。
──確かに、PPVとかの生中継のときは、ハッスルブレイク中に前半の試合をダイジェストで流してますよね。
チエ それを見て、「あっ、ホントだ。ちゃんとやってる」って思って、少しはホッとしたんですけど。そう言えば、そのときにEricaさんから「これでプロレスラーの仲間入りだね! 誰もが経験する道だから!」って声を掛けられましたね(笑)。
──いい話ですねえ(笑)。で、次が『ハッスル・ハウスvol.22』(2007.3.15/後楽園ホール)の“モンスターK”川田利明&天龍源一郎戦(パートナーはKUSHIDA)ですね。
チエ 最初、本当はKUSHIDAクンとシングルマッチをやるはずだったんですよ。
──そうですよね。でも、KUSHIDA選手が「仲間同士で闘えるか!」って高田総統に抗議をしたら、高田総統が「ヒヨコ2匹に、おもちゃを与えてやろう」って言って、現われたのが川田・天龍組だったと(笑)。
チエ もう本当に怖かったですね。しかも、天龍さんは竹刀を持ってるじゃないですか。チエも消火器で対抗しようとしたんですけど(笑)。
──竹刀が折れるくらいバッチバチ叩かれてましたからね。そう言えば、あの試合はタッグパートナーがKUSHIDA選手だったじゃないですか。いわゆる“クシチエ”としてタッグを組む機会は結構多かったわけですけど、試合前にアイデアを出し合ったり、作戦を立てたりとかはされてたんですか?
チエ 連携プレーとかは、そうですね。「これが、かっこいいんじゃない?」とかそういう相談はしてましたよ。2006年のクリスマス大会で、“クリスマスツリー”っていう合体技を出したじゃないですか。
──KUSHIDA選手がチエ選手を肩車して、チエ選手が相手にムーンサルトプレスする合体技ですよね。
チエ あれなんか、最初は本当に怖かったんですよ。だって、チエはバック転もできないんですよ(笑)。
──そんな技を私にやらせるなと(笑)。
チエ それで、KUSHIDAクンがチエに「大丈夫だから、信用して!」って言うんですけど、信用なんてできないじゃないですか。だって、自分のことしか考えてないような人ですよ(笑)。
──まあ、よく“ジコチュー”だとは言われてますよね(笑)。
チエ あと、それ以外にも、KUSHIDAクンは自分のやりたい技の実験台を私にさせるんですけど、「俺をケガさせないようにしてね」って言うんですよ。
──ヒドイ男ですね(笑)。
チエ ホント、意味がわかんないんですよ(笑)。KUSHIDAクンが「カンガルーキックの練習をしたい!」って言ったときも、チエがKUSHIDAクンの腕を取って、KUSHIDAクンが前にクルッと回りながらチエに向かってキックをしたら、チエの口を蹴ってきたんですよ(笑)。
──本来なら、カンガルーキックは背を向けた相手の胸を蹴る技ですよね。
チエ それで唇を切って、血がダラダラ出てきたんですけど、そういうときでもKUSHIDAクンは絶対に謝らないんですよ。「えっ、当たった?」みたいな(笑)。
──絶対に訴えたほうがいいですよ(笑)。
チエ その光景を見た、TAJIRIさんが「KUSHIDA、ひでえな」って言ってましたからね(笑)。
──ということで、ファンも気になるであろう、その“結婚”に関する質問なんですが、現在、彼氏となる男性はいるんですよね?
チエ はい、います!
──先日のトークショーでも話されてましたけど、その男性は一般の方ということで?
チエ はい、そうです! えっと〜、山崎邦正に似てるんですよ。特に口元のあたりが(笑)。
──お〜、これは新情報ですね。ちなみに、性格も山ちゃん似ですか?
チエ 性格は……口下手ですね。
──自分で思っていることがあっても、あまり口に出さないタイプ?
チエ そうですね。でも、あまり思ってもいないかも(笑)。
──じゃあ、チエ選手のほうが、どちらかと言うとリードしていく感じですか?
チエ それは、どっちもどっちですね。
──ちなみに、その方の年齢は?
チエ 1コ上です。
──チエ選手のほうがメロメロ?
チエ 相思相愛です!(笑)。
──愚問でしたね(笑)。そして、現在は花嫁修業中とのことで?
チエ そうです、はい。
──お付き合いがスタートしたのは、いつ頃からなんですか?
チエ 去年の夏からです。
──じゃあ、もう半年以上になるんですね。では、チエ選手の理想の結婚とは?
チエ 基本は専業主婦が理想なんですけど、子供がちょっと大きくなってきたら、パートで働きたいっていう希望もあるんですよ(笑)。
──やけにリアルですね(笑)。ちなみに、パートの職種は?
チエ スーパーのレジ打ち。
──みゆきちゃんだ(笑)。
チエ それで、子供にも、旦那にも、尽くしてあげられるお母さんになりたいですね。
──ちなみに、子供は何人ぐらい欲しいですか?
チエ 2、3人ですね。
──男ひとり、女ひとりは確実に?
チエ そうですね。
──なるほど。そして、旦那さんはしっかり外で稼いでくると?
チエ あっ、でも、夫婦で一緒にお店をやるのにも憧れますね。小汚い居酒屋とか。
──小汚い居酒屋(笑)。
チエ べつに、居酒屋じゃなくて、ラーメン屋でもいいんですけど。
──でも、基本は小汚いと(笑)。だけど、お店の女将さんっていうのは、とても似合いそうな気がしますね。
チエ 本当にハッスル以外での社会経験がないんですよ。アルバイトもほとんどしたことがないので。だから、結婚して、基本は専業主婦なんだけど、そうやって働いてみたいっていう希望もありますね。
──例えば、柔道の谷亮子選手みたいに、結婚して子供を産んでも、現役を続けられている方もいるじゃないですか。チエ選手は、そういうタイプとはちょっと違う?
チエ そうですね。なんか「総合格闘技をやったら」って言われたこともあるんですけど、自分の中でそういうのはまったくないですね。まあ、趣味程度でレスリングをやることはあるかもしれませんけど。
■「KUSHIDAクンは信用できない!」
──では、ちょっと質問を変えて、チエ選手から“印象に残った試合”をいくつか挙げてもらっているので、それについて伺いたいと思います。ひとつめは、『ハッスル・マニア2006』(2006.11.23/横浜アリーナ)のジャイアント・バボ戦(パートナーは、KUSHIDA&海川ひとみ)ですね。
チエ これはですね、初めて試合中に頭を打って記憶が飛んじゃったんですよ。
──あっ、そういう意味で印象に残っていると(笑)。ちなみに、どの場面で記憶が飛んだとか、わかりますか?
チエ 言われているのが、\(^o^)/セントーンっていう技をこの試合で初めて出したんですけど、そのときに距離を間違えて相手を飛び越しちゃったんですよ(笑)。
──わからない人のために説明しますと、セントーンという技は、相手の身体の上に、背中から落ちて自分の全体重を浴びせるボディプレスのことなんですけど、飛び越えたというのは、つまり自爆しちゃったわけですね(笑)。
チエ もうテンションが上がりすぎちゃって、飛び過ぎちゃったんですよね。バボに当たったのは、私の指先だけでしたもん(笑)。で、そのときに頭をガーンと打ったみたいで、ある人が言うには、その時点で目の焦点が合ってなかったみたいなんですよ。
──もうその時点で記憶が飛んじゃってたと。で、記憶が戻ったのはいつなんですか?
チエ 実は、試合中も記憶がないまま闘っていて、試合後に控室に戻るときも「ここはどこ? 私は誰?」っていう状態だったんですよ。で、KUSHIDAクンに「試合はどうだったの?」って聞いたら、「大丈夫、ちゃんと試合はできたから!」って言われたんですけど、もう信じられなくて(笑)。
──そこの信頼関係はないんですね(笑)。つまりパニック状態だったと?
チエ 初めての経験だったので、本当に怖くてそのときに泣いちゃったんですけど、ちょうどそこで控室のモニターにダイジェスト映像が流れてたんですよ。
──確かに、PPVとかの生中継のときは、ハッスルブレイク中に前半の試合をダイジェストで流してますよね。
チエ それを見て、「あっ、ホントだ。ちゃんとやってる」って思って、少しはホッとしたんですけど。そう言えば、そのときにEricaさんから「これでプロレスラーの仲間入りだね! 誰もが経験する道だから!」って声を掛けられましたね(笑)。
──いい話ですねえ(笑)。で、次が『ハッスル・ハウスvol.22』(2007.3.15/後楽園ホール)の“モンスターK”川田利明&天龍源一郎戦(パートナーはKUSHIDA)ですね。
チエ 最初、本当はKUSHIDAクンとシングルマッチをやるはずだったんですよ。
──そうですよね。でも、KUSHIDA選手が「仲間同士で闘えるか!」って高田総統に抗議をしたら、高田総統が「ヒヨコ2匹に、おもちゃを与えてやろう」って言って、現われたのが川田・天龍組だったと(笑)。
チエ もう本当に怖かったですね。しかも、天龍さんは竹刀を持ってるじゃないですか。チエも消火器で対抗しようとしたんですけど(笑)。
──竹刀が折れるくらいバッチバチ叩かれてましたからね。そう言えば、あの試合はタッグパートナーがKUSHIDA選手だったじゃないですか。いわゆる“クシチエ”としてタッグを組む機会は結構多かったわけですけど、試合前にアイデアを出し合ったり、作戦を立てたりとかはされてたんですか?
チエ 連携プレーとかは、そうですね。「これが、かっこいいんじゃない?」とかそういう相談はしてましたよ。2006年のクリスマス大会で、“クリスマスツリー”っていう合体技を出したじゃないですか。
──KUSHIDA選手がチエ選手を肩車して、チエ選手が相手にムーンサルトプレスする合体技ですよね。
チエ あれなんか、最初は本当に怖かったんですよ。だって、チエはバック転もできないんですよ(笑)。
──そんな技を私にやらせるなと(笑)。
チエ それで、KUSHIDAクンがチエに「大丈夫だから、信用して!」って言うんですけど、信用なんてできないじゃないですか。だって、自分のことしか考えてないような人ですよ(笑)。
──まあ、よく“ジコチュー”だとは言われてますよね(笑)。
チエ あと、それ以外にも、KUSHIDAクンは自分のやりたい技の実験台を私にさせるんですけど、「俺をケガさせないようにしてね」って言うんですよ。
──ヒドイ男ですね(笑)。
チエ ホント、意味がわかんないんですよ(笑)。KUSHIDAクンが「カンガルーキックの練習をしたい!」って言ったときも、チエがKUSHIDAクンの腕を取って、KUSHIDAクンが前にクルッと回りながらチエに向かってキックをしたら、チエの口を蹴ってきたんですよ(笑)。
──本来なら、カンガルーキックは背を向けた相手の胸を蹴る技ですよね。
チエ それで唇を切って、血がダラダラ出てきたんですけど、そういうときでもKUSHIDAクンは絶対に謝らないんですよ。「えっ、当たった?」みたいな(笑)。
──絶対に訴えたほうがいいですよ(笑)。
チエ その光景を見た、TAJIRIさんが「KUSHIDA、ひでえな」って言ってましたからね(笑)。
■「\(^o^)/チエになることができた」
──続いては『ハッスル23』(2007.6.10/青森県営スケート場)のアン・ジョー司令長官戦ですね。
チエ これは、同じ日に、KUSHIDAクンがタイガー・ジェット・シンとシングルで闘ったんですけど、シンって凄く怖いじゃないですか、それでKUSHIDAクンに「かわいそうだね〜」って、前日からずっと言ってたんですよ(笑)。
──ここぞとばかりに(笑)。
チエ そしたら、大会当日の会場入りのときに、KUSHIDAクンから「でも、チエだって司令長官とやるんだよ。大丈夫なの?」って言われた瞬間、もの凄く緊張し始めたんですね。
──それまで他人事だったのが、急に(笑)。
チエ 確かに、怖さではシンなんですけど、精神的プレッシャーが掛かるのは司令長官のほうが上なんですよ。そう思ったら、「シンと試合をするよりも嫌かも」って(笑)。
──でも、試合自体はとてもいい試合でしたよね。
チエ はい、試合後に周りから「良かったよ」って言われましたからね。終わってみれば、楽しい試合だったんですけど(笑)。
──なるほど。そして、最後は『ハッスル・ツアー2008〜10.26 in TOCHIGI〜』(宇都宮市清原体育館)のダンプ松本&小路二等兵&サソリ戦(パートナーはTAJIRI&KUSHIDA)ですね。
チエ これは、やっぱりダンプさんと試合をするのが怖かったんですよ(笑)。
──さっきから怖いばっかりじゃないですか(笑)。
チエ で、この試合の前に、TAJIRIさんがIWA JAPANに参戦したんですけど、TAJIRIさんの衣装を会場に持って行ったついでに、ダンプさんもその大会に参戦してたんで偵察したんですね。そうしたら、ダンプさんが相手の女子選手の額を、鉄の棒かなんかでエグってるんですよ! もうそれを観てしまったんで、あまりにも怖くて(笑)。
──チエ選手は、クラッシュギャルズ(ライオネス飛鳥&長与千種)のファンだったじゃないですか。その大好きなクラッシュのライバルだったダンプ松本と闘えるというワクワク感よりも。
チエ もう恐怖心だけですよ(笑)。でも、ダンプさんとは、ハッスルと別のリングで一度闘ったことがあるんですけど、ハッスルで初めて女子選手と闘えたという部分では嬉しかったですよ。
──あっ、ハッスルのリングで女子選手と闘ったのは、ダンプさんが初めてだったんですね。
チエ そうなんですよ。デビューしたときには、ドクロンZもいたんですけど、一度も当たってなかったんで。
──で、“印象に残ってる試合”ということだったんですが、伺ってみるとどれも“恐怖体験”ばかりで(苦笑)。
チエ でも、印象に残ってる試合ですよね?
──まあ、そうなんですけど、いわゆるベストバウト的なお話を(笑)。
チエ あっ、それなら『ハッスル・エイド2007』(2007.6.17/さいたまスーパーアリーナ)の第1ハッスルでやったスーパー・フライング・バンパイア1世&2世との試合(パートナーはKUSHIDA)ですよ。
──あるじゃないですか!(笑)。
チエ あの試合がきっかけで吹っ切れることができたんですよ。
──と言いますと?
チエ ようやく自分が、\(^o^)/チエになることができたなと。
──つまり、それまでは“\(^o^)/チエ”というリングネームでありながらも、そのキャラクターをなかなか表現できないでいたと、そういうことですか?
チエ そういうことです(笑)。
■「寂しい感じで終わるのはイヤ!」
──ここで、再び引退試合の話に戻るんですが、チエ選手の中で、どんな引退試合にしたいっていうのはありますか?
チエ やっぱり、最後なんですけど、寂しい感じで終わるのはイヤですね。
──そこはもう、チエ選手らしく、最後も明るく、楽しく、元気いっぱいで?
チエ はい、そうです。で、TAJIRIさんも、全力でぶつかっていく私のすべてを全部受け切ってくれると思うんですよ。逃げずに。
──TAJIRIさんのほうが先輩だから、逃げはしないでしょう(笑)。
チエ 上から目線でしたね(笑)。
──そうですよ(笑)。ちなみに、TAJIRI戦に向けて、何か秘策や新技などは?
チエ 新しい技よりも、今までのやってきた技を全部出したいですね。まあ、全部と言っても、5コくらいですけどね(笑)。
──数の問題じゃないですよ!(笑)。
チエ でも、\(^o^)/セントーンで、また記憶を飛ばすのは嫌だなあ。
──縁起でもない話はやめてください(笑)。それでは、最後に応援してくれているファンの方々にメッセージをお願いします。
チエ 今まで応援してくださって、ありがとうございました! TAJIRIさんに勝って、新たな人生を踏み出そうと思っています。引退試合、頑張ります!!
▼4・29『KYORAKU presents ハッスル・ツアー2009〜4.29 in NAGOYA〜』(名古屋国際会議場 イベントホール)決定対戦カード
〜\(^o^)/チエ引退試合〜
\(^o^)/チエ
vs
TAJIRI
“モンスターK”川田利明
vs
坂田亘
モンスターHG
vs
マグナムTOKYO
──続いては『ハッスル23』(2007.6.10/青森県営スケート場)のアン・ジョー司令長官戦ですね。
チエ これは、同じ日に、KUSHIDAクンがタイガー・ジェット・シンとシングルで闘ったんですけど、シンって凄く怖いじゃないですか、それでKUSHIDAクンに「かわいそうだね〜」って、前日からずっと言ってたんですよ(笑)。
──ここぞとばかりに(笑)。
チエ そしたら、大会当日の会場入りのときに、KUSHIDAクンから「でも、チエだって司令長官とやるんだよ。大丈夫なの?」って言われた瞬間、もの凄く緊張し始めたんですね。
──それまで他人事だったのが、急に(笑)。
チエ 確かに、怖さではシンなんですけど、精神的プレッシャーが掛かるのは司令長官のほうが上なんですよ。そう思ったら、「シンと試合をするよりも嫌かも」って(笑)。
──でも、試合自体はとてもいい試合でしたよね。
チエ はい、試合後に周りから「良かったよ」って言われましたからね。終わってみれば、楽しい試合だったんですけど(笑)。
──なるほど。そして、最後は『ハッスル・ツアー2008〜10.26 in TOCHIGI〜』(宇都宮市清原体育館)のダンプ松本&小路二等兵&サソリ戦(パートナーはTAJIRI&KUSHIDA)ですね。
チエ これは、やっぱりダンプさんと試合をするのが怖かったんですよ(笑)。
──さっきから怖いばっかりじゃないですか(笑)。
チエ で、この試合の前に、TAJIRIさんがIWA JAPANに参戦したんですけど、TAJIRIさんの衣装を会場に持って行ったついでに、ダンプさんもその大会に参戦してたんで偵察したんですね。そうしたら、ダンプさんが相手の女子選手の額を、鉄の棒かなんかでエグってるんですよ! もうそれを観てしまったんで、あまりにも怖くて(笑)。
──チエ選手は、クラッシュギャルズ(ライオネス飛鳥&長与千種)のファンだったじゃないですか。その大好きなクラッシュのライバルだったダンプ松本と闘えるというワクワク感よりも。
チエ もう恐怖心だけですよ(笑)。でも、ダンプさんとは、ハッスルと別のリングで一度闘ったことがあるんですけど、ハッスルで初めて女子選手と闘えたという部分では嬉しかったですよ。
──あっ、ハッスルのリングで女子選手と闘ったのは、ダンプさんが初めてだったんですね。
チエ そうなんですよ。デビューしたときには、ドクロンZもいたんですけど、一度も当たってなかったんで。
──で、“印象に残ってる試合”ということだったんですが、伺ってみるとどれも“恐怖体験”ばかりで(苦笑)。
チエ でも、印象に残ってる試合ですよね?
──まあ、そうなんですけど、いわゆるベストバウト的なお話を(笑)。
チエ あっ、それなら『ハッスル・エイド2007』(2007.6.17/さいたまスーパーアリーナ)の第1ハッスルでやったスーパー・フライング・バンパイア1世&2世との試合(パートナーはKUSHIDA)ですよ。
──あるじゃないですか!(笑)。
チエ あの試合がきっかけで吹っ切れることができたんですよ。
──と言いますと?
チエ ようやく自分が、\(^o^)/チエになることができたなと。
──つまり、それまでは“\(^o^)/チエ”というリングネームでありながらも、そのキャラクターをなかなか表現できないでいたと、そういうことですか?
チエ そういうことです(笑)。
■「寂しい感じで終わるのはイヤ!」
──ここで、再び引退試合の話に戻るんですが、チエ選手の中で、どんな引退試合にしたいっていうのはありますか?
チエ やっぱり、最後なんですけど、寂しい感じで終わるのはイヤですね。
──そこはもう、チエ選手らしく、最後も明るく、楽しく、元気いっぱいで?
チエ はい、そうです。で、TAJIRIさんも、全力でぶつかっていく私のすべてを全部受け切ってくれると思うんですよ。逃げずに。
──TAJIRIさんのほうが先輩だから、逃げはしないでしょう(笑)。
チエ 上から目線でしたね(笑)。
──そうですよ(笑)。ちなみに、TAJIRI戦に向けて、何か秘策や新技などは?
チエ 新しい技よりも、今までのやってきた技を全部出したいですね。まあ、全部と言っても、5コくらいですけどね(笑)。
──数の問題じゃないですよ!(笑)。
チエ でも、\(^o^)/セントーンで、また記憶を飛ばすのは嫌だなあ。
──縁起でもない話はやめてください(笑)。それでは、最後に応援してくれているファンの方々にメッセージをお願いします。
チエ 今まで応援してくださって、ありがとうございました! TAJIRIさんに勝って、新たな人生を踏み出そうと思っています。引退試合、頑張ります!!
▼4・29『KYORAKU presents ハッスル・ツアー2009〜4.29 in NAGOYA〜』(名古屋国際会議場 イベントホール)決定対戦カード
〜\(^o^)/チエ引退試合〜
\(^o^)/チエ
vs
TAJIRI
“モンスターK”川田利明
vs
坂田亘
モンスターHG
vs
マグナムTOKYO