ハッスル通信

HHH王座ベルトの代わりはゴールデン・ロッド!
坂田亘も名乗りを挙げる!

2005年3月14日

東京・青山にあるDSE事務所にて、HHH(トリプルH)選手権のハッスル軍出場メンバーと、ベルトに代わる新たな象徴が発表された。

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 笹原GMもカゼが完治し現場に復帰。両国の大一番に向けて機運が高まる中、今日はハッスル初のタイトルHHH(ハッスル・ハードコア・ヒーロー、通称トリプルH)に関して発表があった。まず高田モンスター軍からの要望であった、HHHのベルトに代わる新たな象徴が初お目見え。高田総統から直接届いたというその代物は、純金製の巨大な棍棒、名づけて「ゴールデン・ロッド」である。笹原GMから発表された高田総統のコメントは「鬼をも恐れぬハードコアの猛者にはロッドがよく似合う」。
 そこにハッスル軍ハードコア部隊の金村キンタロー&黒田哲弘が登場。金村は「俺たちハッスル軍〜!ガキ大将〜!」と、まさにジャイアンばりの美声でご機嫌だ。そして「ハッスル軍からは俺と黒田、今日はいないけど田中(将斗)とスパンキーが出ることになったから」と、ハッスル軍からの出場メンバーを発表した。そのとなりで黒田も「よろしくお願いします」とニヤニヤ。さらに一通り挨拶が終えた金村&黒田は、勝手にゴールデン・ロッドを触りだし、

「このゴールデンハンマーカッコいいな。ハンターチャンス!」(金村)
「ハンマーじゃないから!」(黒田)
「これ取ったら、オークションで売っちゃおう」(金村)
「もらえるものはもらっちまえ感じです」(黒田)

と、マイペースというかやりたい放題というか…これまでにいなかったキャラクターだけに、さすがの笹原GMも困り果てている。とりあえず笹原GMは「ハッスル軍は金村、黒田、田中、スパンキーの4人でいいんですね。では先日発表されたモンスター軍ジャイアント・シルバ、ダン・ボビッシュ、ザ・フライング・バンパイア16世の7名で争うことになります」と、その場を収集しようとしたその時。

 「オイ!誰か忘れてんじゃねえか!」と“反逆のプリンス”坂田亘が会見場に乱入してきた。「GM、俺も出してくれよ。俺はハッスル軍でも、モンスター軍でもなく、坂田亘個人で出る」と続けた。さらに金村と黒田を見つけると「ただし俺みたいな男前とこんなブサイクを一緒にするな」と毒づく。これに対し「何だとコノヤロー!」とすぐに噛み付いた金村だったが「黒田のことをブサイクとか言いやがって」途中まで身を乗り出した黒田だったが、吉本新喜劇ばりにずっこけるのであった。さらに「今ここでやってもいいんだぞ!」と挑発する坂田に、突っかかろうとする黒田を「今はやめておこう」と制止する金村。坂田は背中を見せた金村に強烈な蹴りをお見舞いした。そんな3人のやりとりに嫌気が差したのか、笹原GMはうんざりした表情で「もう辞めください!この前の中村カントクと島田二等兵の件も、お店の人とか警察に怒られて、社長にまで怒られたんですから」とぼやいた。
 そして3選手とゴールデン・ロッドを交えて記念撮影をしようとしたのだが、金村が「ちょっと忘れ物があった」と会見場から飛び出す。そしてしばらくして戻ってきた金村の手にはスパンキーの写真と田中の写真が。しかしなぜか田中の写真は黒く縁取りされている。さらに金村は写真を両手で写真を抱えて目を閉じてすすり泣き。「ええレスラーやったわ…」と田中を亡き人のように扱うのであった。写真撮影終了後、坂田は「とりあえずこのロッドは俺がいただいたからな。ブサイク共覚悟しとけよ!」と捨て台詞を吐いて去っていく。金村と黒田は「とにかく俺たちがロッドを取りますから」と言っておきながら、「黒田そっち持って、ヨッコラショ」とドサクサに紛れてロッドを持ち去ろうとする。そこはもちろん笹原GMに「何やっているんですか!駄目ですよ!」と止められるのであった。

関連人物:金村キンタロー黒田哲広坂田亘笹原GM
関連大会:ハッスル・ハウス vol.6 in 静岡 ハッスル8
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