ハッスル通信

目指せ両国デビュー! ハッスル新入団選手発表!!
なんと“模倣の天才”マッスル坂井がハッスル電撃入団!!

2009年9月9日

9月9日(水)、都内・ハッスル道場にて、ハッスル2009年度新入団選手発表会見が行なわれた。会見の中で、ハッスル入団が決まった5名の新人選手がお披露目され、なんとその中に、DDTプロレスリング、『マッスル』を主戦場に活躍中のマッスル坂井も登場! ハッスル新入団選手として、坂井はデビューへの意気込みを語った。

再生する


今秋、新たなる闘いへと向かうハッスルから、2009年度の新入団選手5名が発表された。以下が、未来のハッスラーを目指す新入団選手のプロフィールである。


【2009年度ハッスル新入団選手プロフィール】(※集合写真の左から順に)

上田健人(ウエダ ケント):静岡県出身、19歳、178cm/83kg、柔道2段

笹本吉之(ササモト ヨシユキ):愛知県出身、24歳 169cm/63kg、レスリング

児玉裕輔(コダマ ユウスケ):岡山県出身、22歳、168cm/71kg、剣道3段

佐々木由大(ササキ ユキヒロ):埼玉県出身、22歳、179cm/72kg、野球/陸上

マッスル坂井(マッスル サカイ):新潟県出身、31歳、184cm/115kg、剣道3段



この中でやはり注目は、いち新人選手として突然登場し、集まった報道陣を驚かせたマッスル坂井だ! 知る人ぞ知る、坂井はDDTプロレスリング、『マッスル』を主戦場に活躍中の現役レスラーである。

2002年6月、練習生としてDDTに参戦した坂井は、アイアンマン・ヘビーメタル級王座、DDTエクストリーム王座などを獲得。その一方で、2004年10月には、「行こうよ! プロレスの向こう側!」というキャッチコピーのもと、坂井自ら『マッスル』を旗揚げし、独自の世界観を築き上げてきたのだ。また、DDTにおいては、映像部門・DDTテックの代表取締役という肩書きも持っており、煽りVTRなどの映像制作でも異才を発揮している。そんな坂井が、なぜ、こともあろうにハッスル入団!?

5人の中でひときわ大きな巨体を誇ってジャージ姿で突然現われた坂井に、報道陣も呆気に取られる中、坂井は「マッスル坂井、31歳。両国デビューを目指して、日本を元気にしていきたいと思います!」と、新人らしく元気に挨拶。そんな新人レスラー、マッスル坂井の挨拶にもあった通り、新入団選手5名の中からたった1名だけが、なんと10・10『ハッスル・ジハード2009』(両国国技館)で、晴れてデビュー戦を飾ることができるのだ!

そういうこともあって、同志でありながらも激しくライバル心をむき出しにして、火花を散らす5名。そして、新人5名の挨拶が終わり会見が終了すると、なぜか坂井だけが「囲み取材のほうをよろしくお願いします!」とアピールし、この新人らしからぬ態度に報道陣は困惑の表情を浮かべながらも囲み会見がスタート!

この席で、坂井はハッスル入団を決めた経緯について、「ハッスルの山口代表とお会いする機会がありまして、山口代表から『なんで野心を隠すんだ?』と言われ、自分がプレイヤーとして100パーセントの力を発揮できる環境がハッスルさんのリングにはあったので」と明かすと、「10月に両国大会を控えてますけど、また団体一丸となって取り組めることをうれしく思います」とコメント。どうやら坂井は、先日行なわれたDDT8・23両国大会にて、レスラー業を一時休業させ、裏方として映像制作に専念したものの、やはりレスラーとして両国デビューできなかったことにかなり未練があるようだ。

さらに会見では、報道陣から「DDTとの関わりはどうなってるんですか?」という核心を突いた質問が飛ぶと、坂井は、あくまでもDDTテック代表としてDDTのリングに上がっているだけで、DDTとは選手契約を結んでいないことを強調。これまでの“社会人レスラー”としてではなく、“プロレスラー”としてハッスルで再スタートを切ることを、坂井はアピールした。また、坂井は自らのリングネームに関して、“マッスル坂井”というリングネームへの愛着心を見せながらも、「ハッスルさんに入って、また一からやっていく以上、デビューしたあかつきには“ハッスル坂井”としてやっていこうと思います」と、10年近く使用してきたリングネームを改名してでも、10・10『ハッスル・ジハード2009』(両国国技館)でのデビューに向けて、熱い意気込みを示した。

するとここで、「おい、新人! 何やってんの?」と、この会見の前に行なわれた9・26後楽園大会カード発表会見で怒りを爆発させた坂田亘が再登場! すかさず野口大輔レフェリーが、「(坂井が)囲み会見をやりたいと言うので」と坂田にチクると、坂田は「囲み会見? お前、新人だろうが! 何様だ、この野郎!」と、またまた大激怒! あまりの剣幕にビビりまくりの坂井は、「す……すみません」と即座に謝罪するも、坂田は「シャワーを浴びるから、背中を流せ!」と逆井を更衣室に強制連行! ドアが閉じられた更衣室からは、確実に鉄拳制裁が行なわれているであろう激しい物音と、坂井の「すみませんでした!」という叫びにも似た悲鳴が響き渡ったのだった……。

ハッスルの新人として誰もが避けては通れない洗礼を早くも受けた坂井。はたして、こんな調子で、同期とのライバル闘争を制し、坂井は念願の両国デビューをはたすことができるのか!?

関連大会:ハッスル・ジハード 2009
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