謎が謎を呼ぶ7・26『ハッスル・エイド2009』直前!
マグナムTOKYO、本音ぶっちゃけインタビュー!!
2009年7月23日ハッスル上半期最大のスーパーイベント7・26『KYORAKU presents ハッスル・エイド2009』(両国国技館)を目前に控え、ハッスルオフィシャル取材班が、高田総統の“最後の闘いの化身”エスペランサー・ザ・ゴッドとの一騎討ちがついに決定したハッスル軍のマグナムTOKYOに超直前インタビューを敢行! 取材日が7月16日ということで、全対戦カード発表(20日)前のインタビューではあるものの、なかなか対戦カードが決まらないことから、半ば自暴自棄になりつつあったマグナムの本音を余すことなく聞き出してきたぞ! “ハッスル軍の救世主”として、高田総統から覇権奪回の使命を託された男の苦悩、そしてハッスルへの熱き想いが今ここに爆発する!!
■「なんかTAJIRIさんが怪しいと思うんだよな」
――このインタビューの前に、『週刊プロレス』さんでインタビュー取材を受けたんですよね?(※現在発売中の『週刊プロレス』最新号にて、マグナムTOKYOインタビューが掲載されておりますので要チェック!)。
マグナム もうね、何も語りようがないよ!
――いきなり逆ギレだ(笑)。
マグナム だってさ、俺、週プロでも言ったんだけど、もうすぐ日付けが変わって、もう7月17日だよ。エイドまで10日を切って、未だにカード発表もないし、一体どうなってんだよ! 3月の後楽園で復活宣言をして、マグナムTOKYOになってからの3ヶ月間、ハッスルの象徴と言われる高田総統までたどり着こうと思って頑張ってきたのにさ。
――数々の試練を乗り越えてきましたよね。
マグナム 散々な目に遭いながらも、難関だった“モンスターK”川田利明っていう壁を乗り越えてやっとここまで来たというのに、この様だよ。
――さらに、先日の7・5福岡大会で行なわれた『ハッスル・アルマゲドン・サバイバー』では、アルマ&ゲドンを連破しました。
マグナム 後ろでドッシリ構えとけって言うから、余裕かましてたらさ、まさかの二人残りだよ。しかも、フランソワーズに金的蹴られてタマが1個潰れるわ……それでも、カードが発表されない。インタビューどころじゃないよな。なんかもう拍子抜けというかさ……っていうか、本当は何か知ってるんじゃないの?
――いや、現時点でまったく情報がないので、ぶっちゃけて言いますと、このインタビューも手探り状態で進めてるんですよ(笑)。
マグナム 俺もさ、周りから「今度のエイドはどうなるの?」って聞かれるんだけど……もう、ツライよ!
――まったく予測がつきませんからね。
マグナム まあ、自分の中では「もうやるしかない!」って決めてはいるんだけどさ、そうは言っても相手が見えないからね。っていうか、ホントに高田総統は出て来るの?
――それこそ、“高田総統のみぞ知る”といった感じで、今回のエイドは進んでますからね。
マグナム それにしてもさ、ハッスルがここまで高田総統に支配されているなんて、思いもしなかったよ。これがいわゆる“ファイティングオペラ”っていうやつなのかな? 今の俺は、完全に高田総統の毒が回ってる感じだよ。自分の中では「なんとかしなきゃいけない!」と思っていても、毒が回りきって感染してるぐらいの状態だから。
――そんな状態の中で、焦りみたいなものはありますか?
マグナム もう焦りを通り越して、どうしていいのかわからないね。
――エイドで高田総統との対戦があると想定しても、それに向けての対策も立てられませんか?
マグナム いやもう、現時点では何も考えられないよ。例えて言うなら、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘みたいなさ。
――巌流島ですね。
マグナム 「じらすにも程があるだろ!」っていう感じだよな。
――マグナムさんが小次郎で、完全に待ち疲れちゃってるわけですね(笑)。
マグナム だから、見えない敵と闘うっていうのはこういうことなんだと、改めて痛感したね。なんだったら、俺が“さよなら”したいぐらいだよ。
――それは困ります!
マグナム だから、「ハッスルの新しい世界ってなんですか?」って聞かれてもさ、あれは自分にハッパをかけるためになんの根拠もなく言ってきたことであって、“新しい世界”の前にエイドすら見えなくなってきてるからなぁ(笑)。
――確かに、言われてみれば(笑)。
マグナム でもさ、なんかTAJIRIさんが怪しいと思うんだよな。
――何を急に言い出すんですか!(笑)。
マグナム だってさ、エイドが間近に控えているにも関わらず、このタイミングでTAJIRIさんは新日の棚橋(弘至)にラブコールしてんだよ。あれだけ俺のことをヨイショしてくれたのにさ、なんか“ハシゴを外された”って感じだよなぁ。
――前回のインタビューで、「TAJIRIさんはホントいい人だよ」って言ってましたよね(笑)。
マグナム やっぱさ、TAJIRIさんはアメリカンナイズされてるから、考え方がドライなんだよ。俺の浪花節が通じないからな(笑)。そりゃ、棚橋選手と俺を比べたら、彼のほうが若くてイキもいいし、ビジュアルもいいからさ。TAJIRIさんが惚れ込むのもわかんないわけじゃないよ。俺が逆立ちしたところで、もう36(歳)で中年だし……。
(※注:7月20日、新日本プロレス札幌大会にて、TAJIRIがIWGPヘビー級王者・棚橋弘至に対して毒霧襲撃!)
――完全に自暴自棄になってますね。
マグナム やっぱり俺は、“ポッと出のあんちゃん”だから、こういう洗礼を受けるのかな……。
――ちなみに、ハッスル軍の中でも、そういった疎外感を感じたりしますか?
マグナム だって、控室にいても俺は隅っこだからね。悲しいもんがあるよ、隅っこで寂しくあのコスチュームに着替えるのは(笑)。
――このインタビューの前に、『週刊プロレス』さんでインタビュー取材を受けたんですよね?(※現在発売中の『週刊プロレス』最新号にて、マグナムTOKYOインタビューが掲載されておりますので要チェック!)。
マグナム もうね、何も語りようがないよ!
――いきなり逆ギレだ(笑)。
マグナム だってさ、俺、週プロでも言ったんだけど、もうすぐ日付けが変わって、もう7月17日だよ。エイドまで10日を切って、未だにカード発表もないし、一体どうなってんだよ! 3月の後楽園で復活宣言をして、マグナムTOKYOになってからの3ヶ月間、ハッスルの象徴と言われる高田総統までたどり着こうと思って頑張ってきたのにさ。
――数々の試練を乗り越えてきましたよね。
マグナム 散々な目に遭いながらも、難関だった“モンスターK”川田利明っていう壁を乗り越えてやっとここまで来たというのに、この様だよ。
――さらに、先日の7・5福岡大会で行なわれた『ハッスル・アルマゲドン・サバイバー』では、アルマ&ゲドンを連破しました。
マグナム 後ろでドッシリ構えとけって言うから、余裕かましてたらさ、まさかの二人残りだよ。しかも、フランソワーズに金的蹴られてタマが1個潰れるわ……それでも、カードが発表されない。インタビューどころじゃないよな。なんかもう拍子抜けというかさ……っていうか、本当は何か知ってるんじゃないの?
――いや、現時点でまったく情報がないので、ぶっちゃけて言いますと、このインタビューも手探り状態で進めてるんですよ(笑)。
マグナム 俺もさ、周りから「今度のエイドはどうなるの?」って聞かれるんだけど……もう、ツライよ!
――まったく予測がつきませんからね。
マグナム まあ、自分の中では「もうやるしかない!」って決めてはいるんだけどさ、そうは言っても相手が見えないからね。っていうか、ホントに高田総統は出て来るの?
――それこそ、“高田総統のみぞ知る”といった感じで、今回のエイドは進んでますからね。
マグナム それにしてもさ、ハッスルがここまで高田総統に支配されているなんて、思いもしなかったよ。これがいわゆる“ファイティングオペラ”っていうやつなのかな? 今の俺は、完全に高田総統の毒が回ってる感じだよ。自分の中では「なんとかしなきゃいけない!」と思っていても、毒が回りきって感染してるぐらいの状態だから。
――そんな状態の中で、焦りみたいなものはありますか?
マグナム もう焦りを通り越して、どうしていいのかわからないね。
――エイドで高田総統との対戦があると想定しても、それに向けての対策も立てられませんか?
マグナム いやもう、現時点では何も考えられないよ。例えて言うなら、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘みたいなさ。
――巌流島ですね。
マグナム 「じらすにも程があるだろ!」っていう感じだよな。
――マグナムさんが小次郎で、完全に待ち疲れちゃってるわけですね(笑)。
マグナム だから、見えない敵と闘うっていうのはこういうことなんだと、改めて痛感したね。なんだったら、俺が“さよなら”したいぐらいだよ。
――それは困ります!
マグナム だから、「ハッスルの新しい世界ってなんですか?」って聞かれてもさ、あれは自分にハッパをかけるためになんの根拠もなく言ってきたことであって、“新しい世界”の前にエイドすら見えなくなってきてるからなぁ(笑)。
――確かに、言われてみれば(笑)。
マグナム でもさ、なんかTAJIRIさんが怪しいと思うんだよな。
――何を急に言い出すんですか!(笑)。
マグナム だってさ、エイドが間近に控えているにも関わらず、このタイミングでTAJIRIさんは新日の棚橋(弘至)にラブコールしてんだよ。あれだけ俺のことをヨイショしてくれたのにさ、なんか“ハシゴを外された”って感じだよなぁ。
――前回のインタビューで、「TAJIRIさんはホントいい人だよ」って言ってましたよね(笑)。
マグナム やっぱさ、TAJIRIさんはアメリカンナイズされてるから、考え方がドライなんだよ。俺の浪花節が通じないからな(笑)。そりゃ、棚橋選手と俺を比べたら、彼のほうが若くてイキもいいし、ビジュアルもいいからさ。TAJIRIさんが惚れ込むのもわかんないわけじゃないよ。俺が逆立ちしたところで、もう36(歳)で中年だし……。
(※注:7月20日、新日本プロレス札幌大会にて、TAJIRIがIWGPヘビー級王者・棚橋弘至に対して毒霧襲撃!)
――完全に自暴自棄になってますね。
マグナム やっぱり俺は、“ポッと出のあんちゃん”だから、こういう洗礼を受けるのかな……。
――ちなみに、ハッスル軍の中でも、そういった疎外感を感じたりしますか?
マグナム だって、控室にいても俺は隅っこだからね。悲しいもんがあるよ、隅っこで寂しくあのコスチュームに着替えるのは(笑)。
■「高田総統の存在感っていうのは“ピカ一”だから」
――では、ここからはエイドで高田総統と闘うかもしれないということを前提に話を進めていきますが、高田総統の闘う化身と言われているザ・エスペランサーや、エスペランサー・ザ・グレートの試合はご覧になられましたか?
マグナム ザ・エスペランサーの試合はまだ観てないけどさ、グレートのほうは去年のマニアのときに生で観てるからね。
――率直な感想として、いかがでしたか?
マグナム あれこそがファイティング・オペラの真骨頂であり、まさにファンタジーの世界だよな。率直に言えば、“難しい”っていう。
――難しい?
マグナム やっぱり、あの人の存在感っていうのは“ピカ一”だから。ハッスルが支配されてしまうだけのものはあるよ。しかも、ただの支配者じゃない、“偉大なる支配者”だっていうね。
――なんと言っても、“全知全能”ですからね。
マグナム 俺なんか、“全身全裸”だからな。
――裸一貫で勝負みたいな(笑)。
マグナム もう俺は、すべてをさらけ出して闘ってるよ(笑)。
――変な話かもしれないですけど、ただ試合をすればいいっていう勝負ではないじゃないですか。独特な間合いだったり、空気感だったりっていう部分で。そもそも、登場しただけで、会場の空気が一変しますからね。
マグナム うん、確かにあの雰囲気に飲み込まれそうになるよな。俺のカテゴリーで言うと、入場だけで魅せられるしさ。
――しかも、向こうには“レーザービターン”という脅威の武器もあります。
マグナム レーザービターンねぇ。あれだけは、食ったら本当にマズいよな。
――完全に致命傷となりますよね。ちなみに、レーザービターン対策というのをお考えには……?
マグナム マニアで観てたときは、他人事だからさ。「お〜、すげえ!」とかって驚きながら、グレート・ムタが狙われてるときに「食らえ! 食らっちまえ!!」って思ってたりもしたんだけど(笑)。まさか、自分が危険に身をさらすことになるなんて思いもしなかったからなぁ。だから、作戦として考えられるのは、“人間の盾”かな。
――人間の盾?
マグナム 要するに、セコンドにいるKGやRGを盾にして、あわよくば野口レフェリーを使ってでも防ぐっていう作戦だよな。
――ハッスルの未来のためには、多少の犠牲も仕方がないと。
マグナム そう、殉職だよ。
――「せめて骨ぐらいはしっかり拾うから、頼む!」みたいな。
マグナム いや、拾うのも面倒くさいから放ったらかしで。もしくは、蹴っ飛ばす(笑)。
■「ゴールの見えない『人生ゲーム』だよ」
――ズバリ言って、エイドを前に精神的に追い込まれてたりしますか?
マグナム いや、そこまではいかないけど、違った意味で追い詰められてるよ。だってさ、いろんな人に「エイドはどうなるの?」って聞かれるわけじゃん(笑)。俺も情報収集しようという努力はあるからさ。ハッスルオフィシャルサイトを欠かさずチェックしてるんだけど、まったく対戦カード決定のニュースがリリースされないっていう。っていうか、やっぱり何か知ってるんじゃない?
――それが実は……って、何も知りませんよ!(笑)。
マグナム ホントに?
――残念ながら、高田総統とコンタクトを取る手段がこちらにはないものでして……。
マグナム でもさ、何度も言うけど、この状況っていうのはホントにキツイよ。俺だって今回のエイドに懸けてるっていう気持ちはあるのにさ、高田総統に振り回されっぱなしのハッスルに対しても不愉快極まりないし。そもそも「エイドってなんだ?」っていう話で。
――根本的なところにぶつかりましたね(笑)。
マグナム もう、「俺をエイドしてくれ!」って感じだもんな(笑)。いや、ホントにさ、俺がこんな状況になってること自体、ハッスル軍のみんなにも申し訳ないと思ってるから。でも、やっぱり俺はTAJIRIさんが怪しいと思う!
――またその話に戻りますか(笑)。
マグナム 考えてみれば、“アルマゲドン”っていうキーワードが高田総統から出たときに、一番興奮してたのはあの人だもんな。うん、絶対に怪しい!
――完全に人間不信の状態に陥りつつありますね(笑)。
マグナム ここまでの仕掛けが、“ファイティング・オペラ”だって言うんだったら、もう俺は完全に飲み込まれてるよ。だってさ、ここまでせっかくひとつずつコマを進めてきて、ゴールまであと1マスなのに、1が出なくてゴールに近付いたり、戻ったりの繰り返しだもんな。『人生ゲーム』でなかなか上がれないみたいな。ゴールの見えない『人生ゲーム』だよ(笑)。
――マラソンじゃなくて(笑)。
マグナム いや、『人生ゲーム』だな。
――途中で失うものもあり、代償も負いつつ。
マグナム ホント、ボロボロだよ。でも、マグナムとして復活してから短い期間ながらも、ハッスルを応援してくれているファンのために、何か新しい風を吹き込みたいしさ。その証明として、エイドで何かを見せつけたいし、ハッスルの歴史に名を刻みたいからね。ここで高田総統との対戦が決まったら、トップに辿り着いたという証明になるわけでしょ? だったら、そこでトップという称号を獲らなきゃいけないと俺は思うし。
――では、ここからはエイドで高田総統と闘うかもしれないということを前提に話を進めていきますが、高田総統の闘う化身と言われているザ・エスペランサーや、エスペランサー・ザ・グレートの試合はご覧になられましたか?
マグナム ザ・エスペランサーの試合はまだ観てないけどさ、グレートのほうは去年のマニアのときに生で観てるからね。
――率直な感想として、いかがでしたか?
マグナム あれこそがファイティング・オペラの真骨頂であり、まさにファンタジーの世界だよな。率直に言えば、“難しい”っていう。
――難しい?
マグナム やっぱり、あの人の存在感っていうのは“ピカ一”だから。ハッスルが支配されてしまうだけのものはあるよ。しかも、ただの支配者じゃない、“偉大なる支配者”だっていうね。
――なんと言っても、“全知全能”ですからね。
マグナム 俺なんか、“全身全裸”だからな。
――裸一貫で勝負みたいな(笑)。
マグナム もう俺は、すべてをさらけ出して闘ってるよ(笑)。
――変な話かもしれないですけど、ただ試合をすればいいっていう勝負ではないじゃないですか。独特な間合いだったり、空気感だったりっていう部分で。そもそも、登場しただけで、会場の空気が一変しますからね。
マグナム うん、確かにあの雰囲気に飲み込まれそうになるよな。俺のカテゴリーで言うと、入場だけで魅せられるしさ。
――しかも、向こうには“レーザービターン”という脅威の武器もあります。
マグナム レーザービターンねぇ。あれだけは、食ったら本当にマズいよな。
――完全に致命傷となりますよね。ちなみに、レーザービターン対策というのをお考えには……?
マグナム マニアで観てたときは、他人事だからさ。「お〜、すげえ!」とかって驚きながら、グレート・ムタが狙われてるときに「食らえ! 食らっちまえ!!」って思ってたりもしたんだけど(笑)。まさか、自分が危険に身をさらすことになるなんて思いもしなかったからなぁ。だから、作戦として考えられるのは、“人間の盾”かな。
――人間の盾?
マグナム 要するに、セコンドにいるKGやRGを盾にして、あわよくば野口レフェリーを使ってでも防ぐっていう作戦だよな。
――ハッスルの未来のためには、多少の犠牲も仕方がないと。
マグナム そう、殉職だよ。
――「せめて骨ぐらいはしっかり拾うから、頼む!」みたいな。
マグナム いや、拾うのも面倒くさいから放ったらかしで。もしくは、蹴っ飛ばす(笑)。
■「ゴールの見えない『人生ゲーム』だよ」
――ズバリ言って、エイドを前に精神的に追い込まれてたりしますか?
マグナム いや、そこまではいかないけど、違った意味で追い詰められてるよ。だってさ、いろんな人に「エイドはどうなるの?」って聞かれるわけじゃん(笑)。俺も情報収集しようという努力はあるからさ。ハッスルオフィシャルサイトを欠かさずチェックしてるんだけど、まったく対戦カード決定のニュースがリリースされないっていう。っていうか、やっぱり何か知ってるんじゃない?
――それが実は……って、何も知りませんよ!(笑)。
マグナム ホントに?
――残念ながら、高田総統とコンタクトを取る手段がこちらにはないものでして……。
マグナム でもさ、何度も言うけど、この状況っていうのはホントにキツイよ。俺だって今回のエイドに懸けてるっていう気持ちはあるのにさ、高田総統に振り回されっぱなしのハッスルに対しても不愉快極まりないし。そもそも「エイドってなんだ?」っていう話で。
――根本的なところにぶつかりましたね(笑)。
マグナム もう、「俺をエイドしてくれ!」って感じだもんな(笑)。いや、ホントにさ、俺がこんな状況になってること自体、ハッスル軍のみんなにも申し訳ないと思ってるから。でも、やっぱり俺はTAJIRIさんが怪しいと思う!
――またその話に戻りますか(笑)。
マグナム 考えてみれば、“アルマゲドン”っていうキーワードが高田総統から出たときに、一番興奮してたのはあの人だもんな。うん、絶対に怪しい!
――完全に人間不信の状態に陥りつつありますね(笑)。
マグナム ここまでの仕掛けが、“ファイティング・オペラ”だって言うんだったら、もう俺は完全に飲み込まれてるよ。だってさ、ここまでせっかくひとつずつコマを進めてきて、ゴールまであと1マスなのに、1が出なくてゴールに近付いたり、戻ったりの繰り返しだもんな。『人生ゲーム』でなかなか上がれないみたいな。ゴールの見えない『人生ゲーム』だよ(笑)。
――マラソンじゃなくて(笑)。
マグナム いや、『人生ゲーム』だな。
――途中で失うものもあり、代償も負いつつ。
マグナム ホント、ボロボロだよ。でも、マグナムとして復活してから短い期間ながらも、ハッスルを応援してくれているファンのために、何か新しい風を吹き込みたいしさ。その証明として、エイドで何かを見せつけたいし、ハッスルの歴史に名を刻みたいからね。ここで高田総統との対戦が決まったら、トップに辿り着いたという証明になるわけでしょ? だったら、そこでトップという称号を獲らなきゃいけないと俺は思うし。
■「想像を絶する世界が待ち受けている可能性もある」
――その中でもうひとつ気になるのは、高田総統が示唆し続けてきた“アルマゲドン”に関して、未だ謎のベールに包まれた状態であるという、このあたりはいかがでしょう?
マグナム やっぱり、この前の7・5福岡大会の高田総統劇場で、いつも一緒にいるはずのモンスター軍の連中がひとりもいなかったっていう状況も疑問に残るよな。あと、その前の6・25後楽園大会で、高田総統が“さよなら高田総統”を発表したときに言った言葉が、俺は頭から離れないんだよ。「身内が一番うろたえてるじゃないか!」っていう。確かに、“敵をだますには、まず身内から”っていう言葉があるけど、それにしては奥が深すぎるというか……。もうさ、あまりにも謎掛けが多すぎて、頭の悪い俺にはまったく解けないよ!
――なんと言っても、相手は“全知全能”ですから。
マグナム で、俺は“全身全裸”……って、もういいよ、そのくだりは!(笑)。いや、真面目な話、プロレスラーになってから、こんなに不安になったことはないよ。そういう意味では、これまでエイドや、マニアの舞台でメインに上がって、エスペランサーとの対戦経験があるキャプテン(ボノくん)だったり、TAJIRIさんやHG、あるいは坂田さんの意見を聞いてみたいっていうのはあるよ。「何か策はないのか?」と。もしくは、これまでハッスルを見続け、応援してきてくれたファンのみんなに意見を聞いてみたいよな。今からでも遅くないから、メールでもなんでもいい、みんなの声を送って欲しいよ。
――話を蒸し返すようでアレなんですが、こういった状況の中で『週刊プロレス』のインタビューによく答えることができましたよね(笑)。
マグナム そもそも、俺は、「二度と週プロのインタビューを受けることはない」と思って生きてきた男だから。選手名鑑に俺のプロフィールが載ることも断ったくらいだし(笑)。
――かつてマグナムさんは、“専門誌バッシング”をしたことがあって、マグナムさんのインタビューが専門誌、しかも週プロに掲載されるということは、ちょっとした事件でもあるんですよね。
マグナム だからさ、このタイミングで週プロが俺にインタビューするっていうのも、なんか怪しいよな?
――もしかして、これも高田総統の仕掛けという可能性も……。
マグナム ホントにさ、何もかもが怪しいよ! さすが高田総統だけあって、中途半端な仕掛けはしてこないっていうのもあるし、まったくこの先が読めないよ。もう、これ以上考える余裕もなくなってきたしさ。ただ、一度この業界から消えた男にも関わらず、そんな俺をここまで輝かせてくれたハッスルという舞台に俺はやりがいを持ってるし、歴史は短いかもしれないけど、愛着や、情がないわけじゃないから。そのぐらいの覚悟と危機感を持って、俺は高田総統との闘いに臨むつもりだよ。
――どう転がるにしても、7・26『ハッスル・エイド2009』(両国国技館)は、今まで誰も見たことがないものを目の当たりにする可能性がありますよね。
マグナム エイドまで残り少ない日数の中で、俺がこれだけヤバイと感じてるんだから、最低でもその3倍ぐらい、ファンのみんなはもっと強い衝撃を覚えるかもしれないよな。もしかすると、実際に両国国技館まで観に来た人じゃないとわからない、想像を絶する世界が待ち受けている可能性もあるわけだしさ。だからこそ、とにかく俺は行くところまで行くから、お前らも俺に乗っかっとけ! 以上!!
――その中でもうひとつ気になるのは、高田総統が示唆し続けてきた“アルマゲドン”に関して、未だ謎のベールに包まれた状態であるという、このあたりはいかがでしょう?
マグナム やっぱり、この前の7・5福岡大会の高田総統劇場で、いつも一緒にいるはずのモンスター軍の連中がひとりもいなかったっていう状況も疑問に残るよな。あと、その前の6・25後楽園大会で、高田総統が“さよなら高田総統”を発表したときに言った言葉が、俺は頭から離れないんだよ。「身内が一番うろたえてるじゃないか!」っていう。確かに、“敵をだますには、まず身内から”っていう言葉があるけど、それにしては奥が深すぎるというか……。もうさ、あまりにも謎掛けが多すぎて、頭の悪い俺にはまったく解けないよ!
――なんと言っても、相手は“全知全能”ですから。
マグナム で、俺は“全身全裸”……って、もういいよ、そのくだりは!(笑)。いや、真面目な話、プロレスラーになってから、こんなに不安になったことはないよ。そういう意味では、これまでエイドや、マニアの舞台でメインに上がって、エスペランサーとの対戦経験があるキャプテン(ボノくん)だったり、TAJIRIさんやHG、あるいは坂田さんの意見を聞いてみたいっていうのはあるよ。「何か策はないのか?」と。もしくは、これまでハッスルを見続け、応援してきてくれたファンのみんなに意見を聞いてみたいよな。今からでも遅くないから、メールでもなんでもいい、みんなの声を送って欲しいよ。
――話を蒸し返すようでアレなんですが、こういった状況の中で『週刊プロレス』のインタビューによく答えることができましたよね(笑)。
マグナム そもそも、俺は、「二度と週プロのインタビューを受けることはない」と思って生きてきた男だから。選手名鑑に俺のプロフィールが載ることも断ったくらいだし(笑)。
――かつてマグナムさんは、“専門誌バッシング”をしたことがあって、マグナムさんのインタビューが専門誌、しかも週プロに掲載されるということは、ちょっとした事件でもあるんですよね。
マグナム だからさ、このタイミングで週プロが俺にインタビューするっていうのも、なんか怪しいよな?
――もしかして、これも高田総統の仕掛けという可能性も……。
マグナム ホントにさ、何もかもが怪しいよ! さすが高田総統だけあって、中途半端な仕掛けはしてこないっていうのもあるし、まったくこの先が読めないよ。もう、これ以上考える余裕もなくなってきたしさ。ただ、一度この業界から消えた男にも関わらず、そんな俺をここまで輝かせてくれたハッスルという舞台に俺はやりがいを持ってるし、歴史は短いかもしれないけど、愛着や、情がないわけじゃないから。そのぐらいの覚悟と危機感を持って、俺は高田総統との闘いに臨むつもりだよ。
――どう転がるにしても、7・26『ハッスル・エイド2009』(両国国技館)は、今まで誰も見たことがないものを目の当たりにする可能性がありますよね。
マグナム エイドまで残り少ない日数の中で、俺がこれだけヤバイと感じてるんだから、最低でもその3倍ぐらい、ファンのみんなはもっと強い衝撃を覚えるかもしれないよな。もしかすると、実際に両国国技館まで観に来た人じゃないとわからない、想像を絶する世界が待ち受けている可能性もあるわけだしさ。だからこそ、とにかく俺は行くところまで行くから、お前らも俺に乗っかっとけ! 以上!!
関連人物:マグナムTOKYO
関連大会:ハッスル・エイド 2009