マスク・ド・ノーフィアー、欠場!!
司令長官アン・ジョーが代打出場!
2004年7月23日モンスター軍に衝撃が走った。対抗戦の目玉とも言うべきマスク・ド・ノーフィアーが来日しないという前代未聞の事態が起こってしまった…
高田モンスター軍の要望により、DSE事務所で急遽『ハッスル4』記者会見が行われた。
「みなさん拍手でお迎え下さい」と、臼杵PRに呼び込まれた笹原GMだが、明らかに不機嫌な表情を浮かべている。それもそのはず、大会を統括するGMであるにも関わらず、モンスター軍サイドからは会見を開くということしか、知らされていないというのだ。
「お集まりいただいてありがとうございます。モンスター軍から急遽、発表したいことがあるそうなんですが、一切分かりません…」
これでは会見の進行のしようもないといった状態で、途方に暮れているところに「失礼します。今日もスーツがお似合いですね」と島田参謀長。
しかし、何やらいつもと様子がおかしい。松葉杖は毎度の事ながら、今回は左目に眼帯をしているではないか。すかさず笹原GMが「左目、どうしたんですか?」と聞いても、「気にしない。気にしない」とお茶を濁す。島田参謀長のこと、何か悪巧みでもしていなければいいのだが…。
「それよりもGM! GMのために冷たいお菓子を持ってきましたよ」と、懲りずにまたしてもワイロを渡す島田参謀長。笹原GMはあきれた様子で「受け取れませんって言っているじゃないですか。いいから早く発表してくださいよ」と一喝する。すると、島田参謀長の口から衝撃的な言葉が飛び出した。
「『ハッスル4』に出撃できなくなったモンスターがいます。マスク・ド・ノーフィアーです。彼は来日していません」。なんと小川&X組と、メインで対戦するはずだったマスク・ド・ノーフィアーの欠場を、一方的に発表したのだ!
メインイベンターの欠場を聞かされて、笹原GMが黙っているわけがない。「何言っているんですか! 意味分かりません! どうするんですか?」と一気にまくし立てる。これに対し島田参謀長は「ちゃんとやりますから。モンスター軍を見くびっちゃ駄目です」と、答えにならない答えを繰り返すのみ。すると笹原GMは「小川さんに伝える方の身にもなって下さいよ…」とポロリ。一見、権力を持っているように見えるGMだが、イベントと選手の間で板ばさみにされるという意味では大変な仕事なのだ。
そこに現れたのはモンスター軍司令長官のアン・ジョー。前回同様、ラジカセ片手に怪しげな日本語で「ミナサン、ハッスル シテマスカ?」と、現場の重たい空気とは正反対に、のっけからテンションは最高潮だ。すると意外や意外。「チュウカンカンリショク モ タイヘン デスネ」と笹原GMに労いの言葉をかけるではないか。そして「デモ ゴアンシン クダサイ。カワリ 二 ME ガ シアイ ヲ シマス!」と、自らマスク・ド・ノーフィアーの代役を買って出たのだ!「300% WIN ネ」と、どこかで聞いたことのある台詞を口にする安生…ではなくアン・ジョー。さらには島田参謀長を見ながら「ブカ ノ ミス ハ ジョウシ ノ セキニン」とチクリ。「いつから上司になったんだよ!」格下扱いをされて、アン・ジョーに食って掛かる島田参謀長だが「アナタ ハ リング 二 アガレナイ。ダカラ ワタシ ガ セキニン トリマス」と言われてしまっては、身も蓋もない。
「みなさん拍手でお迎え下さい」と、臼杵PRに呼び込まれた笹原GMだが、明らかに不機嫌な表情を浮かべている。それもそのはず、大会を統括するGMであるにも関わらず、モンスター軍サイドからは会見を開くということしか、知らされていないというのだ。
「お集まりいただいてありがとうございます。モンスター軍から急遽、発表したいことがあるそうなんですが、一切分かりません…」
これでは会見の進行のしようもないといった状態で、途方に暮れているところに「失礼します。今日もスーツがお似合いですね」と島田参謀長。
しかし、何やらいつもと様子がおかしい。松葉杖は毎度の事ながら、今回は左目に眼帯をしているではないか。すかさず笹原GMが「左目、どうしたんですか?」と聞いても、「気にしない。気にしない」とお茶を濁す。島田参謀長のこと、何か悪巧みでもしていなければいいのだが…。
「それよりもGM! GMのために冷たいお菓子を持ってきましたよ」と、懲りずにまたしてもワイロを渡す島田参謀長。笹原GMはあきれた様子で「受け取れませんって言っているじゃないですか。いいから早く発表してくださいよ」と一喝する。すると、島田参謀長の口から衝撃的な言葉が飛び出した。
「『ハッスル4』に出撃できなくなったモンスターがいます。マスク・ド・ノーフィアーです。彼は来日していません」。なんと小川&X組と、メインで対戦するはずだったマスク・ド・ノーフィアーの欠場を、一方的に発表したのだ!
メインイベンターの欠場を聞かされて、笹原GMが黙っているわけがない。「何言っているんですか! 意味分かりません! どうするんですか?」と一気にまくし立てる。これに対し島田参謀長は「ちゃんとやりますから。モンスター軍を見くびっちゃ駄目です」と、答えにならない答えを繰り返すのみ。すると笹原GMは「小川さんに伝える方の身にもなって下さいよ…」とポロリ。一見、権力を持っているように見えるGMだが、イベントと選手の間で板ばさみにされるという意味では大変な仕事なのだ。
そこに現れたのはモンスター軍司令長官のアン・ジョー。前回同様、ラジカセ片手に怪しげな日本語で「ミナサン、ハッスル シテマスカ?」と、現場の重たい空気とは正反対に、のっけからテンションは最高潮だ。すると意外や意外。「チュウカンカンリショク モ タイヘン デスネ」と笹原GMに労いの言葉をかけるではないか。そして「デモ ゴアンシン クダサイ。カワリ 二 ME ガ シアイ ヲ シマス!」と、自らマスク・ド・ノーフィアーの代役を買って出たのだ!「300% WIN ネ」と、どこかで聞いたことのある台詞を口にする安生…ではなくアン・ジョー。さらには島田参謀長を見ながら「ブカ ノ ミス ハ ジョウシ ノ セキニン」とチクリ。「いつから上司になったんだよ!」格下扱いをされて、アン・ジョーに食って掛かる島田参謀長だが「アナタ ハ リング 二 アガレナイ。ダカラ ワタシ ガ セキニン トリマス」と言われてしまっては、身も蓋もない。
するとホイッスルを吹きながらハッスル軍・中村カントクが乱入。あまりに理不尽な対戦カード変更に、中村カントクも怒り心頭といった様子。「マスク・ド・ノーフィアーが来てないだと! 何がやりたいんだ! コラッー!」と長州力ばりの咆哮(ほうこう) で島田参謀長に歩み寄る。ここで島田参謀長が「何コラー!」と言い返してしまったため、激しい罵り合いが始まってしまった。互いがなぜか「コラッー!」を言い合う姿はまるで長州と橋本。収集のつかなくなった事態に、笹原GMが「シャラーーップ!」。途端に静まり返る両陣営。やはりGMの一喝は最強だ。
「とにかく、モンスター軍は準備万端です。ちゃんとモンスターは用意してある」そう言って島田参謀長がジャイアント・シルバを会見場に呼び込む。ノッソノッソと巨体を揺らし、会場に入ってきたシルバの口から出たのは何と3冠王者の川田利明!島田参謀長もこれに便乗し、「どうだ! びびったか? たじろいだか?」と中村カントクを挑発する。
しかしシルバからの対戦要求を受けた中村カントクは余裕の表情。「3冠王者の川田の相手がこのデクノボウか。簡単な相手だな」と全く相手にはしない。それどころか「モンスター軍に飛び跳ねるだけのポンコツがいるだろ? ハッスル軍の坂田亘とランデルマンを闘わせろ!」と逆指名したのだ。
「あんな弱いやつが相手? ランデルマンは強いんだよ!」と島田参謀長。続いて、アン・ジョーが「ノープロブレム。ケビン ニモ キイテミルカ?」と言うと、待ってましたとばかりにランデルマンが登場。ランデルマンを含めたモンスター軍が、一つの輪になって「イージーファイト」と罵声を飛ばす。それでも強気の中村カントクは「お前らこそビビルなよ! 坂田×ランデルマンで決定だよ!」と反撃。するとランデルマンが中村カントクに殴りかかろうと歩み寄り、会見場の外まで追い出してしまった。中村カントクがいなくなったことで一気に調子に乗った島田参謀長は「記者会見と言ったらハッスルしかないでしょう!」と、笹原GMそっちのけでDSE社員たちに会見場に来るように指示。そして小川直也の「ハッスル」ポーズに対抗せんとばかりに、DSE社員に「ドゥ・ザ・ハッスル」ポーズを強要し去っていった。
これにより小川&X組の対戦相手が、ダン・“ザ・バッファロー”・ボビッシュ&マスク・ド・ノーフィアー組から、ダン・“ザ・バッファロー”・ボビッシュ&アン・ジョー組に変更が決定。また、両陣営から名前の挙がった川田×ジャイアント・シルバ、坂田×ランデルマンについては、対抗戦のシングルマッチが2試合しか予定されておらず(1試合は橋本×ガマ大王)、正式決定には至らなかった。その他の対戦カードは、今まで通り当日発表となる。
しかしシルバからの対戦要求を受けた中村カントクは余裕の表情。「3冠王者の川田の相手がこのデクノボウか。簡単な相手だな」と全く相手にはしない。それどころか「モンスター軍に飛び跳ねるだけのポンコツがいるだろ? ハッスル軍の坂田亘とランデルマンを闘わせろ!」と逆指名したのだ。
「あんな弱いやつが相手? ランデルマンは強いんだよ!」と島田参謀長。続いて、アン・ジョーが「ノープロブレム。ケビン ニモ キイテミルカ?」と言うと、待ってましたとばかりにランデルマンが登場。ランデルマンを含めたモンスター軍が、一つの輪になって「イージーファイト」と罵声を飛ばす。それでも強気の中村カントクは「お前らこそビビルなよ! 坂田×ランデルマンで決定だよ!」と反撃。するとランデルマンが中村カントクに殴りかかろうと歩み寄り、会見場の外まで追い出してしまった。中村カントクがいなくなったことで一気に調子に乗った島田参謀長は「記者会見と言ったらハッスルしかないでしょう!」と、笹原GMそっちのけでDSE社員たちに会見場に来るように指示。そして小川直也の「ハッスル」ポーズに対抗せんとばかりに、DSE社員に「ドゥ・ザ・ハッスル」ポーズを強要し去っていった。
これにより小川&X組の対戦相手が、ダン・“ザ・バッファロー”・ボビッシュ&マスク・ド・ノーフィアー組から、ダン・“ザ・バッファロー”・ボビッシュ&アン・ジョー組に変更が決定。また、両陣営から名前の挙がった川田×ジャイアント・シルバ、坂田×ランデルマンについては、対抗戦のシングルマッチが2試合しか予定されておらず(1試合は橋本×ガマ大王)、正式決定には至らなかった。その他の対戦カードは、今まで通り当日発表となる。
関連人物:“ハッスルK”川田利明、ケビン・ランデルマン、坂田亘、ジャイアント・シルバ
関連大会:ハッスル4