ハッスル通信

モンスター軍、3月中のボノ抹殺を画策!
地獄の処刑マッチに川田・サップが出陣!!

2008年2月25日

 2月25日(月)、東京・竹芝のハッスル道場で高田モンスター軍が会見を開き、モンスター・ボノの処遇について発表を行なった。これにより、ボノは3月シリーズで地獄の処刑マッチ2連戦を闘うことに……。

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 昨日、2・24『KYORAKU presents ハッスル28』(さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ)のメインハッスルで、“ポリネシアンコンビ”ことモンスター・ボノ&マーク・ハントがタイガー・ジェット・シンへの雪辱に挑んだ一戦は、ハントとシンの場外戦の隙をついたボノが、アン・ジョー之助からフォールを奪い、シンチームの迎撃に成功。しかし、モンスター軍の怒りはさらに増幅! 高田総統は、ボノに完全なる決別宣言を言い渡したのだった。そして、一夜明けた本日の会見では、ボノの母親、いや、元・母親のインリン様が直々にボノの今後の処遇について発表を行なった。

 まず会見場に現れたのは、島田二等兵とアン・ジョー司令長官だ。「昨日、我がモンスター軍を追放になった、あの化け物……いや化けボノについて緊急発表がありマース!」と司令長官。島田がインリン様に登場を呼びかけた。今日も艶やかな和服に身を包んだインリン様が降臨。
「一日も早く、あの汚らわしい魔物ボノをこの世から抹殺する責任があるの。さっそく昨日の夜、高田総統と話をして、手を打ったわ」と元・母親としての責任からくる対応策がほのめかされると、それを受けた司令長官が、今後の予定発表を行なった。ここで正式決定されたカードは、昨日、高田総統から予告されたボブ・サップ戦を含めた以下の2つだ。

▼3・17『KYORAKU presents ハッスル・ハウス vol.34』(後楽園ホール)決定対戦カード
“モンスターK”川田利明
VS
モンスター・ボノ

▼3・20『KYORAKU presents ハッスル29』(グランキューブ大阪)決定対戦カード
ボブ・サップ
VS
モンスター・ボノ

 後楽園での川田戦については川田本人の希望ということで、「全栃木県民を代表してボノを抹殺してやりますよ」と怒りに震えているとのこと。「イナカッペ」呼ばわりされたことを、心底根に持っているらしい。それに島田が「モンスターKの“K”は、鬼怒川温泉の“K”だ! これは“鬼のように怒った川田”の略だ!」と上手く付け足し、司令長官と二人で大喜び。さらに、ボノとつるんでいるマーク・ハントもただではおかないと、マスコミを通じて二人を威嚇した。

 ここでインリン様が思い出したように島田に尋ねる。「基地にあるボノの私物は処分したの?」。島田は「すべて焼却処分しました! 奴は3月シリーズでもこうなりますよ!」と、ボノの私物同様に火をつけてみせ、高笑い。インリン様も満足そうに冷ややかな笑みを浮かべる。そしてインリン様は、報道陣に向かって「おもしろおかしく煽ってちょうだい。あなたたちの腕の見せどころよ」と挑戦的に呼びかけ、会見場をあとにしたのだった。

 モンスター軍の愛し子として育ったボノだったが、それも今は昔。モンスター軍にとってボノは、ハッスル軍以上に目障りな存在となってしまった。悪友ハントの影響で、酒に博打にと完全に不良化してしまったボノは、モンスター軍の進める処刑計画をどう乗り切るのか!? きたる3月、ボノは二度も地獄を見ることとなった……。