ハッスル通信

ハッスル2レスラー続々来日!

2004年3月4日

ガファリが肉体改造、ハッスル・マッスルで登場!? コールマン&ランデルマンは「橋本の肩粉砕」予告


小川から初めてピンフォールを奪った男、ガファリが吼えた。「3・7ハッスル2で小川を倒すために、新必殺技“Wレッグ”を用意してきた。8月からトレーニングをやってきたから、いい感じにシェイプできている。グッドシェイプだ」と、見た目には対して変わらない太鼓腹を揺すりながら不敵な笑みを浮かべる。

そもそも、ガファリの強さはその体重にある。オーバー300パウンド王者を手にしたこともあり、岩のように固く雲のように軽やかな肉体こそがガファリの凶器。それをシェイプしてきたって? おそらく、ガファリの中ではベストなコンディションを作り上げてきたという意味なのだろう。

しかし、ガファリはそんな記者の解釈を吹き飛ばすかのように、「ハッスル・マッスルで登場だ! モンスター軍の一員として、小川をぶっ潰してやる!」と、あくまでも自分はビルドアップしてきたことを強調。新必殺技Wレッグの正体も含め、全ては3・7のリング上で明らかになるが、本当に肉体改造されていたら、それこそ驚きだ。

モンスター軍の高田総統は、小川に負けたモンスター・ジョーを即追放処分にするなどの非情さを見せつけている。もし、ガファリが小川に無様な負け方を喫すれば、すぐに追放処分にするだろう。そのため、ガファリも必死になって打倒・小川に乗り出してきている。過去のフォール勝ちの実績もあり、小川のことは抗争を通して知り尽くしていることから、小川にとってガファリは最も嫌な相手となるに違いない。
一方、橋本&川田組と対戦するコールマンとランデルマンの師弟コンビは、「橋本の肩のケガなんて嘘だ!」を連発。2・29両国での長州力戦で古傷が再発し、ハッスル出場さえ危ぶまれた橋本の重症を「あれは俺たちをだますために言っているだけだ」と全く信じていない様子である。

スポーツマンとしての同情を誘うどころか、逆に2人の怒りを増大させる結果となってしまった。何度も「嘘だ」を連発した後、2人は「例え本当だったとしても、また(肩を)ぶっ壊してやるぜ!」と橋本の右肩に集中攻撃を仕掛ける構え。これは橋本が危険な状況になってきた。

橋本とタッグを組む川田陣営は、「川田1人で2人を相手にする」と言い放ったが、どうやらハンマーハウス軍の狙いは橋本に絞られたようだ。選手生命の危機すら叫ばれる肩の負傷なのに、尋常ではないパワーの持ち主である2人に集中攻撃を受けたとしたら…それこそ粉砕され、橋本の選手生命が絶たれるかもしれない! 急造コンビであり、足取りもバラバラである橋本&川田組と、息もぴったりの師弟コンビというハンディもあり、OH砲は窮地に立たされた。

ザ・プレデターとの“超獣VS猛牛”対決に臨むダン・ボビッシュも、3人の鼻息の荒さに影響されたか、やはり自信満々。「ヤツのチェーンを奪って、俺がそのチェーンで攻撃してやる!」と、掟破りのチェーン攻撃に出ることを明らかにし、「最後は俺のパワーボムでヤツはマットに沈むだろうよ」とフィニッシュまで予告する自信家ぶりを見せつけた。

関連人物:ケビン・ランデルマンダン・ボビッシュマット・ガファリマーク・コールマン
関連大会:ハッスル2
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