ハッスル通信

“モンスターK’”佐藤耕平がGM総選挙に出馬を表明
天龍とのデュエットを含めた4つの公約も発表!

2006年8月19日

 8月19日(土)東京・麻布十番にて行われている「麻布十番納涼祭り」に麻布十番商店街振興組合の依頼を受けてハッスルが出展。その中でモンスター軍の“モンスターK’”佐藤耕平が囲み取材を行った。

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 昨日のTAJIRIに続いて、今日は“モンスターK’”佐藤耕平がブースに登場。祭りで賑わう麻布十番の街で、あのダミ声で囲み取材が成立するのか、やや不安な空気が流れる中、取材が始まった。
 開口一番、耕平が噛み付いたのは、昨日の東スポの一面記事について。「自分の話題で大きく取り上げてもらえないからって、テメエの女を話題に出してやっている。あんなのは実力でもなんでもない」と、GM総選挙に立候補している坂田亘の男らしくないやり方に怒りを覚えたという。そんな耕平は何と「モンスター軍を代表してGMに立候補します」と、珍しくはっきりした口調で力強く宣言した! さらに耕平はすでにGMとしての公約を考えてきたという。それは以下の四つ。

1.モンスター大将とのデュエットでCDデビュー!
2.リング上でのマイクパフォーマンス禁止!
3.『ハッスル・マニア2006』は、高田モンスター軍のみで行う!
4.世界柔道に対抗して、小川直也と柔道マッチをやる!

 まず誰もが突っ込みたくなるのが、“モンスター大将”天龍源一郎とのデュエットでCDデビュー。マスコミ陣から失笑が漏れる中、耕平は「これは聞きたいと思いません?」となぜか強気だ。続くリング上でのマイク禁止について耕平は「俺が喋れないからじゃなくて、試合で見せないとダメ」と、レスラーとして模範的なコメントを残せば、「『ハッスル・マニア2006』を高田モンスター軍のみで行えば、俺&ザ・エスペランサー組VS天龍&川田組が見られんですよ。いいでしょ?」。そして最後の公約には時代の流れに乗って、地上波●ジテレビで放送される「世界柔道」のエッセンスを取り入れるなど、モンスター軍だけでなく、ファンにとっても興味をそそられるような公約を掲げ、機転の利いたプレゼンを繰り広げる耕平であった。
 記者との質疑応答で、東スポの坂田の記事内で「坂田の例の彼女がハッスルに参戦するのであれば、DSEハッスル事業局が全面バックアップする」と書かれていたことについて聞かれた耕平は「バックアップするって時点で選挙じゃないじゃん! 選挙は清き一票でしょ。バックアップするなんて、自分で「不正します」って言っているのと一緒。そんなことはありえないし、万が一そんなことしようもんなら、(その場にいたDSE社員を睨み)こいつら全員ジャーマンスープレックスで投げてやる!」と最もな意見。また「RGとか下らないヤツがGMやっていてもダメ。アホの坂田がGMをやったって、何も変わらない。テメエの女を連れてくるだけじゃ、ハッスルは崩壊する」と、モンスター軍には珍しく耕平はここでも正論を展開した。
 また天龍が自分との一戦を機にモンスター軍入りしたことについて「試合後に話した時は、正直言うと何を言っているかよく聞き取れなかったんだけど、「大したもんだ」みたいなことを言ってました。負けたことは悔しいけど、自分と闘って何かを感じてモンスター軍に入ってくれたことは素直にうれしい。勝ち負けよりも得られたものがあった。また試合もしたいけれど、一緒にタッグを組んでやっていきたい」と耕平。そんな天龍とのデュエットではWaTのようなユニットではなく、男のハートをガッチリ掴む硬派路線で行くことを明言した。
 声は聞き取り辛くとも、意外にも(失礼!)しっかりした考えと公約を持っていた耕平。現時点で最もGMの座に近いのはこの男かも…