ハッスル通信

ハッスルイメージガール2名はモンスター軍ファン!?
安田が乱入、『ハッスル12』でHHH選手権に挑戦決定

2005年9月4日

 9月4日(日)東京・青山のDSE事務所にて記者会見が行われ、厳正なる審査の末に決定したハッスルイメージガール2名がお披露目された。二人共なぜか高田モンスター軍のファンだと公言。そこへ安田忠夫が現れ、笹原GMにHHH選手権への挑戦を要求した!

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 先般より募集していた“ハッスルイメージガール”がついに決定! その初お披露目が行われた。キャッホー!
 笹原GMは「本日はお忙しい中、ハッスル記者会見にお越しいただきありがとうございます。私がハッスルGMの、“GMの笹原”でございます」と、ことさらGMである事を強調! 「じゃあ、呼んで」と岸本2代目PRに命じたが、「私がぁ? 今ですか?」と不満そう。チッと舌打ちしながら、明らかに不機嫌そうな表情でイメージガールの二人を呼び込む岸本PRであった。
 登場したのは、グラビアアイドルとして活躍中の伊藤あいちゃんと元木あきちゃん。思わず目元がほころぶ笹原GMは、「はい、可愛いですねぇ」と思わず本音がポロリ。
「初代ハッスルガールに選ばれた伊藤あいです。特技は韓国語とマッサージとフットサルです。フットサルで鍛えた美脚で頑張りたいと思います」と自己紹介した伊藤あいちゃんは、1981年10月28日生まれの24歳。身長155cm、スリーサイズは『B88、W57、H85』である。
「好きなハッスルレスラーは高田総統です。なのでモンスター軍をひいきしちゃおうかなって思っています。私たちがハッスルガールになったからには、セクシーさだけじゃなく元気いっぱいハッスルを盛り上げていきますので、みなさんぜひぜひ会場に来て下さい。よろしくお願いしまーす!」と元気な挨拶。
「はい、素晴らしいですね」とデレデレの笹原GM!
 続いて、元木あきちゃんの自己紹介。「初代ハッスルガールに選ばれました元木あいです。趣味はスキーと水泳、料理、着付け、英会話が出来ます。普段はハーレーを乗り回している、まさにハッスルガールです」。元木あきちゃんは1985年2月9日生まれの20歳。身長167cm、スリーサイズは『B91、W58、H89』だ。
「好きなハッスルレスラーは、やっぱりキャプテン小川直也さんです」と言いながらも、「でも実際のところは憧れのインリン様がいるので、モンスター軍ひいきになってしまうかも」と、なぜか二人とも高田モンスター軍寄り?
「私がハッスルガールに選ばれたからには、インリン様に負けないようによりセクシーにハッスルを盛り上げていこうと思っています。みなさん、応援してください。よろしくお願いしまーす」とあきちゃん。

「いやぁ、素晴らしいですねぇ。それじゃあ、可愛いお二人の写真撮影を」と、ハッスルガールよりもハッスルしている笹原GM。その光景を眺める岸本PRの表情はますます険しくなっていくのであった。
 するとそこへ、「おうっ!」といきなり安田忠夫が登場! 脅えるハッスルガールの二人。しかし、そんな事はお構いなしに「どうも! この度、ハッスルガールをやらせていただきます安田忠夫です。よろしくお願いします。好きなギャンブルは“馬”でーす。これからも私がハッスルを盛り上げていきたいと思いますんで、よろしくお願いしまーす」と、おやじギャグをとばす安田。
「何をやってるんですか?」と、すっかり笑顔が消えてしまった笹原GMの問いかけに、「GM! 俺、何でもやるからさ。仕事くんない? 水着でも何でも着るからさ」と仕事をせびりに来た事を明かした。
 だが、笹原GMは毅然とした態度で「けっこうです。良識のない方はハッスルには必要ありません。こんな事をしていると、ハッスルへの出場は永久に停止しますよ」とピシャリ。
 これを聞いた安田は逆ギレだ。「出場停止? おいGM! あんた俺にそんな事が言えるのか。あんたには貸しがあるんだ。貸しだぞ、貸し!」
 世紀の借金王に借りがあるとは? 怪訝そうな表情の笹原GMに安田が続ける。
「あんたがよ、1億円マッチって言うから試合したのによ、1億モンスタードルって詐欺だろ詐欺! 高田は1億としか言ってないけど、お前は1億円って言ったんだぞ!」と、痛いところをつく安田。しどろもどろになってしまう、情けない笹原GM! 「出るとこ出ようか、おいっ! 債務弁護士だったら、知り合いが山ほどいるんだからな」と自分の所業は棚に上げて、強気な安田である。
「選挙前なのに、イメージが悪くなってもいいのか?」と脅されると、笹原GMは「分かりました。さっきの出場停止は取り消します」と途端に弱気になってしまった。
「そんな事よりも、何しに来たんですか」と笹原GMが問いかけると、安田の口からは思わぬ要求が飛び出した。

「棒があったろ、金の棒。あれが欲しいからよ、名古屋で試合させろよ。俺のもんにするからよ」と、田中将斗の保持するHHH選手権への挑戦を要求したのである。
「はい、分かりました。次の『ハッスル12』でHHH選手権、安田忠夫選手の挑戦を認めます」と、あっさり決めてしまった笹原GM。人間、弱みを握られるとこんなに素直になってしまうのか…。またしてもハッスル軍から非難を浴びそうだ。
「あれって純金だよな? 高いのか?」という安田に、「時価にしたら相当なもんです。安田さん、それよりもあれを売ろうなんて思っているんじゃないでしょうね? やめてくださいよ!」と釘を刺す笹原GM。
 安田は「大丈夫だよ。俺はハッスル軍とかモンスター軍とか関係ないからよ。全てカネ、金、カネだけだからよ」と答えるが、怪しいものだ。この男にゴールデンロットを渡したが最後、絶対に売り払うに違いない。HHH選手権、大ピンチである。
 挑戦が受理されてご機嫌の安田は、「今日はよ、可愛いハッスルガールに免じてあれだけやって帰るよ」と、ハッスルガールを無理やり隣に並ばせると「借金返済、頑張るぞ! スリー・ツー・ワン、ハッスル! ハッスル!!」とハッスルポーズを決め、「おっといけね、今日は競艇の優勝戦があるので皆さん、じゃあ」と嵐のように立ち去っていった。
 話はまだ続く。「以上をもちまして、本日の会見を終了させていただきます。ありがとうございました」とペコッと頭を下げて勝手に締めてしまったハッスルガールたちに、仕事を奪われた岸本PRは最後まで不機嫌そうに、「失礼します」と苦虫を噛み潰した表情で会見場を後にした。

関連人物:安田忠夫
関連大会:ハッスル12