ハッスル通信

“歌だけの参戦”を高田総統が却下し、まさかの展開に!
泰葉、『ハッスル・マニア2008』で試合をやるぞ!!

2008年12月9日

12月9日(火)、都内のホテルにて、歌手・泰葉が、12・30『KYORAKU presents ハッスル・マニア2008』(有明コロシアム)参戦発表会見を行なった。

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9日朝、当サイトにて、2008年最大の祭典12・30『ハッスル・マニア2008』(有明コロシアム)への参戦が電撃発表された歌手・泰葉。スポーツのみならず芸能マスコミも多数詰め掛けたこの日の会見では、昨年11月に行なわれた落語家・春風亭小朝氏との離婚会見を彷佛とさせる金屏風の前で、マニア参戦に向けての熱い意気込みを語った泰葉だったが、会見の途中、アノ人の登場によってまさかの事態に……!?

無数のフラッシュがたかれるなか、露出多めのセクシードレスに身を包んだ泰葉は、満面の笑みを浮かべながら登場。まずは、会見に同席したハッスルエンターテインメントの山口日昇代表取締役より、泰葉の参戦経緯が発表された。

“どんな逆境でも、人はハッスルできる”というテーマを軸に、これまでハッスルが掲げ続けてきた“ファイティング・オペラ”、つまり“闘いの作品”というコンセプトを全面に押し出した形で行なわれる今年の『ハッスル・マニア』において、「この二つの要素を同時に、いまこの時期に体現できる人物は、泰葉さんしかいない」と、熱烈な参戦ラブコールを泰葉サイドに送ったことを明かした山口代表。その結果、泰葉サイドはマニア参戦を了承したものの、泰葉本人が「さすがに試合はムリ」と難色を示したことにより、ハッスルサイドは今年11月より歌手活動を再開した泰葉がハッスルできるよう、歌での出演を再度オファーし、晴れて泰葉のマニア参戦が実現する運びとなったのだ。

ハッスルサイドの“試合で参戦”という願いは叶わなかったものの、「泰葉さんが魂を込めて新しい曲(12月17日発売『お陽様よほほえんで』)をリングの上で披露していただけるということなので、“どんな逆境でも、人はハッスルできる!”ということを歌で表現していただけると思います」と期待を寄せた山口代表は、「某国民的歌番組に負けないようなインパクトのあるシーンを演出できたらと考えています」とアピール! これを受け
、泰葉がマニア参戦に向けて意気込みを語った。
「山口代表からオファーをいただいたとき、私のような人間が、リングというみなさまにとっては“聖地”となる場所に上がって、歌わせてもらっていいものかどうか、非常に悩みました。本当に悩みましたが、私はこの年の最後にここで歌わせていただいて、“決着”をつけようと覚悟を決めました」


マニア参戦にあたり、あえて“決着”という言葉を用いて並々ならぬ決意を示した泰葉。この“決着”というのは、今年世間をにぎわせた一連の騒動に対するものなのか……!? さらに泰葉は、マニア参戦の決意を固めたもうひとつの理由が、いまから20数年前、日本武道館にて、世界的大スターであるフランク・シナトラが円形ステージで熱演したことに感銘を受けたことにあることを明かし、「私は、“いつかフランク・シナトラになってやりたい!”と思っていたら、こんなに早く……」と、四方の観客から視線が注がれるリングでのステージに思いを馳せた。

そして、会見はマスコミによる質疑応答へ突入……と思いきや、会場内に「質問! 誰の許可を取って、こんな会見を開いているんだよ!」という声が! そして、『威風堂々』が鳴り響き、壇上に姿を現わしたのは、高田総統だ!

さっそく高田総統は、「本当はな、今日は、『ハッスル・マニア』のメインカードを発表する日だったんだよ。それなのに、昨日の夜、急に山口クンから電話があってさ。“会見を延期します”って、ドタキャンだよ! せっかくスケジュール空けておいたのに、急にヒマになっちゃったからさ。このホテルでランチをしていたら、私に内緒でなんだこの記者会見はよ! こ〜の〜野郎!」と怒りをあらわにすると、「我こそが高田モンスター軍総統、そして、ハッスルの偉大なる支配者、高田だ!」と自己紹介。高田総統の迫力に圧倒されたのか、静まる会見場に対し、「拍手はないんデースカ?」というアン・ジョー司令長官の呼び掛けでようやく拍手が沸き起こる。

さらに怒った高田総統の口撃の勢いは増す一方で、「おい、山口クン! その“プッツンおばちゃん”をマニアに出していいなんて、誰が言ったんだよ? 考えてみろ、『ハッスル・マニア』は、歌番組で言ったら、紅白歌合戦だよ。まあ、たいしたヒット曲もない、箸にも棒にも引っ掛からない三流の歌をなぜマニアで聴かなきゃいけないんだよ!」と、山口代表をピシャリだ! これに対し、会見終了後の話し合いを高田総統に提案する山口代表だったが、高田総統は「既成事実を作ってごまかそうとしたって、そうはいかないんだよ!」とこれを一蹴。そして、口撃の矛先が泰葉に向けられると、「おばちゃん! 今日はあれか? 角砂糖はなめてなくていいのか?」とニヤリ。続けて、「“新しい私に生まれ変わりたい”って、一見聞こえはいいが、要するに自分が散々巻き散らしたわがまま、罪悪感を忘れたいってだけだろうよ。ん?」と、あまりにもキツ〜イ言葉を“これでもか〜、これでもか!”と浴びせ掛ける。

この挑発に対して、「総統、相当やるな!」と、かつて“昭和の爆笑王”と呼ばれた父・林家三平ゆずりのダジャレで主導権を奪い返そうとする泰葉だったが、失笑が漏れる場内に「もっと受けるところだったのに……」と落胆。それでも、泰葉は「私はそんなに悪い女かもしれないが、初対面でそんなことを言わなくてもいいんじゃないか! ひどいじゃないか! 謝れ、総統!!」と、興奮ぎみに詰め寄ると、高田総統は「ど〜も、すいません!」と、ここぞとばかりに林家三平の往年の名ギャグで応戦し、さらに「図々しいにもほどがありますヨ!」と、アンも泰葉を挑発だ。

するとここで、高田総統は「本当にマニアで歌いたいのであれば、その前にきちんと“ミソギ”をしろよ。リングの上で試合をして、勝ったあかつきには、マニアで歌わせてやるよ。このアイデアが嫌だったら、すべての話は無しにしよう」と、勝ったら歌えることを条件に、なんと泰葉が難色を示していた試合での出場という厳しい要求を突き付けたのだ!

歌が歌いたければ、試合をしてしかも勝たなくてはいけない。あまりにも厳しい選択を迫られ、「試合? 試合ですか……試合をして勝たなきゃいけないのか? 私は体力も無いし、こんな女だが、試合はできるんだろうか……」と自問自答を繰り返し、悩む泰葉。この状況に業を煮やした高田総統は、「どうするんだよ? 帰るぞ!」と決断を迫ると、泰葉は「試合をする……試合をしてやる! 私にも女の意地がある! 試合で勝って、歌ってやる! 決めた!!」と、なんと試合での出場を決断したのだ! すかさず、高田総統が「その言葉に二言はないんだな」と最終確認すると、「全然自信はないけど、総統に相当言われたから、やってやる! もうおかしくなってきた。私は、ダルビッシュじゃなくて、エネルギッシュだ!! やってやる!」と、泰葉はハイテンションで応戦! これを受け、高田総統は「よし、分かった! ならば12月30日、おばちゃんのデビュー戦、正式決定だ! 対戦相手は、この私が吟味して、決まり次第、後日発表しよう。マスコミの諸君、楽しみにしてくれたまえよ。バッドラックだ!」と言い残し、会見場から去って行ったのだった。

当初は歌での参戦だったはずが、高田総統の挑発に乗ってしまったばかりに、“試合をして勝たなければ歌えない”というあまりにも厳しい条件を背負うこととなってしまった泰葉。この誰もがビビって、たじろぐ急展開に、まだ興奮が収まらないのか「武士に二言はない! 武士ではないが、二言はない!」と意気込みを見せ、会見場の笑いを誘った泰葉は、「私は一度言ったことは、やり通します。これが“ミソギ”ということなんでしょう。分かりました。体力に自信はありませんけど、これから毎日トレーニングをやらせていただきます。これも逆境のひとつでしょう。乗り越えさせていただきます! 30日、勝って、歌わせていただきます!!」と、デビュー戦での勝利&歌の披露を誓った。また、会見では、12・24『ハッスル・ツアー2008〜12.24 クリスマスSP part.1〜』(後楽園ホール)に、泰葉が来場することも併せて発表された。もしかすると、クリスマス・イヴにモンスター軍の魔の手が、泰葉に忍び寄る……!?

とにもかくにも、泰葉は、12・30『ハッスル・マニア2008』(有明コロシアム)で行なわれるデビュー戦で勝たないことには、夢のステージで勝利の凱歌をあげることはできない。まさに、“逆境”に立たされた泰葉は、われわれにどんな“ファイティング・オペラ”を見せてくれるのか!? 泰葉よ、いまこそハッスルしろ!!


★ハッスル★ハッスル★ハッスル★ハッスル★ハッスル★ハッスル★

泰葉♪ニューシングル絶賛発売中♪
「お陽様よほほえんで」(作詞・作曲:泰葉)

関連大会:ハッスル・マニア 2008
関連ニュース:なんと“逆境有名人”の正体は、歌手の泰葉だった! 本日午後からの参戦発表会見で全貌が明らかに!!
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