核心インタビュー
安田忠夫とは何者なのか？（前編）
2005年7月8日遂にハッスル初登場となった安田忠夫。昨年のハッスル現象で長者番付スポーツ部門で第7位（プロレス＆格闘技関係ではダントツ1位）に食い込んだ“キャプテン・ハッスル”“納税王”小川直也と対戦するのは、ギャンブルでつくった借金で押しつぶされそうになっている“借金王”安田忠夫＿＿。この両者が必然とも言えるタイミングでぶつかることになった。お金にはうるさい上に、闘いには独自の哲学を持つ2人。高田総統が「1億出そう」とまで言って実現させた理由とは……!? ここでは、ハッスルで久々の試合に挑む安田忠夫に焦点を当ててみたい。
――新日本プロレスを1月に辞めてから、しばらく全く音沙汰がなかったんですけど、それまで安田さんは何をやっていたんですか？
安田 まあ、去年の9月ぐらいから仕事はしてなかったからねぇ。お給料だけもらって遊んでましたよ。
――いい会社ですねぇ（笑）。遊んでたというのは、ギャンブルしてたと解釈してもいいんですか？
安田 他にすることないじゃん（キッパリ）。
――2001年の大みそかの試合で、安田さんがジェロム・レ・バンナに勝って、娘さんとリング上で抱き合うという感動の場面をお茶の間で見た人の中には、あれから安田さんはギャンブルと縁を切って更正したと思ってる人も多いはずですよ。
安田 自分でも更正しようと思ったんだけどね……まあ、キャラクターが許してくれなかったんだよな。
――キャラクターが！ 自分の性格じゃなくて、キャラクターのせいだ、と（笑）。
安田 うるせえな！ そうだよ、性格だよ！ 性格！（怒）。
――今回、ハッスル参戦を決意されたのも「そろそろ金もなくなったし働こう！」ということなんですか？
安田 まあ、そんなところだね。
――久々のリング復帰ですけど、ハッスルを選んだ理由は何なんですか？
安田 いちばんおいしいでしょ。「1億円出す」って言ってんだからね。
――さすがにお金の匂いには敏感ですね（笑）。
安田 （急にかしこまって）小川さんにはいつもチャンスをもらって、非常に感謝してます。ただ、試合は別だよ。
――先ほど話に出てきたジェロム・レ・バンナとの試合も、小川さんがその大会の出場オファーを蹴ったから急遽決まったんですよね。安田さんにとって、小川さんは足は向けて寝られない存在じゃないんですか？
安田 足は向けて寝るよ、そこまで世話になってないもん。
――なるほど。
安田 金でも貸してくれりゃ話は別だけど（笑）。小川君が勝手に逃げただけだからね。
――それから小川さんは「チキン」「銭ゲバ」と呼ばれることになったわけです。
安田 自業自得だろ。ただ、小川君とはそういう不思議な巡り合わせだからね。感謝してる部分もないわけじゃないけど、試合は別だよ（ニヤリ）。
――もともと、おふたりの因縁は2000年の大みそかに行われた初対決にまでさかのぼることができるんですが……。
安田 さかのぼるなよ。あの頃の俺とは、もう違うし。
――あの頃より、いまの方が切羽詰まった状況だ、と。
安田 そうそう（笑）。あの頃も切羽詰まってたけどさ。いまほどじゃないからねぇ。モチベーションも上がってるよぉ！
――安田さんは追い込まれると力を発揮するタイプなんですかね。
安田 そうだな。もう、これ以上落ちるところがないから。土俵際まで行かないと踏ん張れねえんだ。地獄に片足を突っ込んでるかもしれないよ。
――いままでの人生でいちばん追いつめられてるわけですか？
安田 いやいや、もう1億はもらったようなもんだから。別に追い込まれてなんかいないよ。地獄からは這い上がったよ。もう1億もらったつもりだからね。この賞金マッチが組まれた時点で俺のもんだよ。違うか？
――でも、試合に勝たないと賞金はもらえない……。
安田 （さえぎって）あとは福岡に1億を取りに行くだけだよ。銀行預金をおろしにいくような感覚だな。
――じゃあ、1億争奪マッチが決まってからは、ギャンブルでかけるお金も大きくなったんじゃないですか？
安田 いや、そうでもない。いまは金がないんだよな。早く13日にならねえかなぁ。
――ちなみに最近の馬券の調子はいかがですか？
安田 ……残念ながら先週も負けました。あのときワイドで買えばよかったんだょなぁ（と、ぶつぶつ言いながら腕組み）。まあ、俺らしくていいんじゃないの？ だいたい大きな試合で勝つ前は、競馬で負けることが多いからね。
――いい兆候だ、と（笑）。
安田 そうだね。早く試合当日にならないかなぁ～。【2005年6月28日に収録】
安田 まあ、去年の9月ぐらいから仕事はしてなかったからねぇ。お給料だけもらって遊んでましたよ。
――いい会社ですねぇ（笑）。遊んでたというのは、ギャンブルしてたと解釈してもいいんですか？
安田 他にすることないじゃん（キッパリ）。
――2001年の大みそかの試合で、安田さんがジェロム・レ・バンナに勝って、娘さんとリング上で抱き合うという感動の場面をお茶の間で見た人の中には、あれから安田さんはギャンブルと縁を切って更正したと思ってる人も多いはずですよ。
安田 自分でも更正しようと思ったんだけどね……まあ、キャラクターが許してくれなかったんだよな。
――キャラクターが！ 自分の性格じゃなくて、キャラクターのせいだ、と（笑）。
安田 うるせえな！ そうだよ、性格だよ！ 性格！（怒）。
――今回、ハッスル参戦を決意されたのも「そろそろ金もなくなったし働こう！」ということなんですか？
安田 まあ、そんなところだね。
――久々のリング復帰ですけど、ハッスルを選んだ理由は何なんですか？
安田 いちばんおいしいでしょ。「1億円出す」って言ってんだからね。
――さすがにお金の匂いには敏感ですね（笑）。
安田 （急にかしこまって）小川さんにはいつもチャンスをもらって、非常に感謝してます。ただ、試合は別だよ。
――先ほど話に出てきたジェロム・レ・バンナとの試合も、小川さんがその大会の出場オファーを蹴ったから急遽決まったんですよね。安田さんにとって、小川さんは足は向けて寝られない存在じゃないんですか？
安田 足は向けて寝るよ、そこまで世話になってないもん。
――なるほど。
安田 金でも貸してくれりゃ話は別だけど（笑）。小川君が勝手に逃げただけだからね。
――それから小川さんは「チキン」「銭ゲバ」と呼ばれることになったわけです。
安田 自業自得だろ。ただ、小川君とはそういう不思議な巡り合わせだからね。感謝してる部分もないわけじゃないけど、試合は別だよ（ニヤリ）。
――もともと、おふたりの因縁は2000年の大みそかに行われた初対決にまでさかのぼることができるんですが……。
安田 さかのぼるなよ。あの頃の俺とは、もう違うし。
――あの頃より、いまの方が切羽詰まった状況だ、と。
安田 そうそう（笑）。あの頃も切羽詰まってたけどさ。いまほどじゃないからねぇ。モチベーションも上がってるよぉ！
――安田さんは追い込まれると力を発揮するタイプなんですかね。
安田 そうだな。もう、これ以上落ちるところがないから。土俵際まで行かないと踏ん張れねえんだ。地獄に片足を突っ込んでるかもしれないよ。
――いままでの人生でいちばん追いつめられてるわけですか？
安田 いやいや、もう1億はもらったようなもんだから。別に追い込まれてなんかいないよ。地獄からは這い上がったよ。もう1億もらったつもりだからね。この賞金マッチが組まれた時点で俺のもんだよ。違うか？
――でも、試合に勝たないと賞金はもらえない……。
安田 （さえぎって）あとは福岡に1億を取りに行くだけだよ。銀行預金をおろしにいくような感覚だな。
――じゃあ、1億争奪マッチが決まってからは、ギャンブルでかけるお金も大きくなったんじゃないですか？
安田 いや、そうでもない。いまは金がないんだよな。早く13日にならねえかなぁ。
――ちなみに最近の馬券の調子はいかがですか？
安田 ……残念ながら先週も負けました。あのときワイドで買えばよかったんだょなぁ（と、ぶつぶつ言いながら腕組み）。まあ、俺らしくていいんじゃないの？ だいたい大きな試合で勝つ前は、競馬で負けることが多いからね。
――いい兆候だ、と（笑）。
安田 そうだね。早く試合当日にならないかなぁ～。【2005年6月28日に収録】
関連人物：小川直也、安田忠夫
関連大会：ハッスル10
関連ニュース：ハッスル10＆ハッスル11対戦カード発表 Ericaが結成した美女軍団が初お目見え GMに暴行を働いた坂田に試合� ･･･
関連ニュース：小川VS安田戦の賞金が1千万から1億に！？ 小川「一億もらって、次は高田総統の首だ！」
関連ニュース：また高田の野郎が勝手に賞金マッチとかふいてるみたいだけど、なんでそんなもん受けなきゃいけないの？俺が ･･･
関連ニュース：プロレス界の借金王VSプロレス界の納税王が激突か！？ ハッスル10で安田忠夫VS小川直也の1,000万円賞金マッ ･･･