小川、島田参謀長ごと総統へ直送!!
2004年6月4日ハッスル4に向けて、これまでハッスル事業主任として活動してきた笹原のハッスルゼネラルマネージャーへの就任が発表された。
新体制となって新たな船出となるはずの『ハッスル』だったのだが…。
会見場に用意されたホワイトボード。これまでの記者会見とは明らかに違う雰囲気の中、最初に会場に現れたのは臼杵広報担当だった。すると開口一番、「この度、ハッスルパブリックリレーション(※広報の意味、以下PR)に就任した臼杵です」と、いきなり挨拶。さらに「笹原がハッスルジェネラルマネージャー(以下GM)に就任しました」と、ホワイトボードに大きな文字で「GM笹原」と書いた。
そしてその紹介を受けて、笹原GMが会見場に入場。GMとしての初心表明を始めた。
「この度、GMに就任した笹原です。榊原の方からハッスルに関するイベントの全権を委任されました。私たちも『ハッスル3』まで頑張ってきて、ハッスル現象なるものも起こるようになりました。しかし『ハッスル』をこのプロレス界だけでなく、一般的に普及していきたいと思います。『ハッスル』を運営してきたことで、プロレスの奥深さ、素晴らしさ、難しさを実感しています。これからもファンの声を反映させて、『ハッスル』を盛り上げていきたいと思います」
つまり、こういうことだ。次回『ハッスル4』からは笹原GMが中心となって、臼杵PRと共にハッスルを運営していく新体制を取るということだ。
そしてその新体制の第一発目が今月28日、後楽園ホールで行われる『ハッスル・ハウス』。これは通常の『ハッスル』ナンバーシリーズのハウスショー的な位置づけをされているイベントで、数々の実験の場や若手にチャンスを与える場となる。
しかし笹原GMは「高田総統、小川さんからも了承をえました」と『ハッスル・ハウス』でいきなりOH軍VS高田モンスター軍の全面対抗戦を行うことをぶちあけた! あくまでハウスショーではあるものの、今後の『ハッスル』本戦への影響を考えると、外せないイベントとなりそうだ。
「就任おめでとう!」 なんとそこに花束を持って島田モンスター軍参謀長が車椅子に乗って現れた。しかも島田参謀長は、首にコルセット、右足にはギブス、さらには車椅子での登場。いくらOH砲にやられたとは言え、あまりにも大げさである。さらに持参した花束を笹原GMに差し出す。
しかし笹原氏は今や『ハッスル』のGM。中立の立場としてイベントを運営する意味でも受け取るわけにはいかない。
それでも島田参謀長は「僕と笹原さんの仲じゃない」と無理矢理、笹原GMに花束を手渡すと、高田モンスター軍の資料を記者たちに渡し始める。そこに書かれていたのはレスラーに名前と出身地だ。さらに島田参謀長は「世界中のモンスターが、高田総統の期待に応えるために、モンスター軍に集まっています」と、会見の進行を完全に無視し、勝手にモンスター軍の宣伝を始めたのだ。
「島田さん! ここではっきりさせておきます!」 遂に笹原GMが吼えた!
「私がGMに就任した以上は例えモンスター軍であっても、小川直也であっても、ハッスルしていない人間は、『ハッスル』のリングには上げません」、GMとして毅然とした態度を取る笹原氏。さすがの島田参謀長もこれには驚きの様子を隠せない。緊張感が漂う会見場に今度は小川直也が現れた!
チキンTシャツに身を包んだ小川は、愛弟子・藤井軍鶏侍を引き連れて来場。いきなり笹原GMに歩み寄った小川は「何だよ! 『ハッスル・ハウス』って。こないだ勝ったんだから『ハッスル大行進』とかにしろよ!」と、せっかく始まった『ハッスル・ハウス』の名前変更を要求する。
しかし小川の来襲を一番恐れていたのは島田参謀長だ。なにせこの日は車椅子で来たため、身動き一つ取れない状態。何とか顔を隠そうとするものの、すぐに小川に見つかってしまう。
「おい! ヤドカリ! 何してんだお前!」 案の定、小川に突っ込まれる島田参謀長。さらに小川は「大げさなことしてんじゃねえよ!」と、松葉杖を手に取ると、ギブスを付けた足をコツン!
「ギャアー」という悲鳴が会見場に響き渡る。しかし相変わらず口だけは強気の島田参謀長は「ブタに首をやられて、あなたが足を蹴ったりするからじゃないですか! 本当、高田総統に言いつけますからね!」と反撃する。しかし身動きの取れない状態で小川を挑発するのは自殺行為。
「うるせえな、このヤロー。そんなに総統に会いたいんだったら、俺がお前ごと送ってやるよ」
何と小川はガムテープで島田参謀長の体を車椅子にぐるぐる巻きにすると、「高田行き」と書いた宅急便の送り状を貼り付ける! さらには「花も必要だな」と、さっき渡したばっかりの花束から1本抜き取って、島田参謀長に差し、ギブスに「高田のバーカ」とマジックでメッセージを添えた。結局島田参謀長は軍鶏侍に車椅子を押され、部屋の外に連れ出されてしまったのである…。
会見場に残った小川は「お前、GMに就任したそうだな。ちゃんと宣伝やれよ!」と笹原GMに一言。ここでも笹原GMは「分かってます。中立にやります」と応える。しかしこれで気をよくした小川は「よし、じゃあいつものやるか! お前らこっち来い!」とDSE社員を会見場まで呼び寄せる!
そして横一列に並べると「行きますよ! 3・2・1ハッスル!ハッスル!」と、またしてもDSE社員にハッスルポーズを強要したのであった…。
そしてその紹介を受けて、笹原GMが会見場に入場。GMとしての初心表明を始めた。
「この度、GMに就任した笹原です。榊原の方からハッスルに関するイベントの全権を委任されました。私たちも『ハッスル3』まで頑張ってきて、ハッスル現象なるものも起こるようになりました。しかし『ハッスル』をこのプロレス界だけでなく、一般的に普及していきたいと思います。『ハッスル』を運営してきたことで、プロレスの奥深さ、素晴らしさ、難しさを実感しています。これからもファンの声を反映させて、『ハッスル』を盛り上げていきたいと思います」
つまり、こういうことだ。次回『ハッスル4』からは笹原GMが中心となって、臼杵PRと共にハッスルを運営していく新体制を取るということだ。
そしてその新体制の第一発目が今月28日、後楽園ホールで行われる『ハッスル・ハウス』。これは通常の『ハッスル』ナンバーシリーズのハウスショー的な位置づけをされているイベントで、数々の実験の場や若手にチャンスを与える場となる。
しかし笹原GMは「高田総統、小川さんからも了承をえました」と『ハッスル・ハウス』でいきなりOH軍VS高田モンスター軍の全面対抗戦を行うことをぶちあけた! あくまでハウスショーではあるものの、今後の『ハッスル』本戦への影響を考えると、外せないイベントとなりそうだ。
「就任おめでとう!」 なんとそこに花束を持って島田モンスター軍参謀長が車椅子に乗って現れた。しかも島田参謀長は、首にコルセット、右足にはギブス、さらには車椅子での登場。いくらOH砲にやられたとは言え、あまりにも大げさである。さらに持参した花束を笹原GMに差し出す。
しかし笹原氏は今や『ハッスル』のGM。中立の立場としてイベントを運営する意味でも受け取るわけにはいかない。
それでも島田参謀長は「僕と笹原さんの仲じゃない」と無理矢理、笹原GMに花束を手渡すと、高田モンスター軍の資料を記者たちに渡し始める。そこに書かれていたのはレスラーに名前と出身地だ。さらに島田参謀長は「世界中のモンスターが、高田総統の期待に応えるために、モンスター軍に集まっています」と、会見の進行を完全に無視し、勝手にモンスター軍の宣伝を始めたのだ。
「島田さん! ここではっきりさせておきます!」 遂に笹原GMが吼えた!
「私がGMに就任した以上は例えモンスター軍であっても、小川直也であっても、ハッスルしていない人間は、『ハッスル』のリングには上げません」、GMとして毅然とした態度を取る笹原氏。さすがの島田参謀長もこれには驚きの様子を隠せない。緊張感が漂う会見場に今度は小川直也が現れた!
チキンTシャツに身を包んだ小川は、愛弟子・藤井軍鶏侍を引き連れて来場。いきなり笹原GMに歩み寄った小川は「何だよ! 『ハッスル・ハウス』って。こないだ勝ったんだから『ハッスル大行進』とかにしろよ!」と、せっかく始まった『ハッスル・ハウス』の名前変更を要求する。
しかし小川の来襲を一番恐れていたのは島田参謀長だ。なにせこの日は車椅子で来たため、身動き一つ取れない状態。何とか顔を隠そうとするものの、すぐに小川に見つかってしまう。
「おい! ヤドカリ! 何してんだお前!」 案の定、小川に突っ込まれる島田参謀長。さらに小川は「大げさなことしてんじゃねえよ!」と、松葉杖を手に取ると、ギブスを付けた足をコツン!
「ギャアー」という悲鳴が会見場に響き渡る。しかし相変わらず口だけは強気の島田参謀長は「ブタに首をやられて、あなたが足を蹴ったりするからじゃないですか! 本当、高田総統に言いつけますからね!」と反撃する。しかし身動きの取れない状態で小川を挑発するのは自殺行為。
「うるせえな、このヤロー。そんなに総統に会いたいんだったら、俺がお前ごと送ってやるよ」
何と小川はガムテープで島田参謀長の体を車椅子にぐるぐる巻きにすると、「高田行き」と書いた宅急便の送り状を貼り付ける! さらには「花も必要だな」と、さっき渡したばっかりの花束から1本抜き取って、島田参謀長に差し、ギブスに「高田のバーカ」とマジックでメッセージを添えた。結局島田参謀長は軍鶏侍に車椅子を押され、部屋の外に連れ出されてしまったのである…。
会見場に残った小川は「お前、GMに就任したそうだな。ちゃんと宣伝やれよ!」と笹原GMに一言。ここでも笹原GMは「分かってます。中立にやります」と応える。しかしこれで気をよくした小川は「よし、じゃあいつものやるか! お前らこっち来い!」とDSE社員を会見場まで呼び寄せる!
そして横一列に並べると「行きますよ! 3・2・1ハッスル!ハッスル!」と、またしてもDSE社員にハッスルポーズを強要したのであった…。
関連人物:“キャプテン・ハッスル”小川直也、笹原GM、島田工作員
関連大会:ハッスル4