ハッスル通信

モンスター軍入りしたTAJIRIにインタビュー
「HGや大谷は間違ったことをしている!」

2007年4月19日

 ハッスル史上最大のトレード劇といわれる、TAJIRIの高田モンスター軍入り。4月シリーズの4・19『KYORAKU presents ハッスル・ハウスvol.23』(後楽園ホール)&4・21『KYORAKU presents ハッスル22』(大阪府立体育会館)を目前に控え、オフィシャルサイト取材班が渦中のTAJIRIに直撃インタビュー!! “ハッスル・バズソー”改め“モンスター・バズソー”の胸中やいかに!?


――まずは、『ハッスル21』(2007.3.18 愛知県体育館)から振り返りたいと思います。“モンスターセレブ”小川直也選手と闘ったTAJIRI選手は試合中に大技を食らい、失神してしまいました。その後にインリン様からイン乳を飲まされてしまい、モンスター軍入りするという衝撃的な展開が起こりました。あの試合のことは覚えていますか?

 何のことでしょう?

――えっ! 全く覚えていない??

 僕のこの世の記憶というものは、この口に広がる天地創造の母胎の温もりを感じていることです。気付いたらインリン様の膝の上で生を受けていました。

――……。イン乳の味は覚えていますか?
 
 先ほども申したように、天地創造の母胎の味でしたね。

――今までハッスル軍に属していて、新たに高田モンスター軍に加入したわけなんですが……

 そんな過去は一切存じません。

――全く記憶にないと?

 僕はあの瞬間に誕生したのですから。

――……。TAJIRI選手が興味を抱いていたインリン様や高田総統と同じ軍団に属することになりました。

 興味を抱くも何も、生まれた瞬間というのは、卵から孵ったヒナが最初に目にしたものを親と思って付いていく。それが僕の状況ですから。

――もうすぐハッスル4月シリーズが迫っていますが、今はどういったトレーニングをしているのですか?

 高田総統とインリン様に喜んでいただけるように、何をすれば満足していただけるのか、その研究に没頭しています。

――以前のTAJIRI選手には、必殺技のタランチュラがありました。今磨いている新必殺技はありますか?

 インリン様の厳しい指導の下、厳しい修行に明け暮れております。雑念はそこにはなく、晴れ晴れした清々しい気持ちで毎日を送れています。これも高田総統のおかげです。

――インリン様の下での修行はつらくないですか? 逃げだしたりしたくなったりは?

 辛いことであっても、インリン様や高田総統のもとであれば喜びであるわけです。

――ムチで振るわれたりしても痛くはないですか?

 それは愛のムチですから、高田総統とインリン様も僕のことを思ってそのような修行を課してくださっている。僕はただ、それに従うだけです。

――力が増幅するといわれる、高田総統のビターンは受けたのですか?

 イン乳を飲ませていただいているだけです。早く高田総統のビターンが受けられるように頑張りたいと思います。

――モンスター軍での居心地はどうですか?

 モンスター軍なので居心地もなにも。非常に穏やかな気持ちになり、全てを忘れ去りそうです。

――練習していると、何か変な思い出がよぎったりや、夢に出たりするということですか?

 時々よぎりますね。夢では、頭のハゲた人間が近くにいたり。ちょこちょこ動く若造がいたり、三流芸人が近くにいるような夢を見ることがありますね。彼らは一体誰なのでしょう??

――それは大谷晋二郎選手、KUSHIDA選手、HG選手のことでは……。うなされますか?

 うなされますね。忌まわしい悪夢です。

――モンスター軍には、川田選手&天龍選手といった最強2トップがいるわけですが、TAJIRI選手はどういったポジションを狙いますか?

 ポジションも何も、インリン様と高田総統に忠誠を誓い、そのおふた方の喜んでいただけることをするだけです。天龍さん、川田さんは、頼りになるオジさんですね。

――その二人は良くしてくれてますか?

 天龍さんとは、お酒を飲みに行きました。優しい人ですね。

――川田選手はどうですか? 歌を得意としている人ですが。

 よく歌を歌ってくれますね。歌はうまいんですけど、出来れば僕はインリン様に歌ってもらいたいと思います。

――4月の後楽園では、旧ハッスル軍に属していた時の仲間たちと闘うことになるわけですが、何か感慨深かったりは?

 いや、初対面の人たちばかりなので、何とも言えないですね。

――TAJIRI選手が以前属していたハッスル軍のメンバーですよ。ちなみに主力メンバーは、もうHG選手と大谷選手しかいないわけですが……

 へ〜っ、僕はそういう過去を持っていたのですか? 時々夢に現れるのはやつらの姿ですね? ここは一つ彼らを改心させて、高田総統の元に入信させてあげたいなと思います。

――HG選手と大谷選手もモンスター軍入りですか!?

 彼らは間違ったことをしていると思います!(キッパリ)

――入信させることは可能ですか? 彼らは信念が固そうですよ。

 僕はただインリン様のおっしゃる通りに、一つの駒として動くだけです。

――ファンにはどういった試合を見せますか?

 僕はファンのためにではなく、高田総統やインリン様に人生を捧げています。その質問は愚問です!

――今後はどういったハッスルにしていきたいですか?

 先ほどから言っているように、インリン様や高田総統の喜ぶように動いていきたいだけです。

――インリン様や高田総統には、何をすれば一番喜ぶと思いますか?

 従順になればなるほど、喜んでいただけると信じています。あなたも高田総統の信者になりませんか?? 今ならもれなく、イン乳が飲めます!

――……。