ハッスル通信

カントク×島田二等兵の一戦は、エニイウェアフォール・エブリバディレフェリーマッチに!

2005年3月11日

東京都内で、中村カントク&島田二等兵の公開計量が行われた。二人の対決は、『エニイウェアフォール・エブリバディレフェリーマッチ』の特殊ルールで行われることが決まった。

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 時間通りに会場に到着した中村カントク。左のコメカミに絆創膏を一枚張っているだけで、島田二等兵に襲撃されたときのダメージは感じさせない。計量に備え今日はトレードマークのメガネを外している。そして中村カントクから遅れること数分、島田二等兵がアン・ジョー司令長官と共に会場に現れた。島田二等兵は中村カントクの顔を見るなり「ちゃんと練習してんのか?」と挑発。しかし中村カントクは落ち着いて表情で声を荒げない。そして計量がスタート、まずは中村カントクが体重計に乗った。今回の契約は、93kg未満のミドル級契約となっているが、中村カントクは93kgジャストでこれをパス。「ハカリがおかしいんじゃないデスカ?」と疑うアン・ジョー司令長官だったが、何度測っても体重計の針は93kgを指す。さすがのアン・ジョー司令長官もこれでは文句のつけようがない。続けて体重計に乗った島田二等兵だが、中村カントクとは対照的に93.7kgと、なんと0.7kgもオーバー。これを見た中村カントクは「オイ!これじゃ失格だろ!」と、ここぞとばかりに突っ込む。笹原GMの代わりとして公開計量に立ち会った加藤(A)GM代行も、「このままでは失格ですね。しっかりGMに伝えます」と一言。結局島田二等兵は「命の次に大事」だという水筒を手放し、体重計に乗るとジャスト92kg。試合で水筒は使えないということで同意し、計量は無事(?)両者クリアすることとなった。

 そして加藤(A)GM代行から、この試合がエ二イウェアフォール・エブリバディレフェリーマッチになったことが伝えられる。これは高田モンスター軍プロデュースということで、島田二等兵から一方的に突きつけられたルール。リング内だけでなく会場のあらゆる場所でフォールが許され、会場にいるすべての人間がレフェリーとなり3カウントを数える事が出来るというものだ。島田二等兵は「リングの周りには俺がモンスター軍のファミリーをたくさん連れてくるからな」と、他のモンスター軍のメンバーの力を借り姑息な手を使おうという魂胆は見え見えだ。「笹原GMの了承は得ています。あとは中村カントクの了承を得るだけです」と加藤(A)GM代行。すると中村カントクは「やってやろうじゃねえか」と男らしくこのルールを承諾する。さらに「テメエ本当にやれんのか?」と詰め寄る島田二等兵を投げ飛ばし電光石火の脇固め!島田二等兵は「痛い!痛い!」とのた打ち回り、「覚えてろよ!」と言い放つのが精一杯だった。島田二等兵が帰った後、中村カントクは「もうこれで勝ったようなもんでしょう。どこ使ってもいいっていうんだったら、升席にいくまでのアリーナの部分で6、7mの高さからブレーンバスターでたたきつけてやりますよ。ハッスルの発展のためにはアイツがいなくなるのが一番。両国ではグチャグチャにして完膚なきまでに叩きのめしてやりますよ」と鼻息荒く語った。

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