ハッスル通信

タイガー・ジェット・シン初インタビュー(後編)
「今プロレスラーじゃなかったら牧師をやっていた」

2007年3月24日

 3月某日東京・青山のDSE事務所にて、2007年最初の興行となるハッスル3月シリーズ(3・15『ハッスル・ハウスvol.22』、3・18『ハッスル21』)でHG、RGとシングルマッチで対戦したタイガー・ジェット・シンにオフィシャルサイト取材班がインタビューを行いました。後編では、質問攻めで“インドの狂虎”の素顔に迫る!


――好きな日本食は何ですか?

 焼肉だ。

――好きな日本人女性のタイプは?

 太っていなければみんな好きだ。

――インド人の女性と日本人の女性はどちらが好きですか?

 どっちでもいい。いいところがそれぞれにある。

――日本で好きな場所はありますか?

 色んなところに行って、特にこれというのはない。

――日本にきて必ずやることはありますか?

 スポンサーや友人がたくさんいるので、その人たちに会うことが多いな。

――日本人に対してどういう印象を持っていますか?

 美しい人間だが、最近変化が見えてきているのは事実だ。

――変化というのは具体的には?

 ちょっと洋風になってきていてオレは好きではない。日本の伝統的な文化スタイルが好きなんだ。(石井2代目PR代行を指差して)彼女のように清潔感のある格好をしているのがいい。胸を見せたり、お尻を出している格好の女性は好きではない。そういう人を見ると、オレはリスペクトを失う。

――石井2代目PR代行は“日本人女性の象徴”であるということですか?

 そうだ。

――好きなレスラーはいますか?

 体調を整えてコンディションが出来ている選手を尊敬している。

――好きな言葉はありますか?

 よく若い子に言うのだが、「ドラッグを絶対にやるな。いっぱいいい練習をして、いいコンディションでいろ。国の名誉になれるように一生懸命に努力しろ」

――離れ島に何か一個持っていくとしたら何を持っていきますか?

 一人で行くのは寂しいので、誰か相手をしてくれる人を連れていきたい。出来れば家族だな。

――今プロレスラーじゃなかったら何をしていましたか?

 牧師だ。人々にいいことを教えたいね。

――リング上のイメージと違いますね。

 私は神様を信じているので人々にいいことを与えたい。貧しい人を助けたいね。でもリングに上がればシリアスなことなので、相手を流血させてでもナンバー1を狙うだけだ。

――過去の試合で一番思い出深かった試合はありますか?

 アントニオ猪木との試合だな。

――一番辛かった試合は何ですか?

 やっぱりアントニオ猪木との試合だな。2年前の小川戦も相当辛かったな。

――休みにしていることはありますか?

 毎日2、3時間はトレーニングして、リラックスとしてゴルフを欠かさずやっている。タイガー・ウッズは大親友でいいゴルファーだ。やはりタイガーは一番だ!

――最後にファンにメッセージをお願いします。

 タイガー・ジェット・シンは一番の試合をするので期待していてくれ。タイガー・ジェット・シンがナンバー1だ!

(おわり)

※このインタビューは3月上旬に行われたものです。