ハッスル ファイティング・オペラ オフィシャル ウェブサイト

　昨日の試合内容については試合後に、高田総統から直接手を下されたことが相当に悔しかったと振り返り、今後の高田総統との展開については、「今までは本当に距離が遠かったんで、どうにもできなかった。ようやく距離が縮まったかな、といい方に考えてます。あの屈辱は忘れないですけど、今は恨みつらみを溜める時期ですよ」と強気ともとれるコメント。
　小川自身、試合後にまたしてもモンスター軍の集団リンチを受けた事からハッスル軍の層の薄さを痛感しているらしく、「これからやる上で戦力が必要になってきますから。もっと層を厚くして、やっていかなきゃいけないな」と戦力強化を目指すことを宣言した。
　そして、戦力強化のひとつとして“ハッスル・キング”こと、橋本真也の復活を要求した。「肩のケガが治ってそろそろ戻ってくるだろう」と見込んだ上で、橋本に対して小川は「もともと彼とは、ハッスルを立ち上げた時からずっと一緒にやってきたんで、そろそろ帰って来いという時期でしょう。橋本の存在が薄くなり始めてることは事実だし、まずは札幌にきてほしい。とにかく何らかのアクションを起こしてほしいね」と期待を込めた。
　さらに、ハッスル軍を去っていく選手が多いことについて問われると、「簡単な考えで務まる場所ではない」ときっぱり。今後も“来る者拒まず、去る者追わず”のスタイルを崩さないと言い切った。
　また、地上波放送がない新潟での観客の熱に触れ、スカイパーフェクTV!で視聴してくれているファンの多さに小川は驚いたという。こうした情報発信を徐々に続けていき、「いずれは大観衆が見ている中で高田総統を倒す」という、将来を見据えたコメントもあった。


●小川の発言全文

「昨日はようやくハッスルのリングに帰ってきましたが、失踪していたのは自分自身で修行というか、自分なりの考えで。これからまたね、新たな気持ちでやれればいいなと」

――修行というのは、具体的にはどういうことを？

「いろいろやってましたけど、基本的なことで、足腰作ったりとか。これからやる上でまた戦力が必要になってきますから。まあこっちは正直戦力が欲しいんで。もっと層を厚くしてやっていかなきゃいけないな、と思います」

――戦力とはどのような？

「新たな戦力の前に一人、肩のケガはもう治ったんじゃないかなと、そろそろ治って戻ってくる頃だろうと思ってる男が居るんで。橋本なんだけど。もともと彼とはハッスル立ち上げた時からずっと一緒にやってきたんで、そろそろ帰って来いという時期。オレも戻ってきて、ファンが一番わかってると思うし。一番最初にやったってことで、流れというか、その辺を理解してる。最近は橋本の存在が薄れつつあるんで、早く戻って来いと。まずは札幌でね」

――橋本選手は老舗団体出場の可能性もありますが？

「今の状況からすれば、どっちに彼が参戦するっていうのはおのずとハッスルだと思う。あっちいっても彼の潜在技術は発揮できないだろうし、彼はハッスルでしか輝けないとは思ってます」

――いきなり試合ということではなくて、まず見に来いと？

「見に来いというか、試合が出来るんだったらいいけど。とにかく何らかのアクションを起こしてほしい」

――橋本選手が居ない間っていうのは、何となくパートナー不足というか、相棒がいないという感じだった？

「そうだね。相棒というか、元々やってきたパートナーが定着しなかったっていうのもあって。ようやく昨日、川田と大谷と組んで、それが見えてきた。はっきり言えば、そんな簡単な考えで務まる場所じゃない。今まで去っていったのも多いし、それは身をもって感じるから、去っていく人が多いんで。オレは来る者拒まず、去る者追わずっていうスタイルでやってるから。自分の今いるポジションっていうのかな、ハッスルは厳しい場所だなと」

――昨日は高田総統から直接手を下されたというか、攻撃されたわけですけど、逆にその、直接手を下すっていうことで、対戦が近づいてきたのかなという、変化のようなものは感じましたか？

「徐々に徐々に距離は詰まってきてると思う。あと、昨日の新潟は本当に特に何もないところだけど、あんなに熱があるとは。スカイパーフェクTV!という、チューナー買わなきゃ見れないって作業をしないといけないのに、そこまでやってくれた人があんなに居るっていうことを実感できた。ハッスルがもう少し頑張れば、みんなが見てる中で、高田のヤローとやる機会があると思う」

――せっかくいい形で帰ってきたのに、ああいう屈辱を受けたっていうことについては？

「ある意味ようやく接点が持てた。今までは本当に距離が遠かったんで、どうにもできなかったけど、ようやく距離が縮まったかな、といい方に考えてます。この屈辱は忘れないですけど。今は恨みつらみを溜める時期ですよ