ハッスル通信

火祭り参戦を賭けて島田二等兵がハッスル10で大谷と対戦
怒りの大谷「ZERO1-MAXを代表して島田を全力で叩き潰す」

2005年6月28日

2005年6月28日(火)、ZERO1-MAXを運営するファーストオンステージ事務所を、アン・ジョー司令長官&島田二等兵が襲撃した。事務所で大谷と対面した島田二等兵は、火祭り参戦をぶちあげた!


 急遽、ZERO1-MAXを運営するファーストオンステージの事務所前に集められたマスコミ陣。そこに現れたのはアン・ジョー司令長官と島田二等兵だ。「ネタもないマスコミの諸君のために、ビッグなネタを用意した」という島田二等兵、何と今からファーストオンステージ事務所に殴り込みをかけるという。きょとんとするマスコミを尻目に、いきなりズカズカと事務所に乱入した島田二等兵は、「しょっぼいオフィスだな。おい! 大谷はいねえのかよ!」と怒鳴り散らす。そして持参したモップで中村祥之・ファーストオンステージ代表を襲撃! アン・ジョー司令長官も中村代表を足蹴にしながら「アチチはいないんデスカ?」と大谷を探す。するとそこに騒ぎを聞きつけた大谷が登場、「人様の会社で何やってんだ!」と、アン・ジョー司令長官に詰め寄る。そんな大谷を島田二等兵は後ろからモップで殴りつけ、続けてアン・ジョー司令長官が強烈なヒザ蹴り。そして近くにあったイスに大谷をテープでぐるぐる巻きにして、身動きが取れない状態にした。
 そこで島田二等兵が、今日の襲撃の意図について語りだす。「わざわざこんなチンケな事務所に来たのには理由があるんだ。7月29日から始まる火祭りに、俺を高田モンスター軍代表として出せ!」と、火祭り参戦をぶち明けたのだ。この発言に大谷は激怒、「駄目だ! キサマだけは絶対に駄目だ!」と怒りをぶちまける。となりでそれを聞いていたアン・ジョー司令長官が「こうなったら実力行使デス!」と、ぐったりした中村代表を無理矢理起こすと、汚れたモップを手にした島田二等兵が「お前の得意技の顔面ウォッシュだ!」と、モップを中村代表の顔面にグリグリと押し付ける! 「やめろっー!」と叫ぶ大谷だが、身動きを取れないため何も出来ない。それをいいことに島田二等兵は、あろうことか中村代表の口にモップを突っ込もうとするなどやりたい放題。「これでも火祭りには出さないつもりか!?」と島田二等兵。すると大谷は「だったら『ハッスル10』で俺と戦え!」と、島田二等兵にハッスルでの一騎打ちを持ちかける。これを聞いた島田二等兵は「言ったな? よし、じゃあ『ハッスル10』でお前を血祭りにあげて、火祭りに参戦だ」とニヤリ。『ハッスル10』のポスターを胸に貼り付け、「お前は酒好きだから、サンドイッチ看板でもやって福岡の中洲で働いて来い」と言い残し、事務所を後にした。

 事務所を出ても島田二等兵の興奮は収まらない。「『ハッスル10』で俺とアイツの一騎打ちが正式に決まったぞ。大谷に勝って俺も火祭り参戦だ! 火祭りに優勝して男祭り参戦、つまり『Road to 男祭り』。そして火祭りに勝ったあかつきに、また参謀長に戻してもらいますよ!」と、意気込む島田二等兵。
 それを聞いたアン・ジョー司令長官は「本当に勝てると思っているんデスカ? 誰も勝つと思ってナイデス。ユーの試合はしょっぱいデス」と同じモンスター軍とは思えないネガティブなコメント。しかし「何言ってるんですか? 僕は坂田に勝って、中村カントクにも勝って2連勝中、ハッスル無敗なんですよ」と、島田二等兵は強気な態度を崩さない。そんな島田二等兵を見てアン・ジョー司令長官は「ユーの覚悟を知りたかったんデス。その言葉を聞いて安心しまシタ。早速今から特訓デス!」と、大谷戦に燃える島田二等兵を連れて、事務所から去っていった。
 一方、事務所に残された怒り心頭の大谷は「素直に言わせてもらって、島田という人間に『火祭り』という言葉を発して欲しくない。興奮していたので一騎打ちをすることになってしまったが、向こうは卑怯な手を使うだろうし、1対1に対決にはなるとは正直思わない。どんな試合形式になるか分からないけど、ここ何年か溜まってきたものをすべて島田にぶつける」とコメント。決して声を荒げることなく淡々と語る姿は、まるで嵐の前の静けさ、噴火寸前の火山のようだった。
 大谷の言葉通り、島田二等兵&高田モンスター軍が正々堂々、大谷との一騎打ちに臨む可能性は限りなく低い。しかしいつも明るく熱い“ハッスルあちち”大谷が、ここまで真剣に怒りを露にしたのも初めて。果たしてこの遺恨試合、どんな結末を迎えるのか…

関連人物:アン・ジョー司令長官“ハッスルあちち”大谷晋二郎島田工作員中村カントク
関連大会:ハッスル10
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