ハッスル通信

ハッスル新体制発足を発表!
11月下旬開催『ハッスル・マニア2007』に大物参戦!?

2007年6月28日

  6月28日(木)東京都内のホテルにて、ハッスル新体制発足発表記者会見が行われ、ハッスルエンターテインメント株式会社・山口日昇代表取締役、京楽産業.株式会社・細井孝宏企画本部企画部部長、株式会社エンターブレイン・青柳昌行常務取締役の3名が出席した。会見では、ハッスル新体制発足の経緯や、『KYORAKU presents ハッスル・マニア2007』の11月下旬開催決定などが発表された。山口社長からは日本各地での大会開催や、『ハッスル・マニア2007』にむけて米国大物メジャースポーツ選手からの逆オファーがあった事を明かすなど、これからハッスルはますます面白くなる!!

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 今年5月1日からそれまで運営していた株式会社ドリームステージエンターテインメントから権利譲渡を行い、新たに主催運営を行うべく発足したのが、ハッスルエンターテインメント株式会社。
 その新体制のもと、6月17日にはハッスル2007年上半期の祭典『ハッスル・エイド2007』が開催され、元プロ野球のウォーレン・クロマティの参戦や新生ハッスル軍の奮起による大会内容の充実もあり、大盛況のうちに幕を閉じている。
 その勢いを保ったまま11月下旬には、関東圏か東海圏で『ハッスル・マニア2007』が開催され、7月シリーズからは“ロード・トゥ・『ハッスル・マニア』”として『ハッスル・マニア2007』に向けての大会スケジュールが以下の通り決定した。

●7月シリーズ 
・7月11日(水)後楽園ホール 『ハッスル・ハウスvol.26』<ハッスル・キング・フォーエバー2007>
・7月14日(土)アクトシティ浜松 『ハッスル24』
●8月シリーズ
・8月15日(水)後楽園ホール 『ハッスル・ハウスvol.27』
・8月18日(土)愛知県体育館 『ハッスル25)
●9月シリーズ
・後楽園ホール大会&関西圏内大会開催予定
●10月シリーズ
・後楽園ホール大会&盛岡、仙台、金沢、広島、徳島、山形の一箇所で開催予定
●11月シリーズ
・11月下旬 『ハッスル・マニア2007』

「日本のプロレス界を根こそぎぶち壊す。その瓦礫の山の上に新たな道を作る」とは、高田総統が常々言ってきたこと。「その理念はハッスル・エンターテインメントと重なるところは多々あります。これまでに歴史を積み重ねてきたプロレスの尾てい骨を残しつつ、ハッスルは新たな骨組みの中で、リングの中で繰り広げられるストーリー、闘いを軸とした“ファイティング・オペラ”として世間に広く深く発信していきたい」とハッスルエンターテインメント株式会社・山口日昇代表取締役は、会見の冒頭で今後のハッスルの展望についてコメント。
 そして、かつて大衆の娯楽の王様といわれた“プロレスの復興”と、そのプロレスの枠にとらわれない“新たなジャンルの形成”の2つをテーマに「これからも失速することなく進んでいければ」と語った。
 あいさつ最後には、「日本がハッスルできるきっかけを作るエンターテインメント企業として成長していきたい」という言葉で締めくくっている。

 続いて、会見に出席した株式会社エンターブレイン・青柳昌行常務取締役があいさつ。株式会社エンターブレインはゲーム系のナンバー1雑誌などを出版、イベント事業にも着手している会社であり、今後ハッスルの協力なパートーナーとなる。
「新しいエンターテインメントにチャレンジしているハッスルに共感しました。ハッスルと共に成功を目指したい」と、青柳常務取締役はハッスルとの協力体制を強調。
 エンターブレインでは、ハッスルのDVDやハッスルHPの運営などもやっていく予定であり、「多くの人にハッスルを見てもらうことによってムーブメントを起こすことが出来る」とハッスルの今後の可能性についても語っている。

 最後に、パチンコの製造、開発を行っているアミューズメントカンパニーの京楽産業.株式会社・細井孝宏企画本部企画部部長があいさつ。京楽は『ハッスル・マニア2005』から協賛しており、「ハッスルは世の中にブームを起こせるような非常に可能性を秘めたコンテンツ。将来的にパンチコ化も視野に入れています。スポンサーという枠を超えて、ハッスルを世の中に浸透させるべく協力して、今まで以上に支援していきたい」と、今後も更なるサポートを約束した。

以下は三者と記者との質疑応答、そして囲み取材。

――以前、地上派復活の話がありましたが、今の状況を教えて下さい。

山口取締役 鋭意交渉中です。近いうちに改めて大きな発表が出来ると思います。

――『ハッスル・エイド2007』ではクロマティ参戦というサプライズがありましたが、『ハッスル・マニア2007』に向けてサプライズはありますか?

山口取締役 クロマティ参戦は日本だけでなく、アメリカのスポーツ界でもかなり話題になり、ESPN(米国のスポーツケーブルテレビ)のサイトでも盛り上がっていました。それを見たアメリカのメジャースポーツ選手の中で「ぜひハッスルに出たい」と逆オファーをしてきている選手が出てきています。現状ではそれが誰かは発表出来ませんが、名前を聞いたら皆さんがビビッてたじろぐような選手であることは間違いありません。『ハッスル・マニア2007』に向けてサプライズを起こせるように頑張ります。ちなみにそれはプロレスラーではありません。

――大晦日に『ハッスル・マニア』を超えるようなビッグイベント開催の予定はありますか?

山口取締役 大晦日にはK-1Dynamite!!や男祭りがありますが、ハッスルはプロレスを超えたエンターテインメントとして、ぜひ大晦日でやってみたいという思いはあります。ぜひ実現出来るように、これから努力していきたいと思います。その際には、大晦日といわず、元旦、2日と三日連続で開催できれば、と思います。場所はさいたまスーパーアリーナでやりたいですね。

――京楽さんにお聞きします。これからはどういったサポートしていきますか?

細井企画部部長 会見でも言ったとおり、ハッスルのパチンコの商品化を視野に入れて考えています。今この世の中では、スーパーヒーローの不在が大きいと思います。私共では、ヒーローとなるべく商品作りをしていますが、ハッスルと協力していく中で、スーパーヒーローを育成できればいいなと思います。その延長戦で娯楽の王様といわれたパチンコとプロレスはお互いに辛い状況にありますので、相乗効果でヒーローを生み出せれば、と思います。

(囲み取材)

――『ハッスル・マニア2007』は例年だと開催場所は横浜アリーナですが、今年は変わる可能性もありますか?

山口取締役 ハッスルを全国に一番発信できる環境の場所でやりたいと思います。名古屋では根強い人気もありますので、そこも視野に入れて検討したいと思います。

――過去に運営している人間がリングに上がっていますが、山口取締役がリングに上がることはありますか?

山口取締役 その可能性は全くありません。私は演出するサイドなので、演出される側に回られると何も出来ないことはよくわかっています。

――『ハッスル・マニア2007』に参戦する大物選手の具体的なことを教えて下さい。

 アメリカのメジャースポーツである、NBAかアメフトか、メジャーリーグの三つのジャンルの選手に絞られると思います。

――小川直也はいつ旅から帰ってきますか?

 旅に出たばかりなので、7月シリーズから戻ってくるとは思わないですけど……。

――7月11日の『ハッスル・ハウス vol.26 ハッスル・キング・フォーエバー』にも来ないですか?

 セレブ小川としてではなく、小川直也としてだったら来場はありえると思います。その件については、小川がまだ旅の途中なので話を詰めれていません。大地君(故橋本真也の長男)から「プロレスラーになりたい」との意思表示を受けていますので、ハッスルのリングでデビューさせてあげればなと思います。そのアクションが後楽園であるかもしれません。

――最後に一言お願いします。

『ハッスル・マニア2007』にぜひアントニオ猪木さんを担ぎ出したいと思います。ハッスルとイノキ・ゲノムのどちらが本当のプロレスかを思い知らせて上げます! もし一足踏み出す勇気があるなら、ご来場ください! 猪木さん!