ハッスル通信

TAJIRI&KUSHIDAがメキシコから帰国
明日の後楽園大会に向けて怪気炎!!

2007年3月14日

 3月14日(水)東京・竹芝のPRIDE道場にて、明日後楽園ホールで開催される『KYORAKU presents ハッスル・ハウスvol.22』の直前会見が行われた。会見にはメキシコから帰国したばかりのTAJIRIとKUSHIDAが出席し、高田総統買収後初めてとなる興行に向けて意気込みを語った。

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 メキシコでの武者修行を終え、帰国したばかりのTAJIRIとKUSHIDA。現地では、3月上旬に開催された闘龍門の自主興行や、WWEで活躍するスペル・クレイジーがプロモートする大会に出場し、TAJIRIが3試合、KUSHIDAは2試合をこなした。
「日本と違いメキシコの会場には、家族連れが多くリアクションが凄かったです。純粋な環境でやれたことは凄く勉強になった」と振り返ったKUSHIDA。
 その他にも、街中で歩いていたことで新たに学んだことも。路上で生活している子供たちやタコス屋で働いているオヤジの姿を見て、「人生に対して前向きに生きようとする生命力に触れてきた」と感想を語る。
 このメキシコ情勢を現状のハッスルと一致していると捕らえたTAJIRI。
「DSEから高田総統がハッスルを買収した中で、苦しくもがいている僕らにそっくりだなと。けれどもこうやって明るく楽しく生きていれば、道は開けるなと感じました。メキシコに行ったことでハッスル軍の生き残りメンバーは今後どうすればいいかを学べました」

 明日の後楽園大会では、練習パートナーでもある\(^o^)/チエとシングルマッチが決定しているKUSHIDA。どうして仲間同士で闘わないといけないのか疑問が残るが、「2人とも生き残れるような秘策を考えました」と意味深なコメントを残す。その具体的な内容は明かしてもらえなかったが、コードネームは「ミッション・ラティーノ」とのこと。※ラティーノとは(米国在住の)ラテンアメリカ人の意。変態TAJIRIの弟子が考えるていることだけに、明日のリングで何が起こるのか目が離せそうにない。

 一方のTAJIRIは、アン・ジョー司令長官&“モンスターK'”佐藤耕平&ジャイアント・バボと1対3のハンディキャップマッチで対決する。「3人まとめて一気に倒せるチャンス」と、前向きな考えを示すTAJIRIに一切不安は感じられない。アン・ジョー司令長官以外の2人は独活(うど)の大木同然だ。「司令塔が崩れれば、下っ端はもろくも崩れる。キーポイントはアン・ジョー司令長官をどう攻略するかにかかっている」と、一点集中で攻撃する構えを見せた。