ハッスル通信

ハッスル10でM字ビターンマッチ査定試合!
川田、インリン様とのプロレスシングルマッチ実現なるか!?

2005年6月23日

都内・ホテルで世界最強虫王決定戦シリーズ「カブト王VSクワガタ王〜誇り高き戦士達〜」DVD発売記念記者会見が行われた。会見には同DVDでゲスト解説を務める“ハッスルK”川田利明も出席。しかしインリン様の乱入により、会見は思わぬ方向に…

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いつもの『ハッスルK』Tシャツではなく、『俺だけの虫王』Tシャツを着て、会見に出席した川田は「DVDを見ましたけど、ヘラクレスは本当に強い。あれなら高田モンスター軍くらい軽く倒せると思いました。ぜひ7月のタッグパートナーとしてヘラクレスを連れて行きたい」と、虫王DVDについて熱く語る。するとこの川田発言に噛み付いたのが、伊神・虫王GM。「ヘラクレスは7月にパラワンオオヒラタクワガタとの防衛戦を控えているので、連れて行けるわけないでしょう!」と、隣に座った川田を鋭く睨みつける。この発言に川田もカチンと来たのか、カブトムシ・ハッスルコーカサスを前に差し出し「だったらこのハッスルコーカサスがパラワンに勝ったら、ヘラクレスを連れて行く」と伊神GMに歩み寄る。もちろん伊神GMは普通の一般人。笹原GMのようにプロレスラーには慣れてないはずなのだが、自分のイベントの選手を守るのは、プロレスラーも虫も同じ。何と伊神GMは「そんな一方的な条件、飲めるわけないでしょう!」と、イスから立ち上がり、川田に掴みかかろうとする。伊神GMの隣に座っていたホルモンせきね・虫王審判部長が慌てて止めに入り、乱闘にこそならなかったものの、二人の怒りは収まらない。そこで急遽、二人の代理勝負としてハッスルコーカサスVSパラワンオオヒラタの一戦が始まった!
 会見上のテーブルに置かれたクヌギのリング上でにらみ合う二匹の昆虫。体格で劣るパラワンだったが、自分のハサミでコーカサスの体を持ち上げて、リングの外へ押し出そうとする。二匹の体がギシギシと音を立てる激しい攻防が続いたが、試合途中から足を止めて、互いに牽制しあう精神戦が続く。大の大人4人が固唾を飲んで、昆虫の戦いに見入っているその時! 川田とのM字ビターンマッチを熱望するインリン様が会場に乱入してきた!
 「トゥデイは何の会見デスカ?」とアン・ジョー指令長官。すると虫王の看板を見つけた島田二等兵が「そんなDVD売れるわけないだろう!」と早速いちゃもんを付ける。さらに「Fカップのギャルが砂浜でファイトするようなDVD作らないと売れねえよ!」「ボン・キュッ・ボンがたくさん出てくるDVDを作りマショウ!」と、悪ノリを始める二人。結局、見かねたインリン様に鞭で叩かれて、「はしゃぐな島田・アン!」と怒られるのであった。

 目当ての川田を見つけたインリン様は「ハッスルK、いつまで逃げてるつもりなの!」と、M字ビターンマッチを拒否し続ける川田に、改めてM字ビターンマッチを要求する。しかし川田は「いつでも試合は受けてやるよ。ただな、俺はプロレスラーだ。プロレスしかやらないんだよ」の一点張り。あくまでM字ビターンマッチは受けないつもりだ。するとインリン様が「そんなに逃げ回るなら、プロレスでやってあげてもよろしくってよ」と、思いもよらない発言。いくら“キャプテン・ハッスル”小川直也からハッスル7でフォールを奪ったインリン様とは言え、小川と双璧をなすハッスル軍の主力・川田とのプロレスルールによる一騎打ちはリスクが大きい。そこでインリン様が持ちかけたのが、7・13『ハッスル10』福岡大会でのM字ビターンマッチ査定試合だ。
 その内容は、インリン様が連れてきた昆虫モンスター、ブルーノ・ヘラクレス&キング・ギラファと川田がハッスル10で対戦。川田がこの二人を倒せば、7・15『ハッスル11』大阪大会でインリン様とプロレスルールによるシングルマッチを行い、川田が敗れればハッスル11のインリン様との対戦はM字ビターンマッチになるというもの。
 「これで条件は一緒でしょ? 私の二人のモンスターに勝てば、プロレスルールで戦ってあげるわ」とインリン様は川田に回答を迫る。思ってもみない展開になるも、「絶対にプロレスルールでやるんだろうな、インリン!」とそれを承諾した川田。そして席を立つと、インリン様と激しい睨み合いを繰り広げる。
 「インリン様、汚れます」と島田二等兵が二人を分け、何とかその場は収集がついたものの、もう二人は一触即発。相変わらずだらしがない“イン犬”石狩を置き去りにして、会場を後にした。

 川田がいなくなり、会見場を占拠したインリン様は「下々の諸君、私のM字ビターンが見たいなら、川田の負けを期待しなさい」と、マスコミ陣にアピールし会見場を去っていった。
 インリン様とのプロレス一騎打ちを目論む川田にとって、ハッスル10での査定試合はこの上ないチャンス。しかしインリン様が何の策も持たずに、こんなリスキーなことをするわけはないし、二人の昆虫モンスターも気になる。果たして川田VSインリン様のプロレスルールワンマッチは実現するのか?

●今日の石狩
 川田の付き添いで会見に出席した石狩は、全く会見には関係ないにも関わらず、堂々とイスに座るなど相変わらず勘違いぶり。さらにインリン様が登場すると、真っ先に「インリン様っー!」と叫び、川田とインリン様が睨み合うときもインリン様の胸元をちら見。挙句の果てには、インリン様に「イン犬! お前はどっちの味方なの?」と聞かれて、「インリン様です」と即答するなど、師匠・川田に怒りのストンピングをくらうのであった。さらにインリン様にヒールで踏まれると、とても書けないような卑猥な言葉を連発した…

●世界最強虫王決定戦シリーズとは?
 99年の昆虫輸入解禁を受けて、世界中の様々な虫たちを戦わせるという、“虫の異種格闘技戦”の模様を収めたDVDが世界最強虫王決定戦シリーズだ。過去の作品ではムカデやさそりといった毒虫も参戦。第2弾『巨大カブトVS巨大クワガタ勇者伝説』では、【歩く幻】ブルーヘラクレスや、約十六センチの体長を誇る【無敵の皇帝】ヘラクレス・オキシデンタリスなど超大物が参戦を果たした。第5弾となった今作品では、世界最強虫王決定戦で最も熱い戦いをするカブトムシVSクワガタムシの王者対決という黄金カードがラインナップされた。なお第2弾では、芸能界のクワガタ王・寺門ジモンがゲスト解説を務めている。
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