草間“CEO”、必殺技HAGE炸裂でデビュー戦白星!
7・10『ジェッツ1〜Road to HUSTLE〜』大会詳報
2010年7月10日7月10日(土)、東京・西調布格闘技アリーナにて、ハッスル初のスピンオフ企画『ジェッツ1〜Road to HUSTLE〜』が開催され、メインイベントで草間“CEO”が、必殺技・HAGE(ヘイジ)で佐野直を下し、プロレスデビュー戦を見事白星で飾った。
若鷹ジェット信介プロデュースによるハッスル初のスピンオフ企画『ジェッツ1〜Road to HUSTLE〜』が、東京・西調布格闘技アリーナで開催された。この大会の注目は、メインイベントで行われた草間“CEO”プロレスデビュー戦。5・30『坂田“ハッスル”亘〜第二章〜』(後楽園ホール)で勝手にCEO就任を発表してしまった草間政一氏こと草間“CEO”は、「本来、CEOは経営だけを見ていればいいけど、ハッスルではそうはいかない。リングの上でも私がお手本をお見せしますよ」と、なんと自らリングに立ってハッスル再建に着手。前代未聞の“還暦寸前ハッスラー”によるデビュー戦がここに決まったのだ。
そんな歴史的瞬間を目撃しようと、この日、会場となった西調布格闘技アリーナには、いわゆる“草マニア”たちが集結。その期待に応えようと、草間“CEO”はアイアム℃とタッグを結成し、“インディーの帝王”佐野直、今年でデビュー20周年を迎えたウルトラマン・ロビンを迎え撃った。
かつて代表取締役を務めていた新日本プロレスのテレビ中継『ワールドプロレスリング』のオープニングテーマ『ザ・スコア』を入場テーマ曲に颯爽と現れた草間“CEO”は、試合序盤からアマレス仕込みのグランドテクニックを披露。これに意表を突かれた佐野&ロビン組は、ロビンは相変わらずの独自ワールドで試合を進めるも、佐野は客席のブーイングも気にすることなく張り手、逆水平チョップを容赦なく叩き込んで攻め立てる。
そんな歴史的瞬間を目撃しようと、この日、会場となった西調布格闘技アリーナには、いわゆる“草マニア”たちが集結。その期待に応えようと、草間“CEO”はアイアム℃とタッグを結成し、“インディーの帝王”佐野直、今年でデビュー20周年を迎えたウルトラマン・ロビンを迎え撃った。
かつて代表取締役を務めていた新日本プロレスのテレビ中継『ワールドプロレスリング』のオープニングテーマ『ザ・スコア』を入場テーマ曲に颯爽と現れた草間“CEO”は、試合序盤からアマレス仕込みのグランドテクニックを披露。これに意表を突かれた佐野&ロビン組は、ロビンは相変わらずの独自ワールドで試合を進めるも、佐野は客席のブーイングも気にすることなく張り手、逆水平チョップを容赦なく叩き込んで攻め立てる。
試合中盤、やはり年齢によるものなのか、ゼェゼェと呼吸が荒くなってきた草間“CEO”は防戦一方の展開に。時折、℃が助けに入るも、なかなか反撃の糸口が見つからない。そんな草間“CEO”にさらに追い討ちをかけるように、佐野は℃を場外に誘い出すと、巧みに会場外まで連れ出して会場の玄関をロック。これによって℃は会場外へと閉め出され、草間“CEO”は頼れるパートナーを失うという大ピンチを迎えてしまう。
これに乗じて、佐野&ロビン組は一気に試合に決めにかかると、草間“CEO”はやられる一方でもはや虫の息に。するとここで、会場外へと閉め出されたはずの℃が、選手入場ゲートから登場。瞬く間に佐野&ロビンを蹴散らした℃は、さらに佐野にバックドロップを放つと、まるで坂田“ハッスル”亘のような見栄を切りながらスーパーキック一閃。ここで、まさかの展開から℃のアシストを受けた草間“CEO”は、チャンスとばかりにグロッキー状態となった佐野に向かって「立て、ゴキブリ!」と叫ぶと、このデビュー戦のために用意していた必殺技・HAGE(ランニングネックブリーカードロップ)が炸裂し、佐野が轟沈。草間“CEO”は見事3カウントを奪取し、山口日昇ハッスルエンターテインメント代表も果たせなかったデビュー戦白星を飾ったのだった。
試合後、劇的な勝利に喜びを爆発させる草間“CEO”に対し、℃がマイクを持つと「コラ、おっさん! はしゃぎすぎだよ」と一喝。そして、℃はおもむろにマスクを脱ぐと、なんとその正体は坂田だ! まったく予期せぬ坂田登場に、初めは驚きの表情を見せていた草間“CEO”だが、やはり勝利の興奮が収まらないのか「坂田くん、僕の実力を認めてくれる?」と仰天発言! これには坂田も「そんなに(ハッスルの)敷居は低くないですよ」と苦笑いで一蹴すると、「あなたはどうしたいんですか?」と逆質問。これに対して、草間“CEO”は「9月のスケジュールを全部空けてます。だから、9月10日、あなたとやりたい」と、まさかの対戦要求だ。
思わぬ展開に「正気ですか?」と坂田は聞き返すも、すっかりテンションが上がりまくった草間“CEO”は「髪切りマッチをやろう!」と、自分がノーヘアーであることをいいことに理不尽要求を炸裂。あまりにも急すぎる展開に苦笑いの坂田は、草間“CEO”の要求に答えることなく、今回の大会プロデューサーであるジェットに締めを任せたのであった。はたして、坂田vs草間“CEO”は実現するのか!?
これに乗じて、佐野&ロビン組は一気に試合に決めにかかると、草間“CEO”はやられる一方でもはや虫の息に。するとここで、会場外へと閉め出されたはずの℃が、選手入場ゲートから登場。瞬く間に佐野&ロビンを蹴散らした℃は、さらに佐野にバックドロップを放つと、まるで坂田“ハッスル”亘のような見栄を切りながらスーパーキック一閃。ここで、まさかの展開から℃のアシストを受けた草間“CEO”は、チャンスとばかりにグロッキー状態となった佐野に向かって「立て、ゴキブリ!」と叫ぶと、このデビュー戦のために用意していた必殺技・HAGE(ランニングネックブリーカードロップ)が炸裂し、佐野が轟沈。草間“CEO”は見事3カウントを奪取し、山口日昇ハッスルエンターテインメント代表も果たせなかったデビュー戦白星を飾ったのだった。
試合後、劇的な勝利に喜びを爆発させる草間“CEO”に対し、℃がマイクを持つと「コラ、おっさん! はしゃぎすぎだよ」と一喝。そして、℃はおもむろにマスクを脱ぐと、なんとその正体は坂田だ! まったく予期せぬ坂田登場に、初めは驚きの表情を見せていた草間“CEO”だが、やはり勝利の興奮が収まらないのか「坂田くん、僕の実力を認めてくれる?」と仰天発言! これには坂田も「そんなに(ハッスルの)敷居は低くないですよ」と苦笑いで一蹴すると、「あなたはどうしたいんですか?」と逆質問。これに対して、草間“CEO”は「9月のスケジュールを全部空けてます。だから、9月10日、あなたとやりたい」と、まさかの対戦要求だ。
思わぬ展開に「正気ですか?」と坂田は聞き返すも、すっかりテンションが上がりまくった草間“CEO”は「髪切りマッチをやろう!」と、自分がノーヘアーであることをいいことに理不尽要求を炸裂。あまりにも急すぎる展開に苦笑いの坂田は、草間“CEO”の要求に答えることなく、今回の大会プロデューサーであるジェットに締めを任せたのであった。はたして、坂田vs草間“CEO”は実現するのか!?
また、この日のセミファイナルでは、5・30後楽園大会で熱い火花を散らした佐藤悠己と柴田正人がシングルマッチで激突。体格差をもろともせず、果敢に巨漢の柴田に向かっていった小兵の佐藤があと一歩のところまで追い詰めるも、最後は柴田のパワーに屈してリベンジ失敗。それでも佐藤の健闘に、会場からは拍手が沸き起こった。
そして、第2試合では、黒の中村カントクによる悪の策略でプロレスデビューが決まった@UEXILEがデビュー戦を行うも、試合開始前に宿敵である黒の中村カントクがまたしても登場。黒の中村カントクは、@UEXILEの対戦相手である横山佳和がプロで未だ勝ち星がないことを明かすと、そんな横山のプロ初勝利の相手が@UEXILEでは“不名誉”になるから横山は棄権したと告げ、@UEXILEの不戦勝を発表した。
ところが、この一方的な裁定に納得がいかない@UEXILEは怒りを露わに。これに対して、黒の中村カントクは、「お前のために初勝利のプレゼントを用意した」と不敵な笑みを浮かべると、選手入場ゲートからなんと翌日の7・12ZERO1後楽園大会で佐藤耕平が保持する世界ヘビー級王座に挑戦するバンビキラーが登場! まったく予期せぬ大物ファイターの登場に観客がどよめく中、@UEXILEは「関係ねえッス!」とどこまでも強気だ。その言葉通り、@UEXILEはゴング開始直後から果敢にバンビキラーの胸板めがけてエルボーを放つも、バンビキラーは微動だにせず。逆に、バンビキラーは@UEXILEを高々と抱え上げると強烈なボディスラムが炸裂。さらに、バンビキラーは逆エビ固めで@UEXILEの身体を逆くの字にへし曲げると、@UEXILEはたまらずタップ。わずか55秒の秒殺劇という、@UEXILEにとっては壮絶すぎる初陣となった。
またこの日は、かつてハッスルで℃と1、2を争う会場人気を誇っていたニセHGがひさびさに復活。18歳の“現役大学生レスラー”松雪真也の若さ溢れる攻撃をガッチリ受け止めたニセHGがオトナの貫禄を見せ付け、復帰戦を白星で飾った。
この日の試合結果は以下の通り。
▼7・10『ジェッツ1〜Road to HUSTLE〜』(西調布格闘技アリーナ)試合結果
【メインジェッツ】草間“CEO”ハッスルデビュー戦『最高齢ハッスラーDEBUT!』
○草間“CEO”&アイアム℃
[12分53秒、体固め]※HAGE(ランニングネックブリーカードロップ)
×佐野直&ウルトラマン・ロビン
【第3ジェッツ】フレッシュMAN'Sハッスル・リベンジ
○柴田正人(STYLE-E)
[15分41秒、片エビ固め]※ビッグクランチ(高角度パワーボム)
×佐藤悠己
【第2ジェッツ】
[@UEXIL(ウエザイル)デビュー戦『プロレスなめんなよ!』]
○バンビキラー
[55秒、逆片エビ固め]
×@UEXILE(代官山わたる)
【第1ジェッツ】
○ニセHG
[8分21秒、ニ“セイ”座固め]※ニセHGドライバー
×松雪真也(九州プロレス)
そして、第2試合では、黒の中村カントクによる悪の策略でプロレスデビューが決まった@UEXILEがデビュー戦を行うも、試合開始前に宿敵である黒の中村カントクがまたしても登場。黒の中村カントクは、@UEXILEの対戦相手である横山佳和がプロで未だ勝ち星がないことを明かすと、そんな横山のプロ初勝利の相手が@UEXILEでは“不名誉”になるから横山は棄権したと告げ、@UEXILEの不戦勝を発表した。
ところが、この一方的な裁定に納得がいかない@UEXILEは怒りを露わに。これに対して、黒の中村カントクは、「お前のために初勝利のプレゼントを用意した」と不敵な笑みを浮かべると、選手入場ゲートからなんと翌日の7・12ZERO1後楽園大会で佐藤耕平が保持する世界ヘビー級王座に挑戦するバンビキラーが登場! まったく予期せぬ大物ファイターの登場に観客がどよめく中、@UEXILEは「関係ねえッス!」とどこまでも強気だ。その言葉通り、@UEXILEはゴング開始直後から果敢にバンビキラーの胸板めがけてエルボーを放つも、バンビキラーは微動だにせず。逆に、バンビキラーは@UEXILEを高々と抱え上げると強烈なボディスラムが炸裂。さらに、バンビキラーは逆エビ固めで@UEXILEの身体を逆くの字にへし曲げると、@UEXILEはたまらずタップ。わずか55秒の秒殺劇という、@UEXILEにとっては壮絶すぎる初陣となった。
またこの日は、かつてハッスルで℃と1、2を争う会場人気を誇っていたニセHGがひさびさに復活。18歳の“現役大学生レスラー”松雪真也の若さ溢れる攻撃をガッチリ受け止めたニセHGがオトナの貫禄を見せ付け、復帰戦を白星で飾った。
この日の試合結果は以下の通り。
▼7・10『ジェッツ1〜Road to HUSTLE〜』(西調布格闘技アリーナ)試合結果
【メインジェッツ】草間“CEO”ハッスルデビュー戦『最高齢ハッスラーDEBUT!』
○草間“CEO”&アイアム℃
[12分53秒、体固め]※HAGE(ランニングネックブリーカードロップ)
×佐野直&ウルトラマン・ロビン
【第3ジェッツ】フレッシュMAN'Sハッスル・リベンジ
○柴田正人(STYLE-E)
[15分41秒、片エビ固め]※ビッグクランチ(高角度パワーボム)
×佐藤悠己
【第2ジェッツ】
[@UEXIL(ウエザイル)デビュー戦『プロレスなめんなよ!』]
○バンビキラー
[55秒、逆片エビ固め]
×@UEXILE(代官山わたる)
【第1ジェッツ】
○ニセHG
[8分21秒、ニ“セイ”座固め]※ニセHGドライバー
×松雪真也(九州プロレス)