ハッスル通信

ハッスル最高顧問の酒井正和氏が辞任を発表

2009年12月8日

12月9日(火)、都内ホテルにて記者会見が行なわれ、酒井正和ハッスル最高顧問が辞任を発表した。

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緊急会見という形で開かれた席で、今年8月にハッスル最高顧問に就任した酒井正和氏(クォンタム・ジャンプ・ジャパン株式会社代表取締役)が、「新体制に向けた協議の結果、ハッスルのコンテンツを活かした運営は困難である」と判断し、最高顧問職を辞任することを発表した。

今回の辞任に関して酒井氏は、ハッスルエンターテインメント社が抱える諸問題と、自身が考えているイベント事業の運営との間に乖離(かいり)があったことを理由に挙げ、新体制としてイベント運営を旧体制から継承できないという結論に至ったことを明らかにした。

酒井氏は今後、プロレス、総合格闘技、キックボクシングを三本柱として運営する新団体SMASH(スマッシュ)の旗揚げを表明。東京・新宿を拠点に、“地域密着型”の団体運営を行なっていく予定だ。また、会見では、これまでハッスルに所属していたTAJIRI、小路晃、大原はじめ、KGが、スマッシュ所属選手として参戦することもあわせて発表された。